最も理想的な王様とは、
民衆はその存在を知っているだけなのに、
なぜか尊敬される王様のことなのです。
王様の見えない徳が、
国家と民衆を幸福に導いています。
この次に良い王様とは、
民衆が王様がした仕事の内容を知っており、
民衆からほめられるような王様です。
その次の王様とは、
民衆を刑罰で縛るために
怖がられるような王様のことです。
下の王様とは、
民衆から陰で罵倒されているような王様です。
王様に正しい信仰がなければ、
民衆から信仰されない王様となるのです。
だから理想的な王様とは、
ただ黙って存在しているだけで、
なぜか国家が順調に発展して、
それは王様のお蔭ではなくて
民衆が頑張ったお蔭だと、
庶民が花を持たされている
形になるのです。
この老子の言葉を読んで、
最初に浮かんだのは
日本の天皇陛下のことでした。
まさに老子が理想とする君主に、
日本の天皇陛下は近いのです。
しかし終戦後から
「開かれた皇室」という言葉が、
皇室内外からも出始めました。
老子の考えでは、
開かれた皇室では、
だんだんと衰退することになるようです。
開かれた皇室で本当に良いのか?
という考えがあってもよい
のではないでしょうか。
今の日本の皇室は、
二番目の
「民衆が王様がした仕事の内容を知っており、
民衆からほめられるような王様」、
この段階かも知れませんね。
民衆からの視線を過剰に意識して、
皇室の本来の仕事である神事よりも、
政治家の代行業務が
優先されてはいないのでしょうか。
老子の視点には、
二番目が政治におけるポピュリズム
(真実よりも風評を優先する愚行)への
戒めも含んでいると感じます。
そして、
最後に民衆に花を持たせる形にする
というたとえには、
老子の視点の奥深さに敬服します。
さらには、
上に立つ者には、
「信」=信用・信頼・信仰⋯⋯が
最も重要だと教えてくれています。
やはり目に見えない幸運は、
「信」から「来る」のです。
「柔訳 老子の言葉 写真集」
著:谷川 太一より抜粋転載
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お客様の声
君津本店
●学校の書道部のイベントで使って
いた帯がさっぱりときれいになって
喜ばれていました。
伊勢丹新宿メンズ館店
★30代・女性
白いシルクサテンの靴の汚れが
取れていて「落ちると思っていなか
ったので嬉しいです」とニコニコ顔
でお持ち帰りになられました。
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今日は法子さん7回目のご生誕の日
7年前の今日、
法子さんは大動脈解離で倒れました。
そして社長の幸雄さんは、
17年前に脳梗塞で倒れました。
僕は12年前、
やはり軽い脳梗塞で倒れ、
それから12年間かあ・・
君津中央病院に通って薬を飲み続けています。
54歳の時、その時からタバコを止めたんだね。
50歳を過ぎれば
大なり小なりいろんなことがありましたが、
ここまで支え合い助け合っての今があります。
どこまで頑張れるかわかりませんが、
与えられた「いのち」を全うできるよう
少しでも感謝と謙虚な人生を生きていきたいと
強く思えるようになりました。
生かしていただいてありがとうございます。
ダウンは多いいですね。スゴイ勢いで入ってきます。
アットリーニやベルベストも多い。
スーツもとにかく指定ブランドがいっぱいです。
伊勢丹分が終わってこれから全国宅配分の見積もりです。
有料保管が多いです。
この後、ちょっと抜け出して法子さんの好きな「わらび餅」を
買って来ます。