天は永遠であり、
大地も永遠です。
天地が永遠であるのは、
自分の意志で永遠であろうとは
思わないからです。
これが、
長く物事が継続する秘密なのです。
だから真理(道)を知った聖人は、
自分のことを他者のために
後回しにしていても、
自然と周囲の人たちが
聖人を押し出して先頭に立たせます。
また、聖人が遠慮をして
他の人たちの輪の外側にいても、
周囲の人たちが自然と聖人を
取り囲んで、
輪の中心に置きます。
これは聖人が、
無私無欲だからこそ
自然とそう「なる」のです。
これは人が、
物事を自然と達成するための
秘訣なのです。
これは、
老子がカンナガラ(自然体)の
極意について
説明したものです。
実は、世の中で成功する人間は、
「自分は世の中で成功したい!」
とは"初めから"思わないのです。
普通の人間は、この時点ですでに
間違っています。
老子は、そうではなくて、
無私無欲で
「世の中に貢献したい!」と思う人間が、
自然と周囲に導かれて
成功への階段を上ると言います。
結果的には、
これが早道なのだとも言っています。
しかし、
「無欲で物事に挑戦しなさい」とは、
自分の自我(ワレヨシの思い)が
邪魔をして、
現代人には非常に難しいテーマです。
私たちは「挑戦する前から」
結果を望んでいます。
先に結果を考えています。
このような
思い(自我)が強い人間ほど、
未来を気にしたり、
占いなどを好んだりします。
老子は、
「それがオカシイのだ」と言っています。
挑戦する前から結果を置く不自然さ、
今の目の前の物事を捨てて
空白の未来を見ていては、
失敗するのが当然だという
意味なのです。
人間は、
その「過程」を大切にしていれば、
結果は自然と良いモノが付いて
くるとも響いてきます。
今日から一日一日の「過程」を
大切にして生きてみましょう。
必ず良い方向に向かいます。
「柔訳 老子の言葉 写真集」
著:谷川 太一より」抜粋転載
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出会いがあれば必ず別れがある。
昨日の夜、
副住職の潤聖から
前仏教婦人会の会長の溝口さんが
亡くなったとの連絡がありました。
溝口のおばちゃんが・・。
僕の同級生のお母さんであり、
ご近所のお店でよくお寺に貢献して
くれたとても気さくなおばちゃん
でした。
少し前におじちゃんが亡くなり、
そして高齢になったといえども
とても親しかった
おばちゃんが亡くなったという
ことは、
しみじみあらゆるもの物事
は移り変わり変化しているのだ、
無常なのだと
実感します。
去る者もあれば、
生まれる者もある。
長女の輝香はこの9月には
出産の予定です、
昨日は夫のしんちゃんと、
私の家内と共に
赤ちゃんの物を
買い物に行ったそうです。
また、
最近入籍した副住職の潤聖の
奥さんも12月には出産の予定
だと聞きました。
お目出たいなあ・・・。
そして反対にとっても寂しい。
出会いがあれば必ず
別れがある。
だからこそ
袖振り合うも多生の縁、
だからこそ順縁、良い縁に育てて
いく努力を意識して
いかなければと、
思います。
溝口のおばちゃんには心から
お念仏申し上げます。
良い思い出をいっぱい
ありがとうございました。
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久々の東京フィルの
午後のコンサート
今日は久々の
東京フィルハーモニー交響楽団の
「午後のコンサート」に行ってきます。
場所は渋谷のオーチャードホール。
今日の内容は
「指揮がビンカス・ズーカーマン」
「ヴァィオリンが三浦文彰」
モーツアルトの
ヴィオリンとヴィオラための
協奏交響曲他。
午後2時からの開演ですから
会社をいつも11時
半には出て行きます。
それまでとにかく
入荷分の見積もりをダッシュ
でやらないといけません。
今日は僕一人ではなく、
松村、今井、及川の
3名と連携を取りながら一気に
見積もりを行っていきます。
伊勢丹分や
全国宅配もドッと入ってくるので、
一人じゃあ絶対に終わりません。
集中して集中して
頑張って、
久々のコンサートには行ってきます。
やっぱり、
緩急がないとね。
お客様の言葉
君津本店
★保管を取りに来るとき
「カレンダーも頂いていいですか?」と、
もう来年のカレンダーの話が出て二人で
大笑いしてしまいました。
「母と私と大ファンなので・・」と、
おっしゃっていました。
ありがとうございます。
伊勢丹新宿メンズ館店
●50代・女性
引き取りのロングコートを見て、
「生き返ったみたいに仕上がってますね」
と大変なお喜びでした。
ありがとうございます。