これが、老子の最後の締めくくりのお言葉です。
はたして第八十章までの内容を、
世の人々がどこまで理解できるのか?と、
老子ご自身も疑問だったと思います。
文中に「善良な人間とは弁解が下手」とありますが、
老子の文章こそは、
最低限の少ない文字列で
宇宙の森羅万象を表現した
非常に奥深いものだと思います。
だから、表面だけを読みましても、
意味がわからずに
「下手な文章」と思われることも
老子は覚悟していたことでしょう。
老子の言葉の全部を読み取りまして
感じましたことは、
文章の文字数にも宇宙の意味を
老子は持たせていたということです。
だから老子の文章を読んでいまして、
私の脳内に数字が浮かび、
その次に数字が音符に変わり、
宇宙の旋律を奏でるような
錯覚を覚えたことが何度かありました。
老子の文章は、
逆から読んでも意味を成すような、
何重もの意味が仕込まれているのを感じます。
まるで数字の魔方陣のような遊び心も、
文章に持たせていると感じました。
そのために文章の表面だけを読みますと、
内容が突然に変わり
飛ぶような印象を持つこともあるでしょう。
老子は、九次元×九次元=八十一章】に
宇宙のすべての起承転結を表現したと感じます。
この章の大切な教えは、
「自分のために」する物事とは、
継続が難しくなり発展性も少ないということです。
「他人のために」する物事は、
大きく成長と発展をして、
多くのモノが逆に与えられることが示唆されています。
経営者ならば、
自分の収入を上げたい場合は、
従業員の給与を先に上げたいという姿勢を持つことが大切です。
勉強するならば、
収入のためだけに勉強するのは途中で苦しくなり、
社会貢献をしたい志を持って
勉強することが勉強の継続性を呼ぶということです。
そして最後に、
「天の道(法則)とは、利益を与える一方であり、
害を与えることがありません」。
つまり、コノ世のすべては、
善いことも悪いことも含めて
成長と利益をもたらすために起こるのだと
老子は言っています。
自分に嫌なことが起こりましても、
それは決してムダではないのです。
何かの昇華作用であったり、新たな成長のために
「自分に起こって(怒って)くれる」ということなのです。
すべては、善一つに向かっていることを示唆しています。
人間が生きるのは短い間です。
同じ生きるならば、
すべてに良い解釈をすることが
最高にお得(徳)なのです。
これは幸運を呼ぶ秘訣となることでしょう。
「柔訳 老子の言葉」
著:谷川 太一より抜粋転載
・・・・・・・・・・・・・・・・・
結果だけではなく、
どういう思いで動いたかが肝要
3月初旬から始まったNCの繁忙期。
本年は1月18日からの大幅値上げと新システムへの
移行期によって、日々いろいろな改善がなされて
いきました。
やはり理屈の世界と現実の世界は違いますので、
どんなに良いことでも現実に直面すると
木っ端みじんに砕かれることもあります。
そういった日々の変化と改善の中で、
常に自分に問いかけているものがあります。
それは、どういう思いでどう敏速に行動て゛
きたか?
スピードは愛。まさしく相手のことや
回りのことを考えたら、まさに自分の動向
や思いの深さを問わなければならない。
そうすると行動して一見上手くいかなかった
ことでも、自分の心の軸がブレてないと
とてもすっきのしていて
後悔かありませんし、
何かしら流れが変わってくものなのです。
さあ、今日も感じたら即動こう。
・・・・・・・・・・・・・・
お客様の声
木更津店
●保管36点入りました。
ハイブラハイ点入りましたのでお骨守して
下さい。
伊勢丹新宿メンズ館店
★本館ショップのお客様からお預かりした
ムートンの汚れがご要望通りに綺麗に落ち
ているのを確認し、とてもショップスタッフ
様が喜んでいらっしゃいました。
阪急メンズ東京店
●40代、女性のお客様は日本橋三越本店から
ウォータークリーニングをご利用下さってい
るお客様でした。
●前回、コートの仕上げ等が良かったので
再度お持ちになられた方が2名いらっしゃ
いました。