「生きることに執着せずに
自然に生きる者のほうが、
生きることに執着する者よりも
より良く生きることができます」
これは色んな物事にも言える真理だと感じます。
「お金に執着する人間ほどお金は逆に逃げるが、
謙虚に生きる人間ほど逆にお金は貯まる」
「結婚することに執着する人間ほど結婚は離れ、
あきらめて自分なりに楽しんで生活している人ほど
逆に結婚の機会に恵まれる」
「子どもが欲しいと執着している間は妊娠せず、
あきらめて生活を楽しみながら
自然に任せている時に逆に妊娠する」
このようなパターンの流れを人間に感じます。
どうして思いとは逆になるのでしょうか?
人間の執着(重い思い)とは、
自分の良さを逆に消す、
自分が持つ可能性を抑える、と感じます。
これは脳科学的にも、
たった一割の執着心が他の九割の無意識の力を制限する、
誘導するのではないかと思います。
運動力学的には、身体に余計な力が入った状態ほど、
良い結果が出ない事実もあります。
達人になるほどに、
余計な力みをいかになくすかを知る人です。
筋肉の緊張と収縮ということを考えましても、
事前に力むほどに能力が発揮されません。
これと同じ原理が、思考や心にも起こると私は感じます。
しかし、ガチガチに執着していた自分の願いが叶った人もいるでしょう。
でも、それは自分が努力したからです。
ただ、執着した上で叶った物事は、
その後の結果が良くないことが多いのです。
真逆(魔逆)になることがあります。
やはり執着しますと、
自分の冷静さを欠いていることがあるので注意が必要です。
それに、もし自分が執着していなければ、
もっと早く自分の願いが叶っていたかも知れません。
このようなコノ世の流れの仕組みを考えますと、
(1)あまり考え込まないこと。
(2)明るく、あきらめること。
(3)自然な流れに任せること。
このような心境を自分なりに心がけること、
知識として知っていること、
のほうが人間には最善だと感じます。
ただ、自分の生活の中で
「あまり考え込まないこと」とは、
非常に難しいものです。
大げさに言えば、それは無の境地です。
要は、目の前のするべき仕事に
無心で淡々とあたることが大切なのです。
自分の願いは脳の記憶にすでにあるので
いちいち思わないでも、
この状態で自分の無意識が自分自身にとっての最善へと誘導するのです。
これが、ナントナク(カンナガラ)に進むという状態です。
老子は、このような状態を
「道に生きる」「道に従う」と表現しています。
自分の生活の中で、
前記の三つを意識してみてください。
以前よりも気楽に生活ができる自分に気づけることでしょう。
そして、その生活の中で自分なりに感謝の気持ちを置いていければ、
それは最高の人生なのです。
「柔訳 老子の言葉」
著:谷川 太一より抜粋転載
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一日一日が進化(深化)のための学び
仕事をしていると
毎日違ったことで色んなことが起こります。
その起こった物事を自分り成長の種と
素直に感謝して受け入れるのか
それともとてもふかいな出来事と受け取る
のかでは自分の心身に対して
与えられるものは真逆のものがあります。
自分の心身を守るとは
すべては進化のために起こっている出来事
だということです。
そこが素直に受け入れられれば
誰を責めることでもなく、
ただ成長のチャンスを与え急けている、
改善のチャンスを教えられている、
人生をストップさせてしまうし自分の悪しき
習慣をひっくり返せと学ばされている、
すべては自分の問題であったと
腹を括るしかなくなります。
そりことが本当に腑に劣るまで
あらゆる角度からメッセージがやって
きます。
今日も何が起ころうが
学びのための出来事と素直に感謝して
一歩でも前に進化(深化)していきましょう。
いつもなんとかなります。
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お客様の声
君津本店
★セーター3点のシミ抜きに出されたお客様が
ご夫婦でお取りに来られ顔を見合わせて
「きれいになったね」と喜んでいらっしゃい
ました。とても素敵な瞬間でした。
新宿伊勢丹メンズ館店
●30代、男性
ご自身の真っ白いモンクレールのダウンジ
ャンバーが全体的に大変汚れていて、
水洗いしてご覧になるなり「綺麗ですね。
ビックリしてます」と大喜びでした。