自分の悪い点や欠点に気づけますと、
それを改善することが可能になります。
悪い点に気づけない限りは、
それはそのままです。
人間には色んな悩みが次々と順番に起こるものです。
もし悩みがなければ、
退屈という最高に贅沢な悩みも有り得ます。
これはナゼでしょうか?
人生という有限な期間の中で、
心をシンカ(進化・深化・神化)
させるという目的を持つ魂ほど、
自分自身に対して悩み(課題)を
自分で与えようとすると感じます。
つまり、悩むということは、
悪い点や欠点、
問題に気づいているからこそ悩むわけです
その人間なりの課題を
ナントカしたいと思うのです。
その課題に対して
悩んでいるうちは少しずつでも
その問題に対して対処をしていることになります。
人間の悩みが発生する原因に、
人生時間が有限であることを本能で知っていることが
因子にあると感じます。
もし、時間の概念が消えた世界であれば、
悩みも消えて、成長も止まると感じます。
ここで逆説的に、
「自分の心を進化させる目的が
根底にあるから人間は悩むのであれば、
先に自分の心を進化させる意識を持てば、
自動的に現実の悩みも減るのではないか?」
ということを感じます。
心が進化すれば、
自動的(カンナガラ)に問題が起きないような
生活行動になっていくと思います。
では、自分の心を進化させるには
どうすればよいのでしょうか?
それは、この難しい何の保障もない現実世界の中でも、
慈悲(情け心)、愛情力、感謝の心⋯⋯、
このような気持ちを自分自身が日常生活の中で
持つことを意識することが大切だと思います。
そして、先祖(遺伝子)への感謝の心を持つことが、
とくに大切であり作用すると感じます。
老子の「自分が知っている物事であっても、
まだ知り足りないと思っていることが最善です」
とは、真理だと思います。
人間の知識などは、
時代によってその正誤が変わるものに過ぎないのです。
今の物理学や化学・医学なども、
百年後には間違いだった点が
数多く発見されていることでしょう。
「自分が何も知っていないことを知っている」
という態度の人間は、
成長する可能性を持ちます。
ただ、その態度で終わらずに、
だからこそ努力するという
「行為」が次に重要なのです。
思考や態度だけで満足して終わっている人間は、
行為がないために悩みが尽きません。
難しい話をしましたが、
とにかく「慈悲(情け心)、愛情力、感謝の心」を
自分自身が生活の中で高めるに従って、
悩みや課題も改善していく可能性が
あるということなのです。
自分の悩みに対して、
そのような視点を持って見つめてみましょう。
「柔訳 老子の言葉」
著:谷川 太一より抜粋転載
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