「足るを知る」=自分の身のほどを判断して、
むやみに不満を持たない。
何事にも、ほどほどを知る。
現状に感謝する。
このように聞きますと、
これでは人間は成長できない、
何事も大きくはなれない、
と思われる人が多いでしょう。
しかし、社会で大きな成功をして
「継続している」企業の創業時の様子を調べますと、
「大きくなろう。大きくなりたい」という思いよりも、
①目の前の仕事をただ懸命にする
②それで起こる自然な「流れ」に素直に従う。
という経営者が多いと感じます。
目の前の仕事に没入するよりも、
戦略や布石ばかりを考える経営者は大きくはなれない。
たとえ成功しても途中で消えていく。
長くは継続できない。
過剰投資の失敗をする。
このようなパターンが世の中にはあると思います。
社会では、「成功する」という思いばかりが先走りますが、
成功はゴールではありません。
成功を「継続」させることができるか否かが問題なのです。
「継続」という概念が欠落している人間が多いのです。
これは何にでも言えます。
結婚することがゴールではなく、
結婚とは「継続すること」である。
大学に入るためのテクニックが勉強ではなく、
入学後に勉強を継続することが本当の勉強である。
このように継続を考えた場合、
「足るを知る」という言葉が生きてきます。
自分の現状にも感謝できれば、
それを「大切にする」ことができます。
大切にすることができますと、
その中でももっと頑張ることができるのです。
もし、足るを知らなければ、
その現状が不満になります。
そしてアホらしくなり、
その嫌な現状で「努力ができずに」捨てていきます。
今の自分の現状を捨てて、
遠い先や他人ばかりを見ていますと、
気が付けば「その嫌な現状でさえも」
失くしてしまっています。
その時は、もうすでに遅いものです。
だから、足るを知る人間は、
逆に大きく成長できるのです。
また、人間は必ず絶対に死ぬということが、
大きな良いヒントになります。
必ずいつか死ぬことを思いますと、
目先の細かいことに執着したり悩んだりすることが
アホらしくなります。
それよりも、すでにある今の中で大切に生きることが
最も大事であるのがわかります。
そして、今の環境を大切にすれば、
必ず成長が始まります。
気が付けば、色んなモノが与えられていることが
わかることでしょう。
「柔訳 老子の言葉」 著:谷川太一より抜粋転載
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お客様の喜びの声
君津本店
★以前、テレビ撮影の時、協力して
いただいたご夫妻が、久しぶりにご
来店され、「また、保管をお願いし
てもいいですか?これ本当に助かる
んですよね。」と、お子さん連れで
遊びにいらした感じで、とても嬉し
く思いました。
伊勢丹新宿店メンズ館
★ドレスシャツのシミ、汚れがきれ
いになっていたので、とても喜んで
お持ち帰りになりました。
阪急メンズ東京
●先日、店品のシャツの襟に付いた
シミを落としていただきましたが、
また、そのショップよりパンツのシ
ミ抜きの依頼がありました。