人の心とは、
まるで空の容器でもあるかのように、
何の力も無いように人は思っています。
しかし、心の大きさと働きは、
何をいくら注ぎ込んでも一杯になら
無いほど広大無辺であり、
無限の力を持つものなのです。
人の心の大きさと働きは、
何をいくら注ぎ込んでも一杯にならない
ほどの広大無辺の力を持つものなのです。
人の心の深さとは、限界か゛見えない淵
のように奥深くて、
万物を生み出す大元が人の心に存在
するようです。
また、人の心(道)は、万物の鋭さを
丸く収めることができます。
つまり、トゲトゲしい人間関係や国家間
の武器の先端をも、人の心は丸く
することが可能なのです。
心は、物事のもつれや誤解を解きほぐし、
強い怒りの光をも和らげることが
できます。
そして、この世の人の汚い部分や悲しみにも、
人の心は同情して他人と共有することが
できます。
本来人の心とは、深々とたたえた水のように
静まれかえり、心中に何かが存在している
ようです。
私は、この人間の心(道)が、一体何者の
子どもか知りませんが、
どうやら万物を生み出した天のさらに上の
存在が人間の心の親であるらしいです。
柔訳「老子の言葉」
著:谷川太一より抜粋転載
●感想
老子は、人間の心も宇宙と同様に
広大で無限であり、しかも何でも生み出す
「何かが」存在していると示唆しています。
人間の心は、宇宙と同じなのです。
自分の心の大きさ、心の果ての境界を人間は
考えたことがあるでしょうか?全宇宙が心に
存在していたことを人間が真から知りますと、
もうどこに行くのも慌てることもないのです。
ただ、この世を何があろうが泳ぎながら楽し
めばよいのです。
老子は、「人の心が持つ力を知れ」と言うのです。
「おまえたちは、人の心の何を知っているのか?」
とも示唆しています。
相手にも思いやりの心を人間が持てば、そこに
必ず生かそうとする「知恵」が浮かぶのです。
知恵が浮かぶまで心を安静にしたまま、
このまま静観することが大切なのです。
すべての不調和な現実を解消し調和にできるのは、
人の心「だけ」なのです。
人の心の凄さを自覚していきましょう。
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お客様の喜びの声
君津本店
●「セーターがきれいになったわ」
と、タクシーでご来店のおばあ様。
「ずっと長く着てるのよ。」と、喜
んでお帰りになりました。
伊勢丹新宿店メンズ館
●ロングコートの汚れや黄ばみが取
れて、ご満足いただきました。
阪急メンズ東京
●レザーのクリーニングについて、
お問い合わせがありました。検討し
てみますとのことで、リーフレット
を渡しています。