根源の存在(道)が、
まず「有る」という「一つ」を創造します。
そして、その「一つ」が陰と陽という相反する
「二つ」のモノを生み出します。
そして、この「二つ」のモノの中間に
子どもと言える「三つ目」となる「中間子」が
生まれます。
「三つ目」の中間子が、この世の万物を生み出し
ます。
万物は、「陽の気」を中心に持ち、その外側に
「陰の気」を持って構成されており、
そして「中間子」を持つ事によって「安定」ます。
つまり、夫婦は子供により和が保たれるということです。
この宇宙には色んな意味での「三つの法則」が存在する
と思います。
商売や仕事おきましても、
「うまくいかない」「何かが足りない」と感じます時は、
「三つ目の要素は何か?」を考えることが良いかも
しれません。
ここで老子は、その三つ目とは「中間の存在」、
仕事における「つなぎの存在」がとても大切なのだ
とヒントをくれています。
自分の商売や仕事におきまして、「つなぎの存在」
とは何か?それは誰なのか?を考えることが大切
なのです。
アタリマエにしてしまって、自分自身が見落として
いる。おろそかなしている物事、感謝のないことが
見えてくるかもしれません。
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