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「真実は自分が変わればよいだけ」6/9(木)

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皆さんもいきていれば

いろんな出来事に出会うと思います。

時には自分は悪くなくても

相手から何らかの被害を受け、

被害者意識を持つこともあるでしょう。

 

ただ、

被害者意識は怨念を生み出します。

では被害者とは、被害を受けた上にさらに

恨んでもいけないのか?ということになります。

しかし釈尊は、そんなことを言ってはいません。

 

「被害を受けた上に、さらに自分自身が

不幸になる想いを自ら持てば、それこそ大損だ。

本当の不幸になる」

だから、

「もし被害を受けても、被害者が幸福になるために、

怨念を捨てなさい。」と示唆しています。

しかし私たちは、

これがなかなかできないのです。

 

ただ釈尊は、

加害者が作った罪の因果は、それに対して

被害者がもし怨念を持たなければ、

その因果は100%加害者に返りやすくなる

ということも示唆しています。

 

つまり、

加害者の罪を軽減していたのは、

被害者が持つ怨念だったのです。

だから最高の呪詛返しとは、

「自分は恨まない」「決して忘れないが怨念を

持たない」「仕方がない」「天にお任せします」

という思いを持つことです。

 

もし、このような思いを被害者が持つことが

できたならば、加害者は倍返しを受けることに

なりやすいのです。

そしてもし加害者がこの世を上手く逃げ切った

場合は、あの世では次は十倍返しが待っています。

できるだけこの世で清算したほうが、

本当はお得なのです。

この世とあの世で、

完全に正しく反射されます。

 

因果の発動とは、

普通の人が思う以上に壮絶で容赦がなく、

すべてのバランスを取るように発動します。

まさに「天は知っている」「天は観ている」

「因果応報」ということが起こるものなのです。

 

様々な被害者的な立場になったとしても、

被害者意識につかまらず、

真実は、

自分自身の心の位置が変わればよいだけなのです。

 

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