人間は一日のうち
一体何を考えているのでしょうか。
多くの人は
自分のマイナスの思考のクセの漏電に
負けてしまっています。
つまり、
一番の敵は他人ではなく、
自分自身による、
「嫌なことを想像する」とか、
「他人からの嫌な刺激を受けた」とか
思い込んだことをリピートさせる
マイナスのクセの
漏電なのです。
他人から
嫌な刺激を受けたとしても、
そのことで自分の非があれば反省するが、。
絶対に
「つまらないマイナスのことを考える」
漏電はしない。
と、
普段から「自分に誓っていれば」
その人の人生は良い方向へと改善していきます。
そして、
自分の希望を叶える「実現力」が
増していきます。
とにかく、
自分のマイナス思考のクセの漏電を防止できれば、
人生が改善して運命も変わり出します。
では、どうすればいいのか?
これには、
感謝想起をすること。
「生かしていただいて ありがとうございます」
と、目に見える見えないにかかわらず
多くの「いのち」に生かされてる感謝の思いと言葉を
繰り返し言うのが最善です。
他人への良い行為も伴えば最高です。
漏電する前に、
先手先手で感謝の磁気を発生する行為を行って
していくのです。
先取自己防衛ですね。
悩む時間を
自分に与えないということなのです。
どんな嫌な事も、
思い出したら湯鬱になることも、
生死の視点、(生かされていることへの
感謝の視点)から見れば、
マイナス思考にはつかまらなくなります。
嫌な事も、
嬉しいことも、
今こうやって生きているからこそ、
生かされているからこそ味わえることで、
有難いことだらけだと思えます。
自分自身のマイナス思考のクセの漏電で、
痛い思いを体験しなくても、
人生をもっと楽しめるようになりましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・
体重60.3㎏・血圧110-57-65・体温36.4℃
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポリウレタンの経年劣化
明日変わらずこの時期の入荷は少ないですが
(特にコロナの影響で)、有難いのは少なくても
毎日色んなクリーニング品が全国から入って来ます。
今日、
お客様のご承諾を得て掲載させていただくのは、
20年前に「そごう」で40万円でご購入された
表地にポリウレタンコーティング、
内側がリスの毛皮のコートです。
何か、
とっても懐かしい感じがします。
そういえば、
ちよっと昔のお金持ちの奥様たちは
皆さんこんなハーフコートをデパートで購入して
着てらっしゃったよなあ・・なんて思いながら、
今日は久々に私が到着連絡と復元のための作業工程と
見積連絡をしました。
お電話で出られたとのは栃木県なまりの奥様。
とっても明るくはきはきタイプ。
うちのことはテレビの
フットワードか何かでご覧になったのでしょう。
テレビを観た時、感激してメモされていたのだそうで、
今まで大切に保管していたのだそうですが、
一年前に出してみたら全体的に白い汚れが浮き出していたので、
白●舎さんに持っていったら「うちでは無理です。」と断られ、
「どうしよう」と困ってうちに連絡され、今回送ってこられた
のだそうです。
表地は
ポリエステルにポリウレタンコーティングされた生地ですが、
コーティングが加水分解されて白く粉を吹いています。
まあ、20年も着られたのだからポリウレタンなら
しょうがないか・・・。
と、僕たちは思っても、何の商品知識のない方は
わからないのでオイオイ・・ってビックリされますよね。
触った感じもべたついていて、
これもポリウレタンの劣化の特徴ですね。
裏も全体的に白い粉をふいたような状態でした。
これを修復するには、
一度全体をシリコーンドライ溶剤で手洗いし、
樹脂を有機溶剤に溶かしたものを塗布します。
お客様には私の方からこういった内容やお見積もり
金額をお伝えしご了承を頂きましたので、早々復元作業に
入っていきます。
別件ですが、
麻のネイビーのスリーピースの染色補正デザインも
大阪のマッセオーナーの柳井さんとの連携を取って
今日から開始していきます。
話は戻りますが、
コーティングに使用されているポリウレタンの経年劣化について詳しくは
丁寧に解説したクリーニング屋さんの記事を見つけましたので、
転載掲載しておきますね。ありがとうございます。
洋服にも寿命がある【知らないと損をする!ポリウレタン素材の劣化が原因。】
皆さん、こんにちは。^^
「洋服には寿命があります!」と言う話です。
とは言え、「5年、10年着てるけど全然大丈夫だけど?」
なんて方も居ると思います。
洋服(衣類)には、いろいろな繊維が使われています、
天然繊維の綿・麻・ウールや、化学繊維のポリエステル・
ナイロン・レーヨン・ポリウレタン等々。
今回説明するのは、ポリウレタンの素材(樹脂)を使った
衣類の劣化についてです。
◎「ポリウレタン素材の生地(繊維)の寿命は
製造された時点から約2~3年といわれています。」
【ポリウレタンて何?】
- ストレッチ加工に使用されている糸
- コートなどの生地を張り合わせる為の接着樹脂(ボンディング加工)
- 生地に特徴を出す為のコーティング加工
- 合皮・人工皮革(ポリウレタン表面加工)
などに使われています。
解りやすく言うとストレッチ素材の衣類ありますよね?
これはポリウレタン繊維が使われている代表的な特徴の1つです。
最近の洋服でストレッチ効いてない服の方が少ないんじゃないかって
ぐらいほとんど使われてますよね。
◎このポリウレタンが劣化する事で、
型崩れ・変色・剥離・劣化等々の問題が起きます。
【劣化の状態】
- ストレッチパンツの膝が出たまま元に戻らない、全体的に伸縮がなくなってきた。➡繊維の劣化によるもので、衣類の寿命です。
- コート等の生地に気泡のような膨らみがポツポツできてる。➡接着剤の劣化による剥離で、回復できません。
- ジャケットなどの襟や袖口の合皮パイピングがボロボロになって剥がれてきた。➡表面加工の劣化による剥離で、衣類の寿命です。
- 表面加工されたジャケットなどが、触るとベタベタしている。➡表面加工が経年により劣化したもので、回復は無理です。
【ポリウレタン素材の劣化の原因】
- 空気中の水分、大気ガス、熱、光、紫外線 + 時間
「ようするに、ポリウレタンを含む繊維は何もしなくても
時間と共に劣化すると言う事です。」
着ても、着なくても、です。
もっと言うと新品未使用でクローゼットに眠っていても、
経年で劣化は進行していきます。
【ポリウレタン素材を含む衣類の寿命は約2~3年!】
「じゃあ買って3年後に、いきなりボロボロになるの?」
それは、違います。経年劣化と言っても温度、湿度、水分等の環境によって影響の受け方も違いはあります。
3年より早くにダメになる可能性もありますし、
5年以上経っても影響をあまり受けてない衣類もあります。
【ポイント】
購入してからではなくて、製造されてから約2~3年ぐらいという事です!
- セール品で不自然なぐらいの激安商品ありませんか?
- ネットオークション等で購入する場合、いつ頃の物か素材は確認していますか?
- セール品でも古着でも、ポリウレタン素材を含む衣類の場合、長く着れないかもしれないという認識が必要です。
最近の洋服の品質タグ(内側にペラペラ付いてますね?)には、
ポリウレタン素材の経年劣化に関することも書いてあります。
びっくりするぐらい小さい字です。
でも洋服買う時に、いちいち内側の表示見て買いませんよね?
普段着や部屋着、安価なファストファッション系ならともかく、
「せめて高い洋服を買う時ぐらいは、
品質表示を見てポリウレタン素材が使用されてないか確認して下さい。」
- ストレッチ素材の洋服は、あんまり長持ちしないみたい・・
- 全体が合皮素材のスカート・パンツ・コートは、いずれ生地の寿命がきます。
- 特殊コーティングの洋服は経年でベタついたりするのか・・
- 2~3年着れたら良いし、別に気にしないし構わない。
◎店員さんは洋服を買う時に、
「これ2~3年でアウトですよ?」なんて言いませんよね、
これもちゃんと商品説明の義務があるはずなんですけどね・・。
昨年、うちのお客さんの品物で
〇ゥモロー〇ンドの紳士物のコートがクリーニングにでました。
常連のお客様で、購入されて初めてのクリーニングでした。表示を確認すると、
表生地と裏生地をポリウレタン樹脂で接着したボンディング加工のコートでした。
生地も光沢があってシワになりくく、
見た目も今時のオシャレなコートでした。
表示には「この商品の耐用年数は2年が目安です。」と書いてあります。
お客さんにちゃんと説明したところ、凹まれてましたが納得して頂けました。
今回のクリーニングでは何の問題もなく綺麗に洗えて仕上がりましたが、
来年も洗う前に劣化の起こる恐れがある事をきちんと説明します。
【15万超のコートが2年で終了!?】
先に書いたように、きっちり2年でいきなり劣化が始まる!とは思いませんが、
長く着続けるのは難しいかなと思います。
もちろん、着方や保管方法によっては数年着てもクリーニングしても大丈夫かもしれません。
メーカはクレーム対策や保険として、予め品質タグに耐用年数を記載してるんだと思います。
【クリーニング屋として一番困る事】
「クリーニングに出したら洋服がおかしくなった!」
これが一番困る事例です、もちろん取り扱い方・洗い方・
仕上げ方を間違えばおかしくなります。
ですが、ポリウレタン素材を含む商品や、
特殊加工の商品は経年劣化が進んだ状態でも見た目にはあまり解らない場合もあります。
いざクリーニングしてみると「えー!おかしくなってるー!」ってなるんですね。
なのでクリーニング屋の対策としては、とにかくお客様の品物を受付の際に
しっかり確認する事「洗う前に目で見て手で触って確認。」ポリウレタンが
使われてる物や怪しいなと思う素材は洗う前に必ずお客様と相談しています。
- 何年ぐらい前のお洋服ですか?
- ポリウレタンと言う素材が使われてます、洗うと劣化する恐れがあります。
- 「この部分がもう劣化してます。」そろそろお洋服の寿命だと思います。
と、提案や説明するように心がけてます。
「いちいち説明するの?」ちゃんと説明します、
これはクリーニング屋の説明義務で決まってるんですね。
皆さんはクリーング出す時に、ちゃんと説明を受けていますか?
大手チェーン店の受付のパートさんに、説明を求めるのは酷かもしれません。
普段着や日々のYシャツは安いチェーン店でも良いかもしれません。
お気に入りの洋服や大事な物、
高級な洋服類は信頼のあるクリーニング店に出す事をお勧めします。
※大手チェーン店のやり方を批判するものではありません、
それぞれのやり方があると思いますし、仕上がりや店を選ぶのは消費者なので。
◎個人的に一番クリーニング屋の腕を確認できるのは【Yシャツの手仕上げ】だと思います。
それは利益が少ない上に、手間と技術が必要だからです。
【まとめ】
- ポリウレタンが使われてる洋服の寿命は製造されてから約2~3年が目安。
- 何もしなくても、時間と共に劣化は進行していきます。
- 2~3年着用しており劣化の進んだ衣類は、クリーニングで劣化が顕著になってしまうことがある。
- 洋服を購入する際に、品質表示タグを見て素材を確認する習慣をお願いします。
- 普段着や安価な服で2~3年しか着用しないなら、あまり気にしないで良いと思います。
- クリーニングに出した衣類がおかしくなった場合、洋服の寿命での可能性もあるという認識をもって下さい。
「消費者側の皆さんにも、ポリウレタンの素材の特性をちゃんと理解して頂き、
大切なお洋服の事を良く知ってもらいたいと思って記事にしました。お役に立てれば幸いです。」
※「在宅介護16年の闘い」より転載
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ひじょうに分かりやすくまとまった内容をありがとうございます。
他の「テーマ」内容も読ませて頂きましたが、分かりやすく
書かれていますまでまた転載させて下さいね。
よろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●伊勢丹新宿店メンズ館
k様 黒無地のZENITHのバック
・内側のカビ処理
・表面のしみ抜き
・金属のすくす磨
※バックのカビとシミが取れ、
とても綺麗になっていると大変喜ばれて
いました。