宮本武蔵の「五輪書」にある、
「仏神は貴し、仏神をたのまず」
の言葉は有名です。
神仏を尊び大事にするが、頼るこ
とはしない、神仏とは尊い存在な
ので、頼みごとをして働かせるこ
とはいかない。神仏を働かせるぐ
らいなら自分でします、とも解釈
できます。
この短文に、神仏と人間との正し
い関係がズバリ表現されています。
神仏を使役して願いをかなえよう
するのは「我良し」の心です。
願い事があるのならば、自分で努
力して実際に行動することです。
もしくは他人へ奉仕すると、己を
良い方向に導く気が蓄積します。
その行動が小さなものであったと
しても、ときには思いを上回る良
い影響を自分自身にもたらします。
神仏には願い事をせず、感謝を捧
げること、神仏に感謝を捧げてい
れば、良いことはあっても悪いこ
とはありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
体重62,7 血圧128-68-68