ワレヨシな欲望を無くして、正しく生きる人。
そういう人の未来の行き先は、
神々も眷属神(けんぞくしん:半神半獣であり強い霊力を持つ)たちも、
知ることが出来ない。
そういう人を私・釈尊は、最高の人間とします。
(原始仏典 ダンマパダ26章-420)
これと同じことを、明治時代の占術の大家・
高島 嘉右衛門(たかしま かえもん )も言い残しています。
* バランスの良い粗食と、少食を心がける人間。
* 正しい信仰を持つ人間。
* 正しく生きようとする人間。
このような生活をする人間を占いますと、
* 占術の卦(け)が出ない。
* その人の占術は、必ず外れる。未来が読めない。
と発言しています。初代の高島氏は、
「占いは、売らない」
占いを商売にしてはダメ。人助けのみに無料で使用すること。
を言う富裕な大実業家であり、百発百中の占術をしたエピソードが有ります。
釈尊はこの項で、
「ワレヨシ・自我の欲望を無くして正しく生きる人の未来・運命は、
神々でも分からない」
と発言しています。運命が改善されて、未来が変わって行くからです。
これは逆に言いますと、
「ワレヨシな欲望の強い、間違った生活でも平気な人の運命・未来は、
読める。決まって行く。」
とも言えます。(つづく)
やっぱりダイレクトに生はいいです。
ちなみに指揮者の尾高さんのひいおじいちゃんは渋沢栄一
なんだそうですよ、やっぱり血なんですね。