自分と人を比べると、ろくなことはありません。
良い所を学び見習うならいいのですが、
人と自分を比較して苦しんでいるのは、
それが自分の自我です。
自我は、
生死流転という
生まれ変わりを起こさせる原因であり、
すべての苦しい想いを生み出す元になります。
人は、
この自我を「小さく」
「静か」にした者から、
この世での「実現力」を増して、
希望が叶うことが起こり始めます。
「実現力」を邪魔をしていたのは、
人との比較をする自分の自我なのです。
これが小さくなればなるほど、
静かになればなるほど
公への心、
感謝の気持ち、
つまり心の中の良心が発露を始めます。
人は、
自分の良心に恥じない、
背かない生活を意識して行っていますと、
泥の中でも地獄の中でも仕合わせなこと、
日々何気ないことが
有難いことに気づけます。
心に波風が立っても、
常にそこに戻るということ。
このことを日々意識して生きると、
我がままに生きれるのでは「実現力」に雲泥の差があります。
私は「なんまんだぶつ」という仏の名を呼び
安心と共に生かされて生きています。
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喝が入る!
整理整頓、掃除。
この整理整頓、掃除が少しでも狂ってくると、
怠ってくると、すべてに歪が起こってきます。
今日は早朝、法子さんから女性たちに厳しく「喝!」が入りました。
仕事が出来るとか、出来ないとか、それ以前の問題で、
まず自身の部屋、自宅、そして自分の部署、工房、会社全体を常に
整理整頓、掃除を気持ちよく徹底できない人間が、清浄な世界、
人様の品物をお預かりして、美しく出来るはずがない!
5月1日。喝が入り、気が入り、みんな背筋を伸ばして
整理整頓、掃除に新たな気分で取り組む覚悟を決めました。
やはりこの場は悪い癖を止め、良い癖を徹底して身に付ける
修業の場です。
この5月からの頑張りが、来年の5月にはとても大きくキレイな
花を咲かせることになるのでしょう。そういう予感がします。