「良いことをしたら忘れること」
頑張ったのに、人に褒められなかったり、
認められなかったら、ムッとします。
「自分はこんなにしてあげているのに」ということは、
まずしないことです。
「自分はこんなにしてあげているのに」
とは思わないことです。
そこには「させてもらった」という感謝がありません。
「こんなにしておったのに」「してやっているのに」
という気持ちが強すぎると、良いことをしたことに
執着してしまうのです。
そうなると、必ず相手の態度に落胆するか、
ムッとしたり、怒ってみたりしてしまい、悪を自らが作ります。
「良いことをしたら忘れること」を心掛けましょう。
゛日々の具体論゛
「会った時より、別れ際が勝負」
感じの良さは、会った時より別れ際で決まります。
感じのいい人と思われたくて、会った最初は頑張ります。
それなのに、「会った瞬間のあのテンションはどこに行ったの」
と思うぐらい別れ際にテンションが低いと、最悪です。
別れ際も、会った時の感じの良いテンションでいましょう。
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最近、私の周りの人たちが
相次いで「軽い脳梗塞」等を起こしたりしています。
幸運は、自分が陰でした「善行の磁気」「感謝の思い」「生活努力と行為」
に吸いついてきます。
老子も示唆するように、それは他人に見せる善行ではなく、
他人に見せない陰での善行が特に意味をなしています。
つまり、自分一人の時、誰も自分を見ていない時の行為が特に重要ですし、
その時こそが、自分自身との対話で在り勝負なのです。
自分に起こることは、すべてに適切に完全に公平に、
今の自分に丁度いいことが起こっているのでしょう。
もし、自分に病や悪いと思えることが起これば、反省改善することによって、
何かの昇華に丁度いいのでしょう。
もし、良いことが起これば、実に有難いと感謝する、
これでよいのだと思っています。
すべては自分にとって丁度良いことか゛起こっている。
ただ、それに気づき、反省改善するのも、感謝してさらに陰徳を積んでいくのも、
その人自身ということなのでしょう。
すべては公平に丁度良いのですから、病気もちょうどよかったのです。
そう考えると、それは、未来の自分へのプレゼントになりますね。