「嫌な事にムダや損はない」
人は、嫌なことやムダや損なことを嫌います。
しかし、この世では注意していても「起こる」ことには、
善悪を含めて偶然なんてありません。
つまり、ムダや損などは一切ないのです。
必ず未来を「改善させるために」起こってくれる物事なのです。
起こる悪い現象とは、知らずにおこなっていたことへの反射であり、
さらには周りの人々の身代わりで自分が受ける代償弁償であったり、
自分のただの努力不足であったりします。これが一番大きいです。
ここで大切なのは、この世は個々人の努力を試されている世界である
ということです。
この娑婆という思うとおりにならない
不自由な世界にわざわざ生まれてきたのは、「自我」という
個々のハンディを背負いながら、
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どれだけ向上しようと努力し挑戦したのか?
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いかに情熱を発露させたのか?
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他人の立場に立って、他人への思いやりを実行したのか?
と、自分自身が自らの努力を試しに生まれて来ているのです。
人生の目的は、そういった挑戦と努力の過程で、本当の自分、仏性、
良心、道徳心、無償の愛を思い出して生きることなのです。
この本当のことが見えなくなってしまい
自分の都合や楽な方向ばかりを求めて良心を誤魔化していってしまいますが、
そういう場合はとても残念な結果が待ち受けています。
この世を去るまでどんな人でも一人の挑戦者なのです。
自我に翻弄され右往左往しても、「ああ、そうじゃなかった。頑張ろう!」と、
最後まで悪あがきしていきましょう。
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リーダーのルール、その十一
「リーダーは、常に具体的な指示を出す」
やる気は、具体的な目標に向って挑戦するとき
湧いて来る情熱です。
常に具体的な指示を出すこと。
精神論ではダメなのです。
リーダーは常に部下がイメージできる具体的な目標の
指示を着地点を明確にして出すことです。