日常にある当たり前のこと。
目が覚める。
呼吸ができる。
おはようと言える人がいる。
仕事がある。
ご飯を食べることができる。
日本という平和な国に住むことができる。
夜寝ることができる。
当たり前のことをアタリマエにせず
感謝していこう。
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おはようございます。
この時期、
君津本店にはお宮参りの子どもの祝着が持ち込まれたり、
宅配で祝着が送って来られます。
それは、
親から子へ代々受け継がれる祝着です。
ただ、親子ですから、当然時間経過とともに
かなり祝着にはシミやカビが付着しています。
それらを除去して、
なんとか自分の子どもに着せたい
というのが親の願いですね。
お宮参りとは
お宮参り（初宮参り）とは、
生後1か月前後に行われることが多い、
氏神社への初参拝の儀礼であり、
子どもの無事な誕生を神様に報告し、
感謝するとともに将来への加護を願う行事です。
また氏子入り（うじこいり）と呼ばれる、
社会的な認知という役割を担ってきた通過儀礼
でもあります。
古くはヒアケ（日明け）、
ウブアケ（産明け）など地域によって
様々な呼び名がありましたが、
現在は「お宮参り」と呼ばれることが
多くなっています。
現代のお宮参りは、
産土神（うぶすながみ）と呼ばれる
新生児が誕生した土地を守る神様に限らず、
近所の神社や有名神社に参拝し、
御祈祷を受けるという流れになっていますが、
家庭や地域によってはその後
写真撮影やその他の工程を
追加していることもあります。
お宮参りの起源、歴史
文化的な生活が営まれるほどの昔から、
日本人は新たな生命の誕生を祝う行事を
行ってきたと言われています。
最初はご馳走を食べ、踊り、
神に新たな命の誕生を報告するに
とどまっていたものが、お宮参りとして
鎌倉時代に発生し、室町時代には現在のような
御祈祷を受ける形に定まったと
いわれています。
当時、
日本では妊娠5か月目の戌の日の
帯祝い以降は、出産全体をつかさどる
産神の支配下になると考えられていました。
赤ちゃんの誕生は「産土神」という
超自然的な世界に関係すると思われていたのです。
母子の安全を見守ってくれた産土神に挨拶をして、
その後守護神として守ってくれる
土地の氏神様の氏子となるのです
（これが前述した氏子入りと呼ばれます）。
この日は親類や知人を自宅に招き、
魂の宿る赤飯をふるまい、
多くの人々の力を借りて赤ちゃんの
成長を願うのが古くからの習わしです。
現在では参拝、御祈祷を中心にお宮参りは
行われており、自宅に親戚を呼んで赤飯を
ふるまう、という慣習は少し薄れてきています。
お宮参り後に親族と食事に行くことは
ありますが、あくまでも慣習としてではなく、
親族への感謝の気持ちから行われています。
お宮参りの服装
日本の伝統的な通過儀礼であるお宮参りは
、神社という神聖な場所で行われることから、
昔から正装をして行く方が大半でした。
赤ちゃんにとって当時の正装とは内着に産着
（初着・祝い着・掛け着ともいう）を掛けると
いったものです。
両親も、父親は着物に羽織、母親は黒留袖等と
いった服装で参拝していました。
昨日本店に持ち込まれた
子供の祝い着と襦袢です。
祝い着は、表地がアセテート100％、裏地が綿とレーヨンです。
全体に点々と茶色いカビが生えていますので、
染み抜きでカビを取ります。その時、地色も少し薄くなるので
染色補正します。
クリーニング基本料金 3,000円
シミ抜き及び染色料金 10,000円
合計 13,000円
税込合計金額 14,300円
こちらの祝い着も同様に全体に
茶色いカビがあるため、染み抜きと染色で
綺麗にします。
クリーニング基本料金 3,000円
しみ抜き及び染色料金 10,000円
合計 13,000円
税込合計金額 14,300円
こちらの襦袢は全体にかなりきついカビがあります。
これも漂白や部分しみ抜きでカビを取ってから、地色に合わせて
グラデュエーションを付けながら染色補正します。
クリーニング基本料金 2,000円
しみ抜き及び染色料金 10,000円
合計 12,000円
税込合計金額 13,200円
最後に紋入りの祝い着は、
たたんで仕舞われている間に、柄が転写して
シミになっています。
これを修正するには、強いシミ抜きを行って、
地色と一緒にシミを落とし
そのあとで、
元通りに柄を描かなければいけません。
これだけ全体にシミがあり、
元通りに柄を描くとなると、
その費用は何万円にもなるため、
今回は全体を洗って清潔にするクリーニングのみを
行うことになりました。
クリーニング基本料金 5,000円
税込金額 5,500円
以上の復元の納期は２週間。
出来上ったらブログにアップします。
麻賀田神社
無性にず～～～とラーメンが食べたかったので、
思い切って８カ月ぶりに
早朝から塩ラーメンとチャーハンを食べました。
凄いねえ・・・注文したら今はロボットが運んでくるんだね。
頭をなでたら「ありがとうございます。帰りはお土産買って帰ってね」と、
ちゃっかりコマーシャルして厨房へ帰っていきました。
ネギとチャーシューたっぷりのあっさり塩ラーメン。
美味しかったぁぁ。
そして半チャーハン。一口、一口味わって・・これも美味しかったぁぁ。
実は何を食べても美味しんだろうと思う。
「ふう・・・・・」。
このひと時の幸福感を味わって、
また、意識したストイックな生活に入っていくのでした。