私は読む本からでも、人からでも、
「これは良い!!」と感じたこと、思ったことは即真似る
ことにしています。
いくら「良い!!」と思っても
知識だけで終わってしまえばそれは「砂上の楼閣」に過ぎません。
私は空手道をやっていましたが、
美しい型を打てる人の「姿勢」「目線」「呼吸」「緩急」「気合」
「集中力」「技の理解度」「仮想的に対する意識」「平常心」
そして「残心」等々、
見れば見るほど「唸る」と共に、とても学ぶことが多かったです。
そのままの姿を自分の頭に叩き込み、自分自身の一人稽古で
何度も何度もその人の型の妙技を思い出しながら「真似」て
反復稽古をしていく。
そして実際にお会いした時は直接指導を受けながら悪い部分を
改善し、また反復稽古をしていく。
実は昨日ジムトレーナーの伊波さんに各部位のマシーントレーニング
のフォームの手直しを受けながら反復トレーニングを
させてもらいました。
これもまったく空手の「型」と一緒です。
そしてこれらはすべて自身の「人生」と一緒です。
「良い!!」と感じ、思ったことはすぐに「真似」て身に付けていこう
とする素直さが必要です。
ここで邪魔するのが自身の「固定観念」や「思い込み」と、
ちよっとかじっていれば「邪なプライド」です。
頭を真っ白にして、理由を理解しとにかく我武者羅に「真似」る。
そして何度も何度も修正を行いながら「良い!!」と思った人のフォーム
に近づくよう努力していく。
トレーナーの伊波さんのフォームは基本通りでとても美しいです。
見ていて「う~ん、キレイだなあ~」と声が出てしまいました。
ということは空手の型と一緒で短時間でも効かせたい「部位」に的確に
効いたトレーニングが行なわれているのです。
その姿を見て、「重いウエイト」で行っていたトレーニングのフォーム
をリセットして、「軽いウエイト」で正しいフォームを身に付ける
ことに切り替えました。
当然、意識する部位や姿勢や呼吸をしっかり意識して。
ただやるだけであったら、力任せにいかようにでも出来るでしょう。
しかし美しくない。ということは、いくら自己満足にやっても
効率的なトレーニングではなく無駄な時間を費やしてしまうばかり。
プラス、変なクセがつくばかり。
実に非効率的で自己満足的なトレーニングでは百害あって一理なし、
です。
今日と明日(これからもですが)はとにかく意識してトレーニングし、
基本を意識した正しく「良い」フォームを身に付けていきます。
こういった姿勢がやはり自身の人生の生き方にも良い影響を与えていきます。
さらにそこには必ず自己チェックと共にリーダータイプの人から
他者チェックしてもらうことがとても大切なのです。
自己チェックだけではその人の意識の範囲だけで終わるから、
なかなか成長するのにとても回り道をしてしまいます。
期間限定の人生なので、
もっと効率的に生きないとね。