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「心・言葉・行動」1/19(火)

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「心・言葉・行為」

 

 

(独自の訳)

この世の物事は、自分の心を核として、

自分の心を主人として、自分の心によって創り出されています。

 

もしも、裏のある心をもって、

他人に話をしたり何かの行為をしたならば、

それから生まれる因果は必ず自分に憑いてきます。

それはまるで荷車を引く牛の足跡に、

必ず車輪の跡が付いて来るようにです。

離れることが決してありません。

 

もしも、良心のある誠意のある心をもって、

他人に話したり何かの行為をしたならば、

心の幸福はその人に付いていきます。

まるで人の影が、

その人の身体から離れないようにです。

 「原始仏典『ダンマパダ』第一章・一・ニ一番」

 

 

「感想」

 

この項の重要なキーワードは、

「善と悪の心」「話す事=言葉」「行為」、この三つです。

つまり、この世の人間社会は、この三点ですべてが創造

されているのです。

 

私たちは、あまりにもいろいろな光景を見ていますから、

何が重要であるのか、何が人の運命を分ける原因かが

ぼやけてわかりにくくなっています。

 

しかし釈尊は、「心・言葉・行為」がすべてを建て分けて

いると看破しています。

 

 

この世は平等ではないと非難する人が多いいですが、

釈尊は、

「いやいや、自分の心・言葉・行為が公平に完全に反射

しているだけですよ。だから、あなたもこの三点を正せば、

自分の足跡が必ず付いて来るように正しくなれますよ」

と言っています。なんと単純な原理でしょう。

でも、本当の真理とは、それが当たり前すぎて逆に見えな

くなっていねものなのです。

 

 

では、「なるほどね」と人はこの三点が守れるのでしょうか?

それがとても難しいのです。ここで邪魔するのは、

「つまらない」「面白くない」「刺激がない」という人の

(サガ)性なのです。金銭にしても、恋愛にしても、仕事

にしても、このサガが運命を決めている三点を破壊します。

 

 

サガ〔性〕とは、人間の嫌な欲や執着のことです。

これを否定したところで、あるものはあるのです。

これを鎮めるには、自分の欲や執着を静観することが大事です。

 

 

では、どうすればいいのでしょう?

  • 金銭にしても、恋愛にしても、仕事にして、自分の良心に

恥じない「心・言葉・行為」の範囲で楽しむことです。

 

  • また、自分の「引き際」「やめどころ」「やめ方」を意識して

いることです。潔さはその人の徳となります。

 

 

釈尊のすべての教えは、「執着しないこと」をいろんな

例え話で話していただけなのです。

今日も、自分が執着しない心の軽い生活を意識しましょう。

そして楽しみましょう。そして何事に対しても思いやり

ある行動を心掛けましょう。

その方が、社会での自分の成果と結果は良くなるのです。

柔訳「釈迦の言葉」第一巻 谷川太一より抜粋転載

 

 

●危機管理として「最悪の状態をシュミレーション」して、

様々な見直しを行っています。

光熱費、人件費の見直しもその一つですが、これから2月、

3月、4月(コロナ禍状態。コロナ禍は6月一杯続く)の

「危機管理期間」は、まさにNCの「緊急事態宣言」を発

動し、その間は「行動が主役の会」のメンバー10名が手弁

当の半ボラで会社を支え運営していきます。

 

「300(スリーハンドレッド)」という映画がありました。

ギリシャのスパルタ軍わずか300名がペルシャ帝国の軍団

100万が侵略進行してきた時、勇猛に知恵を使って迎え撃

ちました。

 

私たちはそんなカッコよくはありませんが、「行動が主役

の会」として、それぐらいの気概をもって凛として「危機」

に立ち向かっていくことを苦にしません。

 

この志ある「核」の部分がNCの中に熱く存在する限り、

またその核を支えていくれる多くの人たちがいる限りNC

は何があっても大丈夫です。

 

 

 

 

 

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