「自己節制の薦め」
自分のするべき仕事があれば、
それをするべきです。
何としてでも仕事を優先するべきです。
生活の乱れた人間は、
より多くの因果を他者に配りまくるからです。
「原始仏典『ダンマパダ』第二十二章=三百十三番」
自分のするべき仕事とは、
人それぞれの立場で違います。
会社勤務・職人・教育者や保育士・家事・勉強・子育て・・、
自分の目の前のするべきことを懸命にしなさいと
お釈迦様はおっしゃいます。
そうでないと、
ヒマな人間はろくなことをしない可能性が
誰にでもある。
罪(因果)を増やすぐらいならば、
自分のするべきことに没頭しているほうが、
百倍マシであると。
長年にわたって成功している人を調べると、
陰でストイック(自己節制)な生活をしている人が多いいです。
よく言われる例では、
便所掃除などが挙げられます。富裕層の男性には、
トイレ掃除は自分でする習慣のある人が多いそうです。
そういう人たちの共通点は、
「明るく」自己節制して、優先順位が仕事で、
何よりも仕事を通して人を喜ばせることが大好きだということです。
幸運を呼ぶためには、
自分に与えられた仕事を一生懸命頑張り、
自己節制した生活を心掛けることだと
お釈迦様はおっしゃっています。
私も千葉に住みついて15年、
結局は夜は10時に寝て朝は4時に起きて会社に行く
ヒマがあれば「筋トレ」という「自己節制」の生活のお陰で
因果を増やすこともなく
とても心豊かに生きることができています。
「自己節制」、クセになります。
柔訳「釈迦の言葉」第3巻 著 谷川太一 参考