「礼節」
日本には礼節という言葉があります。
「礼儀」と「節度」を、日本では古くから大切にされてきました。
特に「節度」が大切です。
「節度」とは、行き過ぎない適当適切な程度、という意味です。
つまり、仏教の中道、バランス感覚のことを言います。
自分の嫌な感情は、自分のものだからと、暴走させてはいけません。
私はもともと気が短いので、過去暴走させては、自他共に不快な思いをさせました。
少し嫌な芽が出て来れば、自分で「阿弥陀さん、生かしていただいて、ありがとうございます」とお念仏申しながら、嫌な感情を昇華させていきます。
そして、自分にも反省点がないか、しっかり考え、
反省点があれば前向きに反省し改善していきます。
とにかく日常生活や仕事でも自分の心の奥の、母性の良心だけを意識することが、
「礼節」を守るためにはとても大切だと実感しています。
腹が立ったらブツブツ申せ、ブツはブツでも南無阿弥陀仏ゅなもあみだぶつ)です。
それが一番私は落ち着き、仏さんに生かされ
仏さんと共に生きているということがとても私自身に安心を与えてくれます。
だから、ブツはブツでも南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)です。