人間は子どもも大人も性別も関係なく、
何かわからない「母性」をなんとなく求めることが本能としてあります。
これは思う以上に深い心の奥に在る思いであり、
人類の起源や宇宙にも関係する根源的な純粋本能です。
そしてこの母性ですが、
この母性は他人に求めているうちは飢餓感が消えることがあります。
もっと、もっと、と愛情を欲しがり自我が肥大していきます。
こういった青少年や大人を救うためには、甘やかすのではなく、
真剣に怒り、悪いことを指摘し、思いやりの言葉をかけ続けていくことです。
そして、いつかは「目が覚めていくこと」を信じて待つことです。
人間は子供でも大人でも心の拠り所が必要なのです。
昔は、この立場を祖父や祖母が担っていました。
人生経験があり、厳しく叱ってくれながら、愛情いっぱいで包み込んでくれた人いお陰で
子どもや大人の心を癒していたのです。
老人と同居する家庭が減るにつれ、子どもが取る行動に愛情を知らない恐ろしい変化が見られるようになりました。
愛情も思いやりも知らない。分からないために、
愛情への飢餓感から動物への虐待、人間への虐待やいじめ、そして怒りの対象が本人自身も含めた人間に、
向けられていきました。
このよう行為は、生まれてしまった自分への復習であり、親への復習であることが根底にあります。
こういった青少年や大人を救うためには、甘やかすのではなく、
真剣に怒り、悪いことを指摘し、思いやりの言葉をかけ続けていくことです。
そして、いつかは「目が覚めていくこと」を信じて待つことです。
人間はいくら厳しくても自身のいのちを「信じてくれる」人がいれば、
必ず前向きに生きようとしていくものなのです。
そして時間は経ってもいつかは、自分も人に少しでも役に立つ人生を歩もうとしていくものなのです。
さて、この母性の特性とは
とにかく求めている間は、心は満たされることはないというものなのです。
自分自身が母性を「出す」ことで、自分も母性に包まれるという法則があるからです。
お金は貯めることが大切ですが、これ以外の本当に欲しいモノは、自分から「出して」こそ初めて与えられる
というトリックがこの世にはあるのを知ってますか?
自分から母性を出す人、愛情を出す人は、必ず現実に幸せに成っていきます。
必ず環境も変わっていきます。