人間は、「心優しい人」と「心優しくない人」がいるのではありません。
「心優しい人」と「心のデリケートな人」の二通りの人がいるのです。
気遣いの出来る人は、心のデリケートな人です。
心のデリケートな人は、少しばかり傷つきやすく、人の痛みが人一倍分かる人です。
だすら、デリケートな人はその場の空気を読んで、人を傷つけないようなして、出来るだけ相手に安心を与えようと気を配ります。
心が優しい人は、自分の思っている優しさを優先します。
自分の優しさの価値基準が、そうだからです。
ただ、こういう人は、人の心が分からないので人への気遣いはなかなか出来ません。
優しい人よりも、デリケートな人のほうが、相手の身になって気遣いが出来るのです。
デリケートな人は、感じて、気づいて、学ぶことができます。
学校ではデリケートな精神は教えられません。
でも、社会に出て最も求められるのが、このデリケートな心なのです。
このデリケートな心と、サービス精神は同じです。
仕事でのサービス精神も、このデリケートな心があれば後からテクニックはついてきます。
「人を幸せにすることが楽しい」「見返りがなくても周りの人の役に立つことが嬉しい」ということが、デリケートな心を持つ人であり、そのデリケートな心がサービス精神を発揮するです。
成功する人には、共通点があります。
みんな、このデリケートな心を持ち、サービス精神を実践しているということです。
うちの会社では常にこのデリケートな心と、サービス精神の実践、さりげない気遣いが求められます。