今日は厳しくアイロンプレスの連中を叱りました。
品質を落とさない。
しかし気のゆるみによって品質を落としてしまう。とんでもないポカをしてしまっている。
もっと腹の底から品質を追求することを目的に定めれは、個々の人間の品質差が企業の力となります。
学び続け、成長を続ける社員が、他社とは違う品質を生み出し差別化となります。
世の中は、成長か減退か、この二つの選択肢しかありません。
現状維持というのはありません。
常に変化、進化しながら移り変わり生成発展しているのか゛諸行無常という宇宙の法則です。
人間の四兆個の体の細胞が、この瞬間、瞬間も立ち止まることなく新しく生まれ変わり、私たちはその細胞に生かされています。
その動きが止まれば、仮に体の一部だったとしてもそこから壊死が始まり、死んでしまうでしょう。
だから、もっと良くなれ、もっと良くしよう。
そのために、今自分が出来る事に全力で取り組むこと。
うちの仕事は、絶対に品質のクオリティを落とさないこと。
常に良くしようと気を入れて努力すること。
成長は、そんな日々の積み重ねです。
すべてを必然と捉えてすべては自分に原因があると反省改善して、頑張っていく。
生きる目的、生まれてきた目的が人間性の向上にあるわけですから、その道場として仕事が、個々の役割が、そして人生があるんです。
話は変わりますが、昨日は入社希望者の面接の日でした。
昨日面接をした女性が自信がなさそうだったので、「うちは常に理想を目指し人間性を向上しようと努力する会社だから、その目的に共感できるのら明日電話しな。そうでなければ、電話はいらないから」と言って帰ってもらいました。
そして今日、彼女から電話があり、「主人にも、子どもに相談し、もう一度面接を受けさせて下さい」と会社に来て、「やらせて下さい」とパートとしての入社を希望されました。
「そう、じゃあ、頑張りんさい」。
彼女は11月2日より出勤します。
また一人、うちの仕事を通して人間性を向上させていこうと決意した仲間が増えました。
もともとバレー部ですから、大人しそうでもガッツはあるでしょう。
一通り工房を回ってみんなに挨拶して帰る時の彼女の顔は晴れ晴れとしていました。
腹を括ってスタートを切った顔です。
人間性が高まる、それは、その人の人相が良くなっていくということ。
一瞬に、彼女の顔が笑顔に変わっていきました。ワクワクで。