「悪口は言わない」
「陰で人の悪口を言わない」
「人の嫌がることをしない」
住職で中学校の社会科の教員だった父は、生徒からとても親われていた人で、その父が「人の悪口」や「人の嫌がることをしたこと」を見たことがありません。
とにかく他人の悪口を陰で言うことを嫌う人で、悪口があるならば直接本人に言うべきであり、本人に言えないのなら陰で言うべきではない。
祖父もそういう生き方の人でした。
父が私に言ってましたが、自分が人から悪口を言われ、自分にも腑に落ちることがあると思えば、相手に対して心の中で謝る事が必要。これからは相手への行動に注意するよう、自分が改めれば良い、と。
そして日々仏さまとご先祖さまたちへ感謝を捧げて自身の前向きな良い気を蓄積させていくこと。そうすれば、人の悪い気を跳ね返し、いい方向に物事が運ばれて行くと。
父は自分の我が子の私に対して、良い気を大きくすればするほど、人生は面白くなると伝えたかったのだと思います。
そんなことを懐かしく思い出しながら、過去を振り返けばいろんなことをやってきましたが、いずれにしても大きな気で守られて来たなあ・・と、感謝です。
●輝香へ 「皆さん気を使って頂いてありがとうございます」ともみじ饅頭煎餅を喜んでおられましたよ。