「悪を転じて善となす」
昨日も早朝から千葉のジムに行ってきました。
日々のトレーニングの結果、体脂肪も確実に落ち続けていますし、逆に筋肉量は増えてきています。体重は68キロのまんま、変わりません。トレーナー曰く、体脂肪が減り筋肉量が増えると基礎代謝が増えて、ある日突然一気に落ちだすので心配はないとのこと。
昨日、智子(伊勢丹ウォータークリーニング店長)が話してましたが、日本は高齢化社会で医療も進歩して寿命もどんどん延びています。
ただ、男性の平均寿命は80.98歳、健康寿命が平均72歳。女性の平均寿命が87.14歳、平均が約74歳。この平均寿命と健康寿命の差、介護や人の助けが必要な期間が現在男性は約8年、女性は12年ほどあります。
この年数をどう縮めていくか、つまり自分自身がいかに健康なままで年齢を重ねることが出来るかが重要なポイントになるようです。
で、年を重ねると運動量や筋肉にかかる負担も低下するため、自然と筋肉量が落ちてきます。筋肉は常に刺激を与えてあげれば、それなりに維持できますが、運動量が少なくなると当然筋肉も減っていきます。
朝夕必ず30分遊歩道をウォーキングしてますが、たくさんのお年寄りが歩いていらっしゃいます。人間の筋肉の7割をしめるのが下半身ですから、ウォーキングによって筋肉の量を落とさないことを目指してコツコツ歩いていらっしゃるわけです。
私がジムに通っているお陰で、会社のみんなが運動や糖質制限に対してとても興味を持ってくれました。男性たちは便乗してトレーニングをしたり、食生活や生活習慣を改善したりとても健康的な生活を送るようになりました。
会社の3階には筋トレ用のバーベルが並んでいたり、ランニングマシーン、エアロバイク等も設置していますので、私がいなくても男性スタッフたちが自主トレに励んでいます。
また、朝は全員ウォーキングに行くクセがつき、その後30分、女性たちも簡単な体幹トレーニングとストレッチを三階の道場で行うようになりました。少し体に障害があるトメちゃんは仏間で法子さんがセンターポールの使い方を教えてストレッチを教えています。
決してムキムキになるというのが目的ではなく、肥満の解消や足腰の強化で生涯現役で元気で仕事が出来る、快適な動ける体づくりを積極的に行っていく。そのことによって心身ともに明るく元気になっていってます。
うちの会社は技術の会社です。技術の会社ということは、ほぼ肉体的な仕事が多いので体力と気力と集中力がないといい仕事が出来ませんし、根気が続かないのでやっていけません。
今日の測定ではトレーニング一か月ちょっとで体力年齢が52歳ですから11歳若返っています。この実感は確かにあります。確かに50代ちょっとのときはこんな感じだったなあ・・・という体力的な元気度合いが蘇ってきます。
コロナ禍がなかったら、仕事が以前より少なくならなかったら・・・・私は思い切ってジムに行くことはありませんでした。ということは、コロナ禍は、私や会社のスタッフたちを一気に健康促進に向って突き進ませてくれる大きな分岐点を与えてくれ、結果的にとても良い方向に牽引してくれました。
仏教でいう、「悪を転じて善となす」ということでしょう。
この大きな流れは、人間そのものバランスを取って人間の原点に戻そうとしているのだと思います。
髪の毛が前しかないじゃん。よく見とるわい。瑛心ありがとう。じいちゃんより。