今日は、伊藤先生の健康講座で、
食事や身体のケアを教えていただきました。
まず、最初は身体の組成と食事の話。
人間の体の60%は水分(血液やリンパ液などの体液)で構成されていて、その流れが滞ると病気になります。
ですから、血流を良くしたり、リンパ液を流す施術は、体内の水の流れを良くして、老廃物などを外に運び出し、体内の水分をきれいにして健康になろうというものです。
また、水分の次に多いのは蛋白質で、食事で蛋白質を摂ると、体内で分解されてアミノ酸になり、そのアミノ酸が合成されて、筋肉などの蛋白質になっていきます。
そして、古くなったタンパク質は、一旦アミノ酸に分解され、再び合成されて必要な蛋白質にリサイクルされています。
この、アミノ酸と蛋白質の循環のサイクルが、オートファジーと言われ、これが順調に機能していると、身体は健康です。
オートファジーが働くには、適度な蛋白質の摂取が必要で、取りすぎても少なすぎてもだめです。また、寝ている間にオートファジーが働くため、睡眠を十分取ることと、もう一つ、お腹が空いた状態で寝ることが大切です。
食事の内容は、必要な成分だけを考えれば、プロテインやサプリなどの機能食品も色々ありますが、食事は成分だけでなく、食材の生きたエネルギーを取り入れることが何より大切ですから、生きのいい食材をバランスよく食べることが大切です。
また、細胞の中で、糖や脂肪をエネルギーに変換しているミトコンドリアが、電磁波や紫外線、タバコなどの影響を受けると逆に、病気の原因にもなるという事でした。
それから、実際に体の各部位のリンパの流れを良くするために、自分で出来る方法を一人ひとり、手取り足取り教えていただきました。
一つ一つやるたびに、身体が柔らかくなっていくことに、皆驚いていました。
基本はやはり、胸を開いて、背中を伸ばし、頭の下に重心が来るように立つことが、それぞれの筋肉に負担をかけず、柔らかさを保つことになるので、教わった体操を長く続けていきたいと思います。
ジムトレーニングが西洋的であるならば今日の伊藤先生の講座は東洋的。
一番なるほどと思ったのは、植物に含まれている気の話。プロテインとか健康補助食品はやはり気が抜けていて気枯れしていくとか。やはり大自然の生き物の気を取らないと人間は生きていけないとのことでした。そりゃそうだ。