ジムのトレーナーが「ラジオ体操にはとんでもない効果がありますので、毎日続けてやって下さいね」
と、言われていたのであらためてそのことを職場のみんなに伝えて、今日は今まで以上に意識してラジオ
体操をやってみました。年齢別で「ラジオ体操第二はやってない」という。へぇぇ?? じゃあ覚えよう!
1回3分!たるんだ体に「ラジオ体操」が効く! 驚きのダイエット効果をチェック
今、ラジオ体操が「究極のエクササイズ」と言われる3つの理由
子どもの頃、夏休みはラジオ体操が日課だったという人も多いのでは?
日本人なら誰もが一度はやったことがあるラジオ体操は、2018年11月に90周年を迎えた、伝統ある日本ならではのエクササイズ。老若男女、誰でもできて健康維持や美容に効果があると、今、改めて注目を集めています。
その理由は3つ。
1.全身のあらゆる筋肉を使える
ラジオ体操は、全身の約400以上の筋肉を使うと言われています。動きは簡単ですが、普段の生活では動かさないさまざまな筋肉や関節をたくさん動かすことができるのです。しかも大きく動かせます。
2.動きが左右均等だから、体の歪みを正してくれる
ラジオ体操は左右均等に体を動かすように構成されています。それにより体の左右の筋肉のバランスが整い、歪みが取れ、美しい姿勢とプロポーションを作ることができるのです。
3.内臓も活性化する
体をひねったり、曲げたり、側面をぐっと伸ばしたりと、腹部の体幹を刺激する動きが多いので、胃腸をはじめとした内臓の働きが活発になります。血行が良くなったり、代謝が上がったり、便秘が解消したりと、内側からのキレイにも期待ができます。
姿勢と呼吸を整える「ラジオ体操第1」、強くしなやかな体を作る「ラジオ体操第2」
ラジオ体操には、第1と第2があるのをご存知ですか?ラジオ体操第1は、「いつでも」「どこでも」「だれでも」行える一般向けの体操。姿勢と呼吸を整えることがおもなテーマで、老若男女が対象なので運動強度は低めです。
一方、ラジオ体操第2は、職場向け、青年・壮年層向けに作られているので、労働に必要な筋肉を鍛える構成になっています。第1よりも運動強度が高く、強くしなやかな体を作ることができます。
それぞれ13の動きで構成されていて、所要時間は3分ちょっと。20代〜50代がダイエット目的でラジオ体操をやるなら、第1と第2を両方、もしくは第2を優先的に行うのがオススメです。
ちなみに、ラジオ体操の運動強度は、ラジオ体操第1で4.0メッツ。卓球やパワーヨガと同レベルです。ラジオ体操第二だと4.5メッツで、テニス(ダブルス)や水中歩行(中等度)と同レベル。どちらもバレーボールやゴルフ、ヨガよりも運動強度は高いんです。動かしている筋肉を意識して行ってみてください。
※メッツ(METs)とは、安静時のエネルギー消費量と比較し、運動時のエネルギー消費量が何倍になるかを表した指標
くびれたウエストになりたい人にオススメの動きはこれ!
【ラジオ体操第1・7番目】体をねじる運動
<やり方>
(1) 腕を軽く振って、左、右、左、右と体をねじる
(2) 左後ろ斜めに大きく2回腕を振り、体をねじる
(3) 腕を体の横につけ、正面を向く
(4) (1)の逆で、腕を軽く振って、右、左、右、左と体をねじる
(5) (2)の逆で、右後ろ斜めに大きく2回腕を振り、体をねじる
(6) 腕を体の横につけ、正面を向き、左足を閉じる
<ポイント>
膝に力を入れて体の軸を真っ直ぐに保って、体幹を鍛えましょう!
背中のぜい肉を撃退したい人にオススメの動きはこれ!
【ラジオ体操第1・3番目】腕を回す運動
<やり方>
(1) 腕をクロスさせた状態から、下から外側に向かって大きく円を描くように回す
(2) 逆に、内回りをする
(3) (1)と(2)を4回繰り返す
<ポイント>
肩甲骨をしっかり動かしましょう!
ラジオ体操の効果を上げるタイミングとスポブラ
ラジオ体操は1日2〜3回やるのがオススメ。朝起きてすぐ、15時のおやつごろ、就寝の3時間前くらいに行うのが効果的。血の巡りが良くなり、体と脳がリフレッシュします。
また、ラジオ体操をするときは、体が動きやすいインナーやウエアの着用がオススメです。普通のブラだと、ワイヤーがあたったり、肩ひもが落ちたりとストレスを感じることが。スポーツブラなら、体を伸ばしたりひねったりしてもしっかりフィット。運動による衝撃からバストが下垂するのも防いでくれます。