「人間の感情」
人って日々いろんな感情を持ちますよね。
私もそうです。
特に礼儀正しくないだらしのない人間を見ると、
「なんか、こいつは・・」とムカッとします。
一日を通して
人の言葉や態度にカチンとくる思い、心配、怒り、不安、喜び、希望・・・。
心は休むことなく、絶えず動いています。
人間の感情は、負の感情と正なる感情を合算して、
打ち消し合います。
そして残った多いほうの感情が、その人物を現すその人の雰囲気を出します。
だから一日の中で、仕事中に悩んだり、怒ったり、恨んでもいいのです。
ただし、一日の終わりにその負の感情を上回る良い感情を持ち、
上書き修正しておくことが大切です。
怒ったまま寝たらよくないし、そうすれば、その日、
一日の負の感情が自分の心に刻み込まれてその人の負の雰囲気になってしまうからです。
だから、
「今日一日いろんなことがあったが、生きてるだけで有難い」と
感謝の心て終わることが大切です。
ただ、古来より大きな仕事を成し遂げた人を見ると、
大いに怒り、大いに泣き、大いに異性を愛した人物が多いのがわかります。
大きな悪い感情も持つが、それを上回る善なる感情を持ち、
人の事を思い、自分を捨ててでも良い志を貫徹させようと頑張った人
実際の全なる「行動」に昇華させることができた人です。
悪にも善にも振れ幅が大きいということは、そういう人は心の容量が大きいといえます。
生きている間の善なる思いや行動は、悪い想念を打ち消してなお、
たくさんの「お釣り」を残してくれます。
「くそっ！！」
悪い感情に支配されそうになったら、それを自分で観察しながら、
偽善でもいいから何か良い行動ができないか、立ち止まって考えてみたらいいです。
取っかかりは偽善でもいいのです。
続けることができればそれは本当の善となるからです。
すべての行動が、未来の自分をつくります。
だから未来は不確定であり、善にも悪にも変わっていくものなのです。
過去がどんなに罪深くても大丈夫。
生きている限りは「今から」が勝負ですから、頑張りましょう！！
●昨日は千葉信用金庫の企業診断を受けました。
前回は2018年の2月でしたから2年半の企業診断ということになります。
今回の企業診断は千葉信用金庫で次なる中小企業診断士を育成するための実地学習も兼ねてということでもありましたので、若い人も参加になられて熱心に私たちの話に耳を傾けておられました。
やはりこういった機会を与えられるということは従業員の刺激にもなりますし、今一度、前回「課題」として指摘された部分の見直しも行っていけます。
昨日、しょっぱなのヒアリングは私でしたが、参加して下さいました千葉信用金庫の皆さんへ鈴木支店長の問いに対して具体的にお答えする度に、あらためて自分の頭の中も整理され、会社全体で取り組むなければならない「課題」もより明確に見えてきました。
それはもっとお客様に「わがまま」を言ってもらうということです。付加価値は、おまけや値引きではありません。付加価値とはお客様の「わがまま」「希望」「願望」「要望」を満たすことです。お客様は「わがまま」にお金を払うのです。「ほがまま」を別の言い方とすると、「こだわり」です。
それとお客様に「プライド」を持たせることです。それが「ブランド」だと私は思っています。「ブランド」とは、「お客様にブライドを持たせることができる」です。
だから、規格品にブランドは存在しません。お客様は、「ここにお金をかけているんだよ」と自慢できるところにプライドを持ちます。つまり「プライド」とは「自慢」なのです。今、自分たちがやっているウォータークリーニングの品物を自慢できるか。
価格の多様化の中、お客様に、うちに出して下さるプライドを持ってもらう、そのためにやらなくてはならないことは山ほどあります。
また新たなスタートを切らせてもらいます。