今日、久々に鈴木師範より連絡を頂きました。
八十八歳になられますのでお祝いで胡蝶蘭を送ったからです。
本部の谷口くんが師範からの電話を受けてくれたのですが、
「代表。鈴木という方が、俺は鈴木だが、
そちらに中田さんっているだろ。と、何度も言われるのですが・・」
完全に、圧倒されて困った様子でしたので、
どれどれと電話に出たら、
「おぅ!!俺だ!!おまえ元気にやっとるか!!」
昔からまったく変わらない超元気な師範の声がビンビン響き渡ります。
「まったく、もう。このコロナでどこにも出れんでいかんがや。
散歩は毎日行って、昨日は、公園で演武しとったわ。
おまえはどうしとる?広島にはさすがに帰れんだろう。
関東凄いことなっとるなあ・・、
名古屋も大変だぞぉぉ!
空手の用事で大阪に行かんといかんが、
息子が行ったらいかんと言っとるわ。大阪も感染者スゴイでの。」
いろんなことをお話しさせてもらい、
「じやあ、おまえもコロナかからんように、元気でやれよ!!
じゃあな。花、ありがとな。奥さんによろしくな。」
久々に師範の超元気な声を聞いて
こっちも超元気になりました。
師範は「俺は運がよかった。」といつも言われます。
自分に対して「運がいい」という人は、「自分はがんばってきたから」と言いません。
「運がよかったから」と謙虚に受け止められています。
「運のいい人」は、日々コツコツと努力を積み重ねています。
師範は毎日、名古屋市の守山区の公園をヌンチャクを持って散歩していらっしゃいます。
広場で人がいなかったらその場で古武術の稽古をされるのです。
こういう生活を若い時から半世紀以上続けておられます。
そして、自分が他より秀でるためにはと、
とことん沖縄古武術を研究されました。
「運のいい人」は、コツコツ努力を続けると共に、
常に問題意識を持って小さな工夫をされているのです。
成功できる人は、超一流の選手は、
0.1点あげる方法を1000個集めています。
これがコツコツと小さな工夫を続けているということです。
運は抽象的なものでも、オカルト的なものでは決してないのです。
小さな工夫を常にしている。そしてその工夫は具体的なこと。
やっている人とやっていない人とでは圧倒的な差が出るのです。
豪快に笑いながら、
「おまえはいくつだ?何?63‥??メチャ若いがや。
これからだわ。しっかりやらんとな。まだまだおまえ、スタートラインだがや!!」
ウレシイですね。師範にはっぱかけられ、
「よしっ!!がんばろ!!」と気が入ります。
理屈じゃなく強くて、元気で、いつも大声で笑える人がいいですね。
いつまでも師範には明るく元気でいてほしいです。
コロナ禍が終息すれば、
一度、広島にも、千葉にもおいでいただこうと思っています。
しっかり稽古をしておきましょう。
師範は上手い下手よりも、その人の生きている姿勢を
いつも見ておられますから。
今日はありがとうございました。
●今日は経理の今井雅代さんの退職の日です。
今井夫婦は私との縁があって名古屋からこの千葉に移り住み、
この会社で働き出して早15年経ちました。
どちらかというとのんびりと生きていきたい雅代さんが、
生活があるからといっても、よく15年も続いたもんだと私は関心しています。
まあ縁は切れないので福笑いで遊びに来て下さい。