「頭がいいとは、人の傷みがわかること」
世間ではよく「記憶力がいい」という人のことを「頭がいい」と言います。
本当に「頭がいい人」とは「素頭がいい人」のことです。
「素頭がいい」とは「直感」「閃き」「気転」「感性」が豊かな「気がきく」人ということです。
そして何より「素頭のいい人」は「人の傷み」がわかります。
実は「気がきく」人は、「人の傷み」が分かる人なのです。
自分で痛みを感じない人は、相手の傷みも感じられません。
相手の傷みが感じられる人は、相手に痛みを与えてはいけないから、
そこで人に気を使っていくようになります。
これが「気がきく」ということのスタートラインです。
知識がたくさんあるというのは、ただ知識があるだけです。
「気がきく」というのは、決して知識がたくさんあることではないのです。
経験がどんなにあっても、相手の傷みを感じられない人はダメです。
仕事でも慣れてくると、痛みに対して鈍感になっていきます。
「気がきく」とは、いかに相手に不快や痛みを与えないか、心を配るということです。
こういう人は、自身が人一倍「痛み」を感じて来たので、
決して人にはそういう「痛み」を感じさせたくないと「気がきく」のです。
そういう人のことを「頭のいい人」と言います。
●今日より「伊勢丹新宿店メンズ館」「日本橋三越本店」「君津本店」「子安店」「木更津店」「全国宅紀配」お客様の声(様々な)、 希望、を私が吸い上げたポイントを全スタッフに伝えていくことにしました。
どこを切っても金太郎飴。情報の共有化、感じる、気づく意識を育てていきます。
●事務所で書き物をしていると必ず私の後ろのドアから(本店はちょうど本部事務所の真裏にあります)
「新規のお客様がお持ちになりました、お嬢さんのブラウスの首回りにお薬をつけていらっしゃって、それが付いたらこんなに脱色されたそうです。なんとか復元は出来ないでしょうか?ということでお見えになっています。」
「染色補正で色を入れてなんとかしないとね。えーと90㌫ぐらいの仕上がりで洗いと染色補正で5.000円。日数は3日です。お伝えして。」
「わかりました。そうお伝えします。」
「よろしくお願いします。助かりますと、とっても喜ばれてました😊」
ず~~~っとこんな感じです。
仕事といえども毎日こんな感じですが、性格的にこういった生産的で相手の反応がすぐ返ってくる仕事が大好きですね。
ホームページ制作の写真の件で、写真家の山崎君と話していたら、「そういえば富裕層向けのメンズ雑誌ザ・レイクの副編集長は初めて私がナチュラルクリーンに取材に行ったとき、一緒に来た人ですよ。当時は20代でお互い若かったです。彼と今から会う予定なんです。」
「そうかあ、ザ・レイク好きて定期購読してるのよ。富裕層のスーツ好きの人たちにうちのこと知ってもらいたいから、是非一度取材してくれんかなあ・・って言っておいてよ。」
「分かりました。伝えておきますよ。久々ですから、喜ぶと思いますよ」
「そう言えば、メンズE‘Xの取材のときに一緒に来た浅野さんっていたじゃないですか。浅野さん誘って一緒に来てもすいいですか?
浅野さんも元気が出て喜ぶと思いますよ。」
「へえ・・・・懐かしい。一緒に来たらいいわ。久しぶりに進化したうちの姿を見て欲しいし。」
面白い流れですね。
この後、伊勢丹新宿店メンズ館の廣瀬から「六本木サローネからお荷物がたくさん入ってきています。こういう流れが出てきてます。」と嬉しい電話がありました。いいぞぉ!