「気がきく人と一緒にいると、気がきくようになる」
気がきくことは伝染します。
気がきく人になるためには、気がきく人の側にいることです。
私は法子さんの影響を受けて、自画自賛ですが気がきくようになりました。
法子さんは、
お姉さんやお母さんやお父さんの影響を受けてとても気がきくようになったそうてす。
ああ、なるほど、
こういうことをやってもらったら嬉しいから、自分も今度は誰かにやってあげようと思うのです。
側にいる人が気がきかなくて、いつも何かむっとしていたり、
何かをしようとしてもまったく無関心であったりかると、気をきかせることの快感がわかりません。
気をきかせてもらうことの快感も体験できないのです。
私は常に見てきました。
業者の人や関係会社や縁のる人が用事を済ませて帰ろうとすると、
法子さんが必ずそににある頂き物のお菓子やジュース等をすぐに包んで
「口汚しだけど、持ってかえってね」と言って差し上げることを。
縁ある知人のご家族や従業員のご家族の慶弔や仏事等には会社からではなく、
必ず個人として気をきかせて気持ちを包む姿を。
また、お客様にも気を配ったちょっとしたお手紙を送ることを。
こういった姿を頻繁に見ることによって
「気がきく」レベルの圧倒的な違いに気づくのです。
これは会社でもお店でもそうですが、
気がきく会社やお店はどんどん流行ります。
お店や会社だけではないです。
どの組織でも、家庭でもそういった与える文化が育っていると、
そこを生きている人たちは自然とそういった姿勢が身に付きます。
やはり気をきかせされた相手は喜ぶし、
自分も今度は何か返させてもらおう、恩を返そうと思うものです。
彼女はまったくそんな気はなくても、全国で七年間、
一店舗当たり日本一の売り上げを記録させた本店を生んだのも、
彼女がマメに「気がきく」達人だったからです。
そういう姿勢と努力の経過によって
自然と良い結果が生まれてきます。
私は微力ながらその姿から人間としての基本に気づき、
その真似を一生懸命させてもらっているに過ぎません。
これはある意味、
武道の基本稽古とよく似ています。
ただ、根っから「気がきく」レベルが根本的に違います。
前の世からよっぽど当たり前のように「与える」ことをやってきたのだと思います。
自分は質素にしても、使わないお金を人の為に与えていく。
その姿勢にはとにかく頭が下がります。
ただ、日本一の「気配り上手」が側にいてくれるお陰で、
とても良い影響を受けているので、過去から比べると随分気がきくようになったと思います。
そして、法子さんや私の影響を受けて、
従業員全体が少しずつレベルアップし、気がきくようになってきました。
そうすると、会社でいえば、どんどん仕事がはかどって業績が伸びていきます。
会社の中で一人だけ気がきく人がいるということはありません。
必ずそういう人の影響を受けて周りも気がきくようになっていくのです。
まずあなたがそういう気がきく人になると決めて行動することです。
そして上手くいかなくてもこういったブログを読んで
真似でいいから学んで行動していくことです。
とにかく
気がきく人の側にいると、
周りがどんどん育って気がきく人たちの集団になっていくのです。
そういう環境にいることは
とても気持ち良いものです。気が軽くて自由度が高いのです。
奪う集団ではなく、
気持ち良く与え続けていける集団がいい。
まだまだ発展途上でどんくさいのですが、
軽いのがいいです。
(九月から千葉の新日鉄関連の三島興産から九州八幡の本社に総務の勉強に二年間行く、山田家の次男で跡取りの健雄くんには、私も、関係者のみんなも御餞別を渡しました。
彼は恐縮して、今日の朝みんなにお礼の挨拶に来てくれました。彼は周りの人たちからとても信頼が厚く、好かれて人気があります。38歳だからまだ若いです。しっかりといろんな勉強をしていけばいいです。これからですね。)
個も集団もそこを目指しましょう。