「専門家とは、より速くできる人のことである」
専門家とは、どういう人のことでしょう。
専門家とは、「その仕事について、詳しい人」ではありません。
専門家とは、「その仕事を、速くできる人」なのです。
なぜ専門家に、仕事を頼むのか。
「専門家に頼んだほうが、速くできるから」です。
「専門家に頼んだほうが、上手くできるから」ではありません。
専門家に仕事を依頼するのは、時間を買っているのです。
専門家よりも、もっと仕事を速くできる人がいますよね。
それは、専門家に仕事を頼む人です。
仕事のできない人は、専門家に仕事を頼めない人です。
「そんなことは、専門家に頼まなくても出来る。もったいない」と言うのです。
もちろん、専門家に頼まなくてもできるかもしれません。
でも、それは「いくら時間をかけてもいいのであれば」という条件つきです。
「もったいない」というのなら、時間代のほうがもったいないのです。
そういう人に限って、部下にも仕事をさせません。
全部自分で仕事を抱え込んでいます。
当然、遅くなります。
仕事は、スピードが勝負です。
だから、それぞれの専門家同士が、
チームワークを組んで能率よく仕事をするようになります。
速い者同士が分業しますから、さらにスピードは加速されます。
自分がやるのは、自分が最も速くできる部分だけにします。
他の人がやったほうが速くできるものは、他の人にドンドン任せます。
仕事を速くする人は、スピードを優先した分業をします。
すべての仕事を速くできる必要はないのです。
本人が速くできる仕事が一つもなくても、速くできる専門家を知っていて、頼めればいいです。職場は当然ですネ。
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●三越の木村マネージャーより次なる壮大な展開のお話を伺いましたが、その内容は私が以前からイメージしていた通りの品格と豊かさのある内容でした。未来は白紙です。その白紙のキャンバスにこれから昔から温めていた理想のイメージをより具体的に描いていくのだと思うとワクワクします。
ただコロナ禍と同時進行に起こってくるこの内容は、まさしく神仏の大いなる計らいとしか言いようがありません。