「ケース・バイ・ケース」
この話は
素頭の悪い人には
あまりピンとこないかもしれません。
ただ、
人間は誰しも
ケース・バイ・ケースで生きていて
予測力と観察力と分析力と判断能力が
長けている人は、運が強い
生き方をしているというお話しです。
ケース・バイ・ケースというのは、
一つのことが、ある時は正しいが、
ある時は間違っているということです。
また、その判断では
それでは物事が進んでいかないという
ことです。
子どもは正しいものはいつも正しい、
間違っていることはいつも間違っていると考えます。
これは普通の大人もそうです。
でも、
そうとは言い切れません。
状況によっては、
これはこうしなければならないと、
前回とは真逆な行為をすることもあります。
例えば野球でいえば
自分がボールを受け取ったとき、
本塁に投げた方がいいのか、
一塁に投げたたほうがいいのか、
無限の状況が考えられます。
スポーツも武道も、
ケース・バイ・ケース、
臨機応変の連続です。
スポーツに限らず、
人生も経営もすべての瞬間において
臨機応変とケース・バイ・ケースの
連続です。
夕方の散歩で
法子さんとそんな話をしました。
ただ、このケース・バイ・ケースの現場力、
実践力があるためには
何度も修羅場をくぐっても
絶対に本質をブラさず生きてきた
自信が必要だと。
そのために、
日々仕事を通しての小成功体験で
現場力を身に付けているわけです。
ケース・バイ・ケース、
臨機応変さに動ける軽さを常に身に付ける。
ただし本質・良心は絶対に
ブラさない、という。
ネタ晴らしをせず、
仕合わせに導くってことです。