FAQ

よくあるご質問

シャツのご質問
  • シャツのクリーニングをお願いしたいのですが、洗濯表記にドライクリーンのみと書かれています。クリーニングをお願いすることは可能ですか?また、セーターのドライクリーンも可能ですか?

    まず、シャツについてですが、洗濯表示がドライクリーニングのみということですので、ご希望でしたらドライクリーニングだけで洗う事も出来ます。その場合弊社で行っているドライクリーニングは主にシリコンドライという方法で、環境や人体にやさしく、素材に艶感の出る洗いです。
    また、石油系のドライクリーニングも出来ます。ただ、シャツは肌に近い部分で着用されるものですので、汗などの付着もあり、出来れば水で洗う方が望ましいと思います。洗濯表示がドライのみでも水洗いできるものが多いですので、弊社ではほとんどの場合、シャツは水洗いを行っています。

    次にセーターですが、こちらも水洗いとドライクリーニングをどちらでも行う事が出来ます。また、全体に汚れが激しい場合は、先にドライクリーニングで油性の汚れを落とし、次に水洗いで水溶性の汚れを落とすという風に、両方の洗い方を行う事もあります。ドライクリーニングのみをご希望でしたら、その旨をお知らせ願います。

  • 黒や濃い色のシャツは、プレス時、当て布をしても生地がてかってしまうのですが…

    当て布を厚くしてください。折って厚みを増していく方法もあります。 それでも、テカる時は裏からアイロンを掛けていきます。

  • ドライ・スチームなどアイロンの特徴について

    ドライ:スチームで仕上げるよりも霧吹きを使うことでパリッと仕上げられる。
    スチーム:シワは早く消えるが戻ることもある。霧吹きと併用した方がきれいに仕上げられます。

  • 市販のノリを使用する際の注意点は?

    使用上の注意を守っていれば、問題はありません。合成糊には、主にPVA(ポリビニルアルコール)とPVAc(ポリ酢酸ビニル)の2通りの成分のものがあり、PVAは、透明な液状タイプと、粉末タイプがありますが、洗うと汚れと一緒に落ちます。PVAcは、白い乳液状で、洗い落ちが悪いため、使い続けると、シャツがどんどん硬くなる性質があります。

  • 芯地を伸ばす(復元)する方法はありますか

    濡らした生地を引っ張って伸ばします。(乾いた生地を伸ばしたり、熱や蒸気を使うこともあります。) ただ、程度にもよりますが一度縮んだ芯地を元に戻すのは困難です。

  • 鹿の子生地、ブロード生地、ドビー生地など織り、編み方で凹凸感の違うシャツはアイロンの掛け方を変えた方が良いのでしょうか

    凸凹感の大きな生地は、つぶさないように圧を抑えて掛けます。

  • 化繊素材のプレス方法・熱

    熱に弱い素材なので、低温で。

  • 麻素材のプレス方法・熱

    スチームだけで仕上げると一旦しわが消えて見えるが、戻る可能性が高いので霧吹きと高温(200度)のドライアイロンで仕上げた方がパリッと仕上がります。

  • アイロン掛けの順番(きれいな仕上げかた)シャツ・ジャケットの2アイテムの掛け方を教えてください。

    シャツのプレス順序(面積の小さい部分からかけるとシワになりにくい): 上衿→カフス→袖→ヨーク→前身頃→後身頃
    ジャケットのプレス順序(最後にVゾーンを決める): 袖→肩→前身頃→後身頃→カラー→ラペル

  • ノンアイロンのシャツを所有しているのですが、加工を取ってしまうことは可能でしょうか?

    お問い合わせありがとうございます。ノンアイロン加工を取るご要望ですが、この加工は樹脂コーティングなどとは違い、分子と分子を3次元的に結合して形造る加工の為、取ることは出来ないです。ご要望に沿えなくてすみません。

  • ドライ衣料専用の洗剤で洗濯したところ、汚れていた襟まわりがピンクに染まってしまいました。クリーニングで元の色に戻せるものなのでしょうか?

    綿、キュプラ、ポリエステルの白いブラウスがピンクになったということは、おそらく塩素系の漂白剤を使われたのだと思います。
    塩素系漂白剤は、白い生地専用で、強い漂白作用があり、綿の生地を白くしたい時には効果的な漂白剤ですが、作用が強いため、濃度が濃すぎたり、漂白時間が長すぎると、生地を傷めたり変色させることがあります。
    また、日焼け止めを肌に塗られて、それが生地に付いていると、塩素系漂白剤と反応して、鮮やかなピンク色になります。

    こうなった場合、この日焼け止めを落とすとピンク色も消えます。
    方法は、洗濯用の固形石鹸や、トップのプレケアなどの前処理用の洗剤をピンクの部分に付け置きして、揉み洗いしてやれば徐々に取れてきます。
    また、クリーニングでお預かりして落とすこともできますので、よろしければ、ご用命ください。

  • シャツの正しい干し方を教えてください。(洗濯脱水の場合・手洗いの場合)

    脱水はとにかく短め。高速回転になって30秒以内、また、シワが入らないようにすぐに吊るした方がいいです。ハンガーは肩幅のあった厚みがあったほうがいいです。小ジワはアイロンスチームで伸ばせばいいですね。乾燥は縮まないためにも自然乾燥がベストです。

  • 最近の洗濯機は性能が良いので、ドライ表示でどこまで対応できますか?

    水に入れてすぐ色出するようなものは洗えませんし、すぐに縮むようなものも洗えません。だからドライ表示ものが水洗いできるわけではないので、冒険は禁物です。

  • 洗濯機のドライモード・ドライクリーニングの意味は?クリーニング屋のドライと同じですか?

    洗濯機のドライモードは、衣類に力の加わらない弱い回転で洗う方法です。 ドライクリーニングは、水ではなく、ドライ溶剤(石油系・パーク・シリコーン等)で洗うことなので、全然違います。

  • インポートや生地の番手の高いシャツは洗濯機で洗ってよいのでしょうか?痛みそうで心配です。

    防縮加工をしていないものが多いので、洗いで回転を加えると縮んでしまうので、力の加わらない手洗いを洗面器やタライあたりで押し洗いを行うのがいいです。

  • 形態安定のシャツに柔軟剤を入れるとやわらかく仕上がりますか?

    柔らかくなります。

  • 手洗い表記のシャツでも洗濯機で洗って大丈夫ですか?

    弱水流のコースなら大丈夫なものも多いですが、縮みや色落ちなど、手洗い表示にした理由はあるはずなので、強い洗いは避けてください。

  • 白シャツを黄ばませない方法はありますか?

    汚れを残さないことが一番です。そのために、襟、カフスは前処理をし、汚れかたにもよりますが、2~3回に1回は漂白をした方がよいです。

  • シャツの黄ばみはなぜできるのか?取る方法は?

    汗や皮脂などに含まれる不飽和脂肪酸、不飽和油脂、タンパク質の酸化のため。黄ばみを取るには酸素系漂白剤を使って分解します。

  • そもそもシャツの襟やカフスの汚れがつかない方法はありませんか?

    汚れが付きにくくなるスプレーが市販されています。また、シャツに糊付けすると、洗った時に糊と一緒に汚れが取れるので、糊の硬さが嫌なら、薄糊でも付けておく方がきれいさを保てます。ただ、いずれにしても、それだけで汚れが全部防げるわけではないので、洗う時には前処理をしてから洗った方がよいです。

  • 自宅でシャツの襟の汚れをきれいに落とせるワザはありますか?

    襟汚れ用のスポット洗剤を付け置き(10~30分)し、黄ばみが強いときは、粉末酸素系漂白剤に漬け込む。この時温度が高い方が(45~50度)きれいになります。

  • シャツを洗う際、どういう時にネットを使うと良いのか?

    縮みそうなもの、毛羽立ちそうなもの、ひっかかるもの、傷つきやすいもの、飾りのついたものなどの場合、ネットに入れるのが良いと思います。

  • 生地の縮まない洗濯方法はありませんか?最低限におさえるには?

    洗う時間を短く、温度を低く、回転を弱くするほど縮みは小さくなるので、小さめのネットに入れて中での動きを小さくし、手で押し洗いするのが一番縮みません。また、乾燥機を使うより、常温で自然に乾かす方が縮みません。

  • シャツの最適な脱水時間ってありますか

    シャツの枚数によっても違いますが、1~2枚なら高速回転になってから20~30秒程度です。 また、染色の弱いものは、強脱水で脱色することがあるので、一度に強く脱水をせず、途中で出して何度かに分けて脱水します。

  • シャツの自宅洗いで気をつけるべきことはありますか?

    全自動洗濯機の通常コースは長すぎるので、中性洗剤で前処理(ブラシでゴシゴシ)して短時間コースで洗った方が衣類は傷みません。また、色移りしそうな衣類は別洗いします。

  • シャツはクリーニングに出した方が長く使用できるのでしょうか。

    クリーニング店での一般のワイシャツの洗い方は、高温(50~60度)で、回転を強くかけて洗うため、汚れはよく落ちるが、シャツへのダメージもあります。仕事着的なワイシャツならばそれでもかまわないかもしれませんが、高級シャツは、それに適した洗い方をしてくれるクリーニング店に出すか、自宅で手洗いした方が長持ちします。

  • 綿素材ポロシャツ(鹿の子生地)の洗濯方法・気をつけること(特に縮み)

    縮みを防ぐには、繊維を動かさないこと。そのためには、小さめのネットに入れる。番手の大きいシャツは特に縮みやすいため手洗いがベストです。 また、先に襟やカフスの汚れをスポット洗剤などで落としてから全体を洗うようにすると、洗う時間を短くでき縮みは少なくなります。

  • 綿素材シャツの洗濯方法・気をつけること(特に縮み)

    綿シャツと同じで、縮を防ぐには小さめのネットで1〜2分手洗いします。 乾燥機で完全に乾かすと縮や斜行(ねじれ)が起こる為に、使っても5分以内でシワが伸びたところで出して、ハンガーにら吊るして自然乾燥します。

  • 麻素材シャツの洗濯方法について気をつけることはどんな点ですか?(特に縮み・黄ばみについて)

    縮みを防ぐには、低温洗浄(常温)することと、回転を強くかけないことです。 淡色のものの黄ばみは漂白剤への漬け込みで取ります。麻は濡れると硬くなり、水の中で摩擦されると毛羽立ちが起こりやすくなるため弱い回転や手洗いを行うようにします。また、繊維の芯まで染まりにくい素材で色落ちしやすいという特徴があります。それを防ぐためにも、低温、弱回転、短時間洗いがよいと思います。

  • イタリア製のワイシャツの襟と袖口が縮んでしまいました。水洗いして伸ばす事は出来ますでしょうか?

    ワイシャツの襟と袖口の縮みの修正ということですが、縮みの程度によって、どこまで直るかは変わってきます。全く伸ばせないということは無いと思いますので、よろしければ、こちらまで宅配便でお送りいただければ、お見積もりをお出しします。