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「愛情や思いやりを配ること」7/10(土)

投稿日:

良い教えを素直に喜べる人。

良い教えの影響を受けて、

自分も情け深い心境に成れる人。

このような人は、

世の中の動静への興味から離れて、

安心した、

静かな境地に達することに成ります。

(原始仏典 ダンマパダ25章-368番)


「良い教えを素直に喜ぶことが出来る」

 

実は、

これだけでも凄いことだと最近は特に感じます。

最近の若者に多い特徴は、道徳などを聞かされましても、

 

* それの、どこが良いのか本当に分からない。

* だからと言って、

     なぜ自分がそうするべきなのかが分からない。

このような感情を、反発心からではなくて、

「無表情な顔」から淡々と言う生徒がいるようです。

これを考察しますと、

非常に冷たい家庭環境で育った生徒が多いようです。

聞いた話では、

裕福な医師の家庭の子供でも、

父親がとにかく学年で1番の成績でなければ一切許さない

性格のために、

その日の塾の答案の点数を毎晩夜の11時からチェックして、

そして2時間も小学生の子供を罵倒し続けるという狂気のような

相談が母親からありました。

その罵倒が、

「お前はダメな奴だ」「生きる価値が無い」という内容を

医師である親がループ状態で言うそうです。

 

その父親も二代目医師であり、

そのような罵倒を受けて育ったそうです。

父親は残念ながら地元の希望大学には行けずに、

地方の大学で医師に成った

ことが非常なコンプレックスだったとのことです。

ある日の塾帰りに、

その子供が電車で迎えに来た母親と隣同士で座っていた時に、

目の前の席に同年代のような小学生と父親がいたそうです。

その親子が、

「さあ始めるか」と言いながら2台の携帯ゲーム機を取り出し、

お互いに勝った負けたと嬉しそうに興じていたそうです。

それをただ無表情で見ていた子供は、

駅からの帰り道を母子で歩いていた時にポツリと、

「お母さん、もうボク死んでも良いかな」

と母親に静かに言ったそうです。

母親はこれを小学生の子供から聞いた時に、

「もう限界だ。心が壊れてしまった」

と思ったそうです。

そして、

翌日から離婚に向けて母親は動かれました・・・・。

このような現代社会の地獄を見た小学生は、

一生の心の傷を負っています。

このような子供に道徳を教えましても、

素直に聞かないのではなく、

本当に分からないようです。

まず、愛情を他人から受けることを再体験するか、

自分が動物などを飼育することから始めなければ生けません。

しかし、

小動物をバラバラに殺すような子供も中にいます。

やはり自分の家庭環境の反動が、

無意識にそうさせてしまうのです。

 

人間は、

「自分が受けたことを、他に返す」

という自動的な鏡の反射のようなサガの側面を

法則として有します。

だから自分が愛情を受けて育った場合は、

次は自分が他人に愛情を出すことは出来るのです。

しかし、この逆の冷たい家庭で育った場合でも、

自分からは愛情を他人に出せる人は尊い御方です。

ただ、その人もよく調べますと、

家庭以外の陰で愛情をくれる他人が居たことが多いのです。

それは担任の教師だったり、近所のオバちゃんだったり、

地域の寺の住職だったりと、必ず善人が存在していました。

要するに、これからの日本を良くするためには、

いかに先ず自分が家族や「他人にも」愛情や思いやりを配ること、

出すこと、からが重要なのです。

これが大いなる善の連鎖を引き起こします。

この項の釈尊の言葉に戻りますが、

* 良い教えを素直に喜べる人。

* 良い教えの影響を受けて、

      自分も情け深い心境に成れる人。

もし、自分がこのような感じに「自分なりに」成れるならば、

自分を育ててくれた周囲の人々も素晴らしかったのだと言えそうです。

それは本当に「感謝をするべき」ことだったのです。

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今日の体重62.2㎏      血圧123-69-65

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研修の山本に喝!

久々に工房研修に入らせて頂き、

新たに人間として生きる姿勢、仕事に対する情熱を

学ばせてもらいました。

先日、伊勢丹新宿店メンズ館よりカルテ作成未の分を

工房に送ったモノを、自分でカルテ作成を行い、

松山さんから改めてカルテに必要な特記事項を記入する

事の大切さを学びました。

また、記入漏れ伝票を見つけるなど、今まで自分の仕事が

いかに惰性的であったのか反省しております。

そういう精神的な怠惰さや情熱の無さを代表や法子さん

は見抜かれて、厳しく叱って下さったのだと分かりました。

今日、工房で学んだことを意識して、愛情を持って本気で

仕事に取り組みます。

自分はとても弱い人間なので、こうやって工房に通って

躾を受け、襟元を正して良い緊張感を持って仕事に励める

ように頑張ってまいります。

一日ご指導を頂き皆様有難うございました。次回も

宜しくお願い致します。     

    伊勢丹新宿店メンズ館ウォータークリーニング

                   山本直美

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