2009年10月の日記

10月31日「人のために何ができるかを考える人が、ハッピーになる」vol.2576 
(2009.10.31[Sat])

自分のことで精一杯という人は、
キャパのない人です。
キャパのある人は、
言われたこと意外のこともできます。

自信を持って行動している人は、
まだ20パーセントの余力を残しています。
その残している余力を自分のためだけではなく、
人のために使うことができきるときに、
その人の自信はより具体的なものになります。

100%の力を出し切って、
それ以外ほかのことをする余裕がなく、
自分のことで精一杯の人は、
リーダーにはなれないし、
リーダーになってはいけません。

少しでもキャパを広げようと思うのなら、
「人のために何ができるのか」
ということを常に考えていることです。

そうすれば、
結果として、
自分自身もいい仕事ができるようになります。
自分のために何ができるか、
自分がどう得できるかばかりを考えていると、
仕事にも人生にもプラスにならないし、
ハッピーになれないのです。

自分ではない誰かのために何ができるか。
そう考えて行動することで、
相手はもちろん、
自分自身もハッピーになれるのです。


10月30日「感謝力」vol.2575 
(2009.10.30[Fri])

人間はすべての人に
同じようなことが起こっています。

ところが、
バラバラのことが起こっていると思う人が多い。

「自分には楽しいことが一つも起こっていないのに、
 あの人には楽しいことがいっぱい起こってる」
と言う人もいます。

実はみんな状況は同じです。

ただ、
それに感謝の気持ちを持てるか持てないかで、
その人に楽しいことが起こっているか、
そうじゃないかが分かれます。

感謝力の個人差は、
とても大きいのです。

感謝力のある人には、
どんどん楽しいことが起きてきます。

ムリしてニコニコすることはありません。
感謝すれば自然とニコニコできるのです。


10月29日「時間の質」vol.2574 
(2009.10.29[Thu])

時間は誰にでも平等に与えられてます。
時間の長さは変えられません。
持ち時間はみんな同じ、
24時間です。
だけど「時間の質」は変えられます。

自分のやりたい仕事をやって、
毎日、
忙しく活動しながら、
仕事のクオリティを上げるために、
いろんな学びを貪欲に得ている人。
だからこそ時間の大切さを知っている人。
ワクワクするような楽しい話をしてくれる人。
そういう人から、
同じ時間を経験していても、
あきらかに「時間の質」が違うという、
刺激を受け、影響を受けて下さい。

逆に、
一緒にいても愚痴や不平不満しか言わない人、
ダラダラと時間を無駄にしても平気な人は、
あまり付き合わないほうがいい。
自分まで、
ますます時間を無駄にするようになるからです。

人間の生命は、
その人その人、
この世で与えられた時間は限られています。
だからこそ、
心を込めて工夫をこらし、
大切にしようとすることで、
同じ長さの時間とは思えないほど、
充実していきますよ。

そのためには、
早寝早起きを心がけてね。


10月28日「私はツイてると思うこと」vol.2573 
(2009.10.28[Wed])

自分で「私はツイてる」「ツクだろう」と思って下さい。
必ずツクようになります。
「私はツイてないなあ」と思わないようにして下さい。
必ず「ツキ」が逃げていくし、
「ツカナイ」でしょう。

とにかく、
この「思う」ことが、
見方を変えれば「ツキの原理」の出発点なんです。

ツクためには、
自分の長所を伸ばせばいいんです。
そして、
どんなことでも肯定して、
感謝すればいい。
これがツクためのコツです。

そして次に勉強していくと、
自分のまわりに起こることは、
全部自分が引き寄せていて、
自分に責任があることがわかります。

だからツクためには、
プラス発想して、
感謝して、
謙虚に学んで、
オープンマインドで素直に生きて、
人やお金や物を大切にしていくこと。
そうすれば、
あなたは絶対にツキまくります。


10月27日「超プラス言葉と超感謝言葉」vol.2572 
(2009.10.27[Tue])

人生何と言っても、
ツイてるのが一番です。

実力がある、
努力家である、
真面目で頑張りやさん、
それはそれでいいんですが、
そんなことよりも、
ツイてるほうが絶対にいい。

だったら、
どうやったら
ツイてる人になれるかというと、
まず、
ツイてる人と付き合うこと。
ツイてる人の、
発想や行動のポイントを真似ること。

そして、
いつも意識して「ツイてる」
と言うこと。

それも人前で、
平気で声に出して、
「私はツイてるよね」
「俺ってメチャツイてるよなあ」
って言うこと。

そんなことばっかり言ってると、
あなたはツイてツイてツキまくる人になります。

そして心から「ツイてるなあ」と、
言えば言うほど、
ツイてることが、
次から次えと起こってくるようになります。

それとツクためには、
もう一つ大きな武器があります。
それが「ありがとうございます」
という感謝言葉。

「ツイてる」の超プラス言葉と
「ありがとう」の感謝言葉は、
ワンセット。
これがあれば、
ツキはなだれのようにやってきます。


10月26日「職場の仲間っていいよね」vol.2571 
(2009.10.26[Mon])

仲間がいると、
良いことが何倍も楽しくなります。

仲間が大勢いると、
良いことが何倍も何倍も何倍も楽しくなります。

仲間がいると、
嫌なことがあってもすぐ忘れられます。

仲間の笑顔って、
生きていくのに
絶対に不可欠な宝物です。

そして、
みんなにとって、
あなたの笑顔が、
みんなの宝物なのです。


10月25日「幸せだなあ」vol.2570 
(2009.10.25[Sun])

「幸せだなあ」と言ってると、
幸せなことが不思議と起こってきます。
幸せなことが起きてから、
「幸せ」というようでは、
まだまだ未熟です。

「幸せだなあ」って言ってると、
良いことが次々と起こってきます。

「幸せだなあ」って、
言うと、
今の自分の幸せに気づきます。


10月24日「笑顔で仕事をしたらいい」vol.2569 
(2009.10.24[Sat])

不満な顔で仕事をしていると、
何もメリットはありませんよ。
それどころか、
「イヤなこと」ばかり次々と引き寄せます。

笑顔で仕事をしていると、
「自分のためになるプラスのこと」が、
次から次へとやってくるから、
不思議ですよ。

そのうえ、
仕事以外のことでも、
嬉しいことが次から次へと起きるから、
これまた不思議ですよ。

ということは、
笑顔というのは、
幸せの国に行くための
パスポートだったんですね。


10月23日「企てて行うからうまくいく」vol.2568 
(2009.10.23[Fri])

「企画」という言葉がありますよね。
「企てる」という意味です。
これは「変なことを企てる」ということじゃなくて、
「成功することを企てる」ということです。
「企てて行う」から「企業」と呼びます。

私は毎日毎日、
全員に、
「前日からの段取り8分で今日は決まるよ」
「うまくいくようなイメージを企てて事に当たれ」
と言い続けてます。
予習型人生の基礎を職場で学んでるんです。

つまり、
ちゃんと「成功すること」を考えて、
行動しないと成功はしません。
ぶっつけで、
何も考えずに行動したら、
99%成功しないと知っておいて下さい。

だけど、
前日に明日の事前準備を8割終えて、
当日成功することのイメージをしっかり考えて実行すれば、
誰がやっても99%成功します。

成功しない人は、
ただぶっつけ、
その場限りで流されているだけ。
そういう人は、
自分の人生もまったく同じようなってくので、
そのことに早めに気づいてね。


10月22日「不完全だから人間だよな」vol.2567 
(2009.10.22[Thu])

人間は、
どんなに頑張っても何ごとも完璧にはできません。
完璧にできるのは、仏さまだけ。

ただ、
私たち人間には、
何事も不完全でも、
それにめげずに、
楽しく改良や改善していくことができるんです。

そういう素晴らしい力を、
仏さまから授かっているんです。

うまくいかないからって、
がっかりしないように。

改善して、
工夫して、
少しずつ良くなればいいんです。

仏さまは決して私たちに、
完璧を求めてはいません。
そうじゃなくて、
改良していきながら、
工夫していく知恵を学びなさいって、
願われているんです。

知恵がないと、
愛を与えることもできない。
愛は生きないからです。

完璧ではない私たちは、
改良の知恵を学んでいって、
少しずつよくなっていけばいいんですよ。


10月21日「人を褒め、人を許し、人に与えると自分が輝くよ」vol.2566 
(2009.10.21[Wed])

宇宙には法則があります。
それは鏡の法則です。

人を褒める人は褒められる。
人を許す人は許される。
人に与えた人は与えられる。

人をけなす人はけなされる。
人を裁く人は裁かれる。
人から奪った人は奪われる。

まず、
「人をほめる努力」を始めましょう。
すると、
その場で、
人生が輝いて見えるから不思議です。

あの人の顔が光り輝いて見えるし、
この人の顔が光り輝いて見えます。
そして、
人をほめようとしている自分の顔が、
一番輝いています。

こんな小さな努力の積み重ねで、
沢山の喜びが手に入ります。


10月20日「人間って放っておいたらダメになるよ」vol.2565 
(2009.10.20[Thu])

人間って、
放っておくと、
だんだん気持ちが落ちていって、
弱気になっていって、
楽しくなくなります。

人間って、
外部から刺激を与えられてこそ、
「はっ」と気づいて、
また前に向って歩き出せます。

刺激とは、
やはり一生懸命生きてる姿、
頑張っている姿、
あきらめない姿、
明るく前向きな姿から、
真面目な姿から、
いのちの部分にダイレクトに伝わってきます。

人間は刺激を受けると、
止まっていたタービンが、
一気にクルクルと回りだします。
そして、
「これじゃあいけない。私も何かをやろう」
という気がおきてきます。

もし、
あなたの心が止まってる状態であれば、
何か外部から刺激を受けることです。
それはテレビのドキュメンタリーを見るのもいいし、
本を読むのもいいし、
頑張っている人の話を聞くのもいいし、
外に出て環境を変えてみるのもいい。

そして何か「グッ」とくるものがあったら、
遠慮なく勇気を出して前に向って進みだしてください。
そうしたら、続いて知恵が出てきます。
勇気を出す前に、知恵を出してもダメですよ。
勇気のない知恵は実行できません。

刺激を受け、
「はっ」と気づき、
勇気を出したら、
知恵や工夫が生まれて、
前向きに歩いていける。
仕事も、
人生もこの繰り返しだと思いますよ。


10月19日「人の喜んでる顔を見ることが一番嬉しいね」vol.2564 
(2009.10.19[Mon])

人間にとって、
一番嬉しいことって何なのだろう?
楽しいことって何なのだろうか?
いろいろ考えてみました。

欲しい物が手に入ったとき・・。
何かの目標が達成できたとき・・。
思った通りにうまくいったとき・・。

いいや、
それは、
人の喜んでる顔を見ることでした。
逆に一番嫌なことは、
人の悲しんでる顔を見ることでした。

人の喜んだ顔を見ると、
人の感動した顔を見ると、
人がハッと何かにの気づいて目覚めた清清しい顔を見ると、
自分の心もパッと花が咲いたように明るくなります。

誰の心の中にも、
喜びの花でいっぱいにしたい。
ちょっぴりでいいから、
そう思って仕事をしていきましょう。
仕事が終わった家庭でも、
「ああ疲れたあ〜」「いつも忙しい〜」
じゃなくて、
いつも家族がいてくれてありがたいと、
感謝して接していきましょう。
そしてなにより、
人生そのものをそういう心で生きていきましょう。
結局そのほうが、
自分が一番嬉しくなるからです。


10月18日「挨拶を徹底する」vol.2563 
(2009.10.18[Sun])

「おはようございます」
「こんにちは」
「失礼します」
「ありがとうございます」
「おねがいします」
「いってらっしゃい」
「おかえんなさい」
「お疲れ様でした」
こういった挨拶は、
人と人との最大のコミニュケーションツールです。
特に職場では、
挨拶の交換を率先して行っていきましょう。
自分も人も、
気持ちいいことは率先してやっていくことです。
いい仕事や、
いい人間関係を築くためにも。


10月17日「部屋の汚れ、職場の汚れや整理整頓はバロメーター」vol.2562 
(2009.10.17[Sat])

家や自分の部屋がちらかっているということは、
それだけでストレスが溜まっている証拠で、
怠けグセが顕在化している証拠です。
部屋もそうですが、
職場の中が汚くなっていくと、
どんどん「どうでもいいや」という気分になって、
なまけもの度合いが上昇して、
必ずなんらかのトラブルが起こります。

実際、
ニューヨークの地下鉄で車体や駅構内での、
落書き対策を強化したところ、
犯罪件数そのものが減っていったという実例もあります。
ほんの小さな汚れを放置しておくと、
街全体が汚れて、
犯罪も増えていきます。

日々の掃除と、
整理整頓ができているかどうかは、
自分の心のバロメーターです。
いい仕事ができる職場、
そしてプラスの人生を生きる秘訣は、
掃除や整理整頓がバロメーターになることを忘れずに。


10月16日「潜在能力を引き出す」vol.2561 
(2009.10.15[Fri])

近年、
スポーツの世界では「インナーマッスル」の重要性が、
取り上げられるようになってきました。
筋肉には外側の筋肉と内側の筋肉があって、
たとえば相手のタックルで簡単に倒されてしまう、
日本のサッカー選手は、
インナーマッスルを鍛えてないことに原因があると、
言われています。
ボディビルダーのように外側の筋肉だけを鍛えても、
試合ではまったく役に立ちません。

潜在能力とはこのインナーマッスルのようなものです。
誰もが持っているのに、
その存在も知らず、
使いこなしていない能力なのです。
この潜在能力を引き出すコツは、
特別なトレーニングではなく「気づく」ことなのです。
人間はこの「気づき」が増えれば増えるほど、
自身の潜在能力が開発されていきます。
そのためには、
問題意識を持つことです。
これをもっとよくするには、
もっと効率的にするには、
もっとチームワーク力をつけるためには、
こういった問題意識を持てば持つほど、
「気づき」は多くなっていきます。
常に問題意識を持つリーダー的役割になれば、
潜在能力はググッと伸びますよ。


10月15日「続けることを努力しない。習慣とする」vol.2560 
(2009.10.15[Thu])

昔から継続は力なりと言います。
ただ、
これは多くの人が勘違いしているところですが、
何事も続けることに力を注いではいけないのです。
そんな動機付けで続けられるのは、
勤勉な努力家だけで、
僕たちのような凡夫は到底無理なのです。
僕たち凡夫が力を注ぐべきは、
「習慣にすること」です。
楽しく「習慣にする」こと。
これ以外に続けられません。
それも仲間がいれば、
強制力があるので尚結構です。
ひとたび習慣となってしまえば、
あとは簡単でする
気合や根性もいれませんし、
気分的に頑張らなくてもいいのです。
もし「続ける何かが」あるとするならば、
いつまでも精神力に頼って頑張らないといけません。
凡夫が物事を継続していくのには、
習慣化こそがポイントなのです。


10月14日「自分に厳しくない」vol.2559 
(2009.10.14[Wed])

凡夫である自分に居直ってもいけないし、
自分を見下してもいけません。
とくに「どうせ自分はできないから」
とか「自分にはそんなことはできない」
と自己否定をしてしまうと、
そこから一歩も動くこともできないばかりか、
後退してしまいます。
つまり、
自己否定とは、
思考停止のスイッチなのです。
これは子育てするときのことを思い出せばいいです。
親が子どもに「お前はここがダメだ」と否定ばかり繰り返していたら、
その子は伸びません。
長所を見つけてあげて、
そこを褒めていけば勝手に伸びていくのが子どもです。
僕たち自身も、
自分の中に「私という子ども」を育てていると思って、
絶対にマイナスの言葉を使わず、
凡夫の自分を認め、
積極的に褒めていってあげてください。
自己否定だけは絶対に避けましょう。


10月13日「疲れたら積極的に寝る。基本は早寝早起き」vol.2558 
(2009.10.13[Thu])

世の中には「働き方」や「頑張る方法」
を教えてくれる人はたくさんいますが、
意外と「休み方」を教えてくれる人はいません。
そのために休むのが下手な人が、
意外に多いのです。

たとえば夜遅くまで仕事して、
へとへとになって家に帰って、
「今日は疲れたなあ」とお酒を飲んだり、
テレビを見たり。
これじゃあ疲れは取れません。
僕たちの脳は、
起きている間はずっと興奮状態にあります。
だとすれば、
寝るしかないでしょう。
睡眠によって脳の興奮を静め、
身体の疲れを回復させるしかないのです。

だから早寝、早起きが一番です。
僕はどんなに遅くても11時までには寝ます。
そして5時には起きます。
休息が下手な人は、
疲れたときにだらだらします。
しかし疲れたときに必要なのはだらだらすることではなく、
睡眠を取ることです。

また、
スポーツの世界には「アクティブレスト(積極的休養)」
という考え方があって、
疲れたときは、
完全に休んでしまうのではなくて、
むしろ積極的に外を歩くなど軽い運動をするほうが、
効果的に回復できるのです。
だから、
疲れたときは、
ちょっと外を歩くなどして、
積極的に疲労回復させるほうがいいのです。

しかし、
やっぱり疲れを取るのは、
早寝早起きに限ります。
うちの連中も、
日々午後の9時30分には全員会社を出る、
とにかくしっかり決めて、
工夫して動かないとね。

10月12日「最初の10日間に力を入れる」vol.2557 
(2009.10.12[Mon])

現在うちの会社は、
「自分力&チームワーク力強化10日間」を実施しています。
勉強でも、
運動でも、
仕事でも、
スタート時に大切なのは、
それを「楽しい!」と思えるかどうかです。
楽しいと思えなければ、
いくら立派な努力目標を持っても、
「頑張ればできる!」なんていわれても、
ストレスだらけになっていきます。

なんでも身に付けようとしたら、
「最初の10日間」に力を入れる、
ということです。
最初の10日間だけは、
絶対に休まず毎日続ける。
たった、
10日間なのですから、
とにかくやってみる。
これはジョギングでも、
トイレ掃除でも、
読書でも、
ダイエットでも、
早寝早起きでも、
なんでもかまいません。
これは精神論じゃなくて、
10日間楽しく続けられれば、
しめたものなのです。
それも仲間と共に、
強制力に頼って。
知識としてではなく、
脳が快を感じていきますので、
比較的ラクに継続することができます。

勉強も、
運動も、
新しい仕事も、
趣味も、
変えたい何かも、
10日間続けてやってみれば、
なんらかの効果を体験できます。
そうやって脳と身体に「気持ちよさ」を刷り込むことで、
後々ラクすることができます。

10月11日「優先順位ではなく、とにかく思いついた順にやる」vol.2556 
(2009.10.11[Sun])

正直、
かれこれこの15年間、
スケジュール帳なるものを、
持ったことがありません。
また実は仕事の優先順位なるものも、
考えたことがありません。
ただ、
大切なことは覚えていて、
みんなに
「あれはどうなった?」
「これはどうなった?」
と問い聞いたり、
支持命令をします。

流れに身を任せている、
と言ってしまっても、
その意味が分からないと思いますので、
あえて言うとすれば、
「仕事をためない」ということを、
いつも意識しているといった感じです。

特に刺激の少ない日々の雑務などは、
一度ためてしまったら途端にやる気がなくなってしまう。
だから、
優先順位よりも先に、
「どうすれば仕事をためずに、
 テンポよくこなしていけるか」
を潜在意識に問い聞いていきます。
潜在意識に問い聞いていくということは、
順番も考えずに思いついた順にこなすということです。
リズムに乗って、
来たボールを打っていくような感覚で、
こなしていくのです。

こうするとテンポも上がっていくし、
なによりほとんど直感で動いてますので、
ストレスになりません。
結果、
驚くほど早く仕事を片付けられます。

また、
中途半端に優先順位をつけると、
それがノルマのように感じられ、
ストレスになったりします。
ノルマの嫌いななまけものの凡夫は、
思いついた順にこなすほうがいいですよ。

10月10日「やればできるはウソ」vol.2555 
(2009.10.10[Sat])

よく聞く言葉があります。
「やればできる!」
その気になればすぐにできる。
今は気分が乗らないだけで、
自分もいざとなったらやるし、
やればできるんだ・・・、という考え方。
一見前向きのようですが、
「やればできる」と言う人は、
自分の能力に過度な自信を持っているせいで、
ほとんど工夫をしません。
そして長続きしないか、
なんでも失敗のうちに終わります。
そして、
こんな失敗を繰り返していると、
頭の中は、
「なにかやる」
「失敗する」
「嫌な思いをして自己嫌悪に陥る」
という回路が出来上がります。
まさに負のサイクルです。
一方、
出発点が「凡夫(なまけもの)」であると、
自覚している人は、
途中で失敗する可能性ありと思ってますから、
まず必要な情報を集めて、
自分なりに工夫します。
そして少しずつ結果を出して、
自己評価を高めていきます。
自分は「凡夫(なまけもの)」なんだという強い自覚を持って、
工夫するクセをつけていきましょう。

10月09日「流される力」vol.2554 
(2009.10.09[Fri])

一般的には他人に流されるな、と言います。
他人の意見に流されるということは、
それだけ自己確立がされてない証拠であって、
もっと強い自己をもたねばならないなぞと、言います。

それはそれで分かるのですが、
本来「なまけもの」の僕たちは、
「あえて他人に流される」という選択肢の方が、
いいんじゃないかと思えますし、
それを「流される力」とでも言うのかもしれません。
うちのスタッフたちは、
この「流される力」の達人ばかりです。
だって、
僕の作ったカリキュラムやプログラムに従って、
みんな行動し、
目覚め、
気づき、
成長しているからです。

たとえば、
あなたが友人から、
「マラソンって面白いぞ。一緒に来年のホノルルマラソンでようよ」
と誘われて、「えっ?じゃあ、とりあえずやってみようか」と受け入れる。
これは形の上では友人の意見に流されたわけですが、
流されたことによって、
実に前向きな方向や新たな体験と感動を手に入れていくわけです。

一方、
他人に流されまいとして、
「いや、私はいいわ」と断るのは、
あまりいい選択ではないわけです。
他人の意見に流されることを意識しすぎると、
「なんでも断る人」になって自分の行動範囲も、
成長や体験も実にちっぽけなものになってしまうのです。
しかし、大切なのは他人の意見に流されるかどうかではなく、
自分にとって本当にいい選択ができるかどうかなのです。

何故か?
「なまけもの」は、
自発的に新しいことを始めるのが苦手だからです。
ですから、
誰かから誘いや、
頼みごとがあれば、
新しいスタートを切れる絶好のチャンスだと思って、
ひとまずその人の流れに乗ってみることなのです。

特に、
自分がこれまで考えもしなかったような流れ、
自分と正反対の流れには、
未知の可能性が沢山眠っています。
他人の力を借りることで、
新しい自分を発見していきましょう。
きっかけは他人であろうと、
実はどちらでもかまわないのです。
いい選択さえできれば。

10月08日「なまけものであることを、まず認める」vol.2553 
(2009.10.08[Thu])

僕は、
自分のことを「なまけものである」と心底認めています。
「なまけもの」の深い自覚があるということです。

ただ、
気づいたのは、
「自分はなまけものなんだ」という深い自覚があるからこそ、
自分の才能を伸ばせてきたということです。

なまけものの深い自覚のない人は、
どうしてもずるずると堕落型になっていくのです。

「なまけもの」と言うと抵抗があるかもしれません。
ただ、人は自分の弱みに気づいたとき、
そして生きるいのちの時間が限られていることに気づいたとき、
必ず死んでいかなければならないという宿命に気づいたとき、
はじめて「工夫」を考えます。

工夫とは、「マイナス」から生まれてくるものなのです。
僕は怠けぐせという資質を自覚しているからこそ、
工夫します。
そして、
気がつくと工夫することが習慣となってしまっています。

一方、意志が強くて決めた事は何があってもやり遂げれる人は、
工夫なんて考えません。
正面からぶつかっていけばうまくいくので、
気合や根性や努力で乗り切ろうとするのです。

また、
これはよく誤解されることですが、
怠けるということと、
サボるということは似て非なるものです。
サボるということは、
目の前の問題をごまかし逃げることです。
そのためいつか余裕がなくなり、
結果的に怠けられなくなってバカを見ます。

しかし「なまけもの」を深く自覚すると、
物事から逃げようとはしなくなるし、
工夫が習慣になるので、
ラクができるようになります。

「なまけもの」という言葉のイメージに惑わされず、
かっこ悪いじゃん!と思うのではなく、
自分が「なまけもの」であることを率直に認め、
賢く怠ける方法を探っていきましょう。

今、まさにうちの会社でやっていることは、
「内発」と「外発」のコラボレーション、
短時間でいかに集中して付加価値の結果を出し、
余暇を使ってリフレッシュするという、
「なまけもの」の工夫のなにものでもありません。

10月07日「凡夫には工夫という武器がある」vol.2552 
(2009.10.07[Wed])

@「有能な凡夫」プロジェクトリーダー・組織のトップ
 自分が怠けるために部下の力を最大限に活用し、
 いかに効率的かつ教育的に成果を挙げるかを常に工夫している。
A「凡夫の働き者」マネージャー・組織の2や幹部あたり
 自分自身が勤勉に働くので、部下を率いるよりは補佐役に回るほうが力を発揮する。
 ただ人に任せるのが苦手で、全部自分が取り組んでやってしまうので、
人を生かしたり育てる工夫がないが、勤勉タイプ。
B「無能な凡夫」よくいるスタッフ
 自ら考えようとしないめ、ただ上司の指示命令をそのまま実行するに常に留まっている。
C「無能な凡夫の働き者」組織に不要な幹部やスタッフ
 過ちに気づかずに実行し、さらなる過ちを呼び込み続ける。自意識が強く、
 外発的動機を嫌い、自己中心的に振舞おうとする。 

以上の内容を見てもらったらよく分かると思うのですが、
働き者であることは、必ずしも利点ではないということです。
むしろ「工夫」「智慧」という武器を持ったなまけ者の方が有用な存在なのです。
僕は典型的なたまけ者の凡夫です。
意志は弱いし、コツコツ努力を積み重ねていくなんて、
絶対に飽きてしまってできません。
しかし幸いなことに、
僕には自己成長したいという欲求がありました。
そこでなまけ者の凡夫でありながら、
工夫や智慧を使って、
短期間で効率的に最大限の結果を生む方法を、
徹底的に考えてきました。

人間はただ勤勉だけでも駄目。
なまけものだけでも駄目。
自他共に短期間で効率的に成長できるという工夫、
バランス感覚や今必要なポイントを見抜く、
ありのままの純粋目と智慧が必要なのです。

10月06日「人生や仕事には内発も外発も両方必要」vol.2551 
(2009.10.06[Tue])

凡夫の自覚とは、
頭でそのことはいいことと理解していても、
「続けられない」「始められない」「やめられない」です。
まず「始められない」最大の理由は、動機付けです。
この動機付けには強制力のある「外発的」と、
自身からやる気が起ってくる「内発的」の二種類があります。

ただねえ、
凡夫にはこの二種類の両方がいるのです。
意思が強い人間なら自分で課したノルマでも守れますが、
そもそも意思の弱い本来なまけものの僕たちにとって、
自分を律するなんて、
そもそもできないと考えていた方がいいと思います。
ダイエットで走るといいながら、
一人で何日続くことやら・・。

そこで、
なんらかの強制力を「外部」から持ってきます。
意思の強さに関係なく、
「やらざるをえない仕組み」を、
自分の外側につくってしまうのです。
この仕組みをつくってしまうのが、
組織プロの管理者だし、
智慧のある人といっていいです。

つまり、
始めるための「動機付け」を自分の内側から、
続けるための「強制力」を外部から持って来て、
両者をブレンドさせる。
こうすると物事はうまくいくようになります。
もう一度言っておきます。
内部からの「動機付け」と、
内部からの「強制力」(自己ノルマ)で動けるのは、
意志の強い努力家、自力聖道を歩める鉄人だけです。

僕たちのような意志の弱い凡夫は、
内部からの「やってみよう」という「動機付け」と、
外部からの「どうしてもやらざるをえない」という「強制力」を、
組み合わせないと、とてもじゃないと続きません。
組織に入ってルールや規律を守るということ、
社会的に評価されながら自己管理して生きるって、
凡夫である僕たちには実に大切なことなのです。
そうじゃないと、
内発だけで動いている人は、
ただのなまけもの、
自己中心的なままで人生が終わってしまいます。
それじゃあ、
仏さんの願いとは程遠いということになってしまいます。
人生にも仕事にも強制力は絶対に必要なのです。

10月05日「今日することは二つだけ」vol.2550 
(2009.10.05[Mon])

僕が一日心がけていることが二つあります。
それは、
「明日やろうと思っている」ことを今日やる。
これは意識してやらないと、
「明日やるんだから、今日やらなくてもいいじゃん」
「明日になればやるよ」
と思う心が起こってくるので、
結構流されてしまって「まあ、明日・・」、
になってしまうのがよくあるパターンです。
「随分かかりそうだよね」
「一週間以内にやります」
「今月中にやります」
ということよりも、
「明日できるから」
ということを今日やる方が実は難しいです。
だから、
「明日やろうと思っていること」をまず書き出すことです。
そして「よしっ、やっとくぞ」
って即動く。
これがあなたの処理能力や問題解決のスピードを、
飛躍的にアップさせます。
そして次に、
「いつかやろうと思っている」ことを今日やる。
僕は、
現在ホームページを製作管理してくれている、
HのNくんに、
早朝電話します。
いつも彼にしたら、
「えっ?こんな時間にまたっ!」って思ってるかもしれない。
その内容は、
「いつかやったらいい」と思っている内容ばかりです。
いまどき処理能力の遅いパソコンに出合うと、
待てません。
開くのが遅いホームページや、
バナーはキャンセルされます。
それと同じように、
処理能力の遅い人は現代の社会や、
職場環境では物凄くデメリットです。
「早くしますから」
と言いながら、
できない人にチャンスはまわってこないし、
ツキもやってきません。
別にプレッシャーをかける必要はありません。
今日やっておくことは無限にあるわけじゃないのです。
たった2つだけ。
「明日やろうと思っていること」
「いつかやろうと思っていること」
です。
意識しなくてもできることは、
ほおっておいても大丈夫だからです。

10月04日「組織の強みと弱みを知る」vol.2549 
(2009.10.04[Sun])

組織運営するリーダー、
またはスタッフは、
組織を強化したければ、
徹底的に強み・弱みを分析して下さい。
そうすればも
組織強化の目的の半分は完了します。
後は、
それを活用して、
補給する戦略、
戦術、
改善計画を立案し、
それに基づいて具体的な行動計画に従って、
実行していくだけです。

10月03日「正しい組織とは」vol.2548 
(2009.10.03[Sat])

正しい組織って一体どういう組織なのでしょう?
1年齢・性別・国籍・出身・役職・立場は関係なく、
差別なくどのスタッフも大切にしている。
2組織の中で一番指導力と魅力があり、一番組織のことで苦労し、
知恵と愛と志がある人がリーダーとなって、
スタッフをビジョンやミッションの方向へ教え導いている。
3スタッフにとっていいことは、前例がなくてもすぐに取り入れる。
4スタッフ間で上下関係なく自由に意見が交換できる。
5チャレンジしている人、
また新しいことにチャレンジして失敗した場合でも常に周りがサポートしている。
6教育性が強く、大人の学校的な要素が強い。
一言で言うと、
正しい組織とは、
スタッフが伸び伸びと頑張れる環境を整えてあげることになります。
つまり組織内外の人を活性化することが、
正しい組織であると言えるでしょう。
そしてなにより、
そういう組織には強いリーダーシップと使命を持った、
強いリーダーが必ずいるということです。
そうでない場合は、
やがて組織は自分の食いぶちを得るためだけの、
小我の集団になっていきます。
そういう組織はいい時は自分の都合が満たされていいのですが、
志もないし、
強力なリーダーもいないので、
波風が来ると、
実に脆くバラバラになっていきます。

10月02日「自己成長なくして指導力・育成力は身につかない」vol.2547 
(2009.10.02[Fri])

指導力や育成力をつけようと思えば、
スタッフ一人ひとりを大事に思い、
組織でリスクの高い仕事に積極的にチャレンジし、
苦労して人間的に成長していくことです。
やはり人間的に苦労してない人には、
魅力が出ません。
魅力のない人には、
人はついてきません。
組織で苦労するということは、
自分のことだけでなく、
人のサポートができること。
フォローができることです。
組織にはいろんなタイプの人がいますから、
好き嫌いもあるかもしれない。
ただそういった好き嫌いが表に出る人は、
指導力や育成力は身につきません。
感情に左右される人は逆に人を傷つけてしまう。
そうじゃなくて、
いかに多くの人を受け入れ、
包み込み相手を勇気づけられるのかが、
その人の魅力を決めてしまうのです。
だから常に自己との戦いが必要です。
立場や能力面で上だから、
経験や知識があるからというのでは、
人はついてこないし、
説得力がないし、
人の心に言葉が届いていきません。
要するにどれだけその人が相手のために思って行動し、
相手を楽しく成長できる方向に導けるかなのです。
そうすることで指導力や育成力はつくのみならず、
自らの人間としても大きく成長していけます。
人間的に成長するためにも、
意識レベルが高まるためにも、
指導力や育成力がつくよう組織で大いに苦労して下さい。

10月01日「伸びてる組織のスタッフの共通点」vol.2546 
(2009.10.01[Thu])

伸びてる組織、発展している会社のスタッフには絶対的な共通点があります。
1あいさつがきちんとできる。
2元気と活力がある。
3笑いがある。
4作業にメリハリがある。
5行動がテキパキしている。
6先輩や上司に敬意を払ってる。
7電話応対が早く、的を得ている。
8訪問者への対応が親切・丁寧。
9一つひとつの言動が真剣。
10ホウレンソウが徹底されている。
11頼まれたら「ハイ」ですぐやる。
12言動がプラス。
13生産性や、コスト意識が高い。
14「ありがとう」の感謝の言葉が多い。
15時間に厳しい。
16自己管理ができている。
17職場は自己成長のための学校であると理解している。
18仲間に対してサポート力があり目標に向ってチャレンジしている。
19心がオープンである。
20礼儀正しく、筋を通す。

以上です。
これらは仕事のできる人の定義と何ら変わりません。
つまり、
伸びている組織では、
こういったことが職場教育によって、
当たり前のように出来るようになっていきます。
逆に、
もしあなたの組織でほとんどのスタッフがこのようになっていなければ、
組織にもスタッフにも問題があるし、
いくら今繁栄しているように見えても必ず減退していきます。
逆に今は厳しい状況であっても、
このような雰囲気の組織であれば必ず発展していきます。
その組織や企業の未来を知りたければ、
組織の雰囲気、具体的にはスタッフの言動ですぐわかります。


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