「御蔭様」2/8(土)
今回の社報「早春の風の表紙の文章を考えていましたら、
やっぱりこれしかないなという内容が浮かんできました。
それは「御蔭様」でした。
「御蔭様」
「おかげさま」という感じは「御蔭様(御陰様)」と書きます。
他人から受けた助力や親切に対して、感謝の意を込めて
言う言葉だと一般的には説明されています。
漢字の蔭・陰(かげ:隠れた場所、物のうしろ)の文字が使
われているので、自分が認識している特定の相手への
感謝ではありません。
よく私たちは何か都合がよいことがあると「おかげさまで」と
言いますが、実は自分が気づいていない多くの援助してく
れている存在が陰にいて、自分が「生かされている」ことへ
の感謝を表す言葉だと感じます。
自分が気づいていない感謝すべき相手を知ることは、と
ても難しいことです。陰に隠れているからなのか、自分が
鈍感なのか、気づいてはいても認めたくない、感謝する気
にはなれない、などと自分の恩人に真からは気づけない
のです。
ただ、隠れた大恩人は誰にでもいます。もしいなければ
私たちは生きていけませんし、仕事も、生活もしていけ
ません。今、自分が生きているということは、影で誰か
が「支えてきてくれた」のです。
それは誰なのでしょう?
人間は愚かな面がありますから、自分を陰で支えて
くれる存在を亡くして初めてその存在の大きさに気づ
かされます。
蔭で支えてくれる存在が生きている人間の場合、その
人が亡くなって初めて、その存在の大きさを深く認識
できることになります。自分の人生のひと時に関わって
くれて支えて頂いたと、その人の死をもって初めて素直
にその有難さを思い知ります。
昨年の11月、部下の女性の60歳の弟さん(病院のレ
ントゲン技師)に末期癌が見つかり、余命一年の宣告
をされます。しかし、癌の進行は思いのほか早く、
12月22日に家族に看取られてこの世を去っていかれ
ました。
私はお寺の住職でもあるので、弟さんを亡くされた
部下の依頼によって「お通夜」「お葬儀」、そして私が
住職を務めさせて頂いてるお寺の納骨堂への「納骨」
(お父様のお骨も入られている)、そして「四十九日の
法要」を会社の仏間で有志の社員たちと共にお勤め
させていただきました。
故人には離婚された奥様と20歳と22歳の二人の
男の子の子どもさんがいらっしゃいました。離婚され
てはいましたが、部下の姉や89歳になるお母さん
と共に最後まで献身的な看病をされました。
無口であまり感情を表に出されない弟さんでいらっ
しゃいましたが、癌の痛みと闘いながら、家族の大き
な愛に包まれて大安心でこの世を去っていかれました。
まさしく部下の弟さんの「御蔭様」は共に一つの屋根
のもとで生活していた姉と年老いた母であり、離婚し
て離れ離れではあったけれど、いつも心の中には生
きる支えとなってくれていた妻や子どもたちだったのです。
部下である故人の姉より、末期癌で君津中央病院
に入院してから弟さんが臨終に至るまでの弟さんや
ご家族との関りや態度を聞きながら、はっきりとご
本人の「御蔭様」は誰であったのか気づかれた様子
を感じ取れました。
このように末期癌になってでも、生きている間に
「御蔭様」に気づき、感謝出来ることは稀有な事
であり、素晴らしいことです。
御蔭様に気づくためには、自分が今「生かされて
いる」という原点からの視点で、感謝の心で周りを
眺めていくことがとても大切な事なのだと深く気づ
かされた出来事でした。
という内容でした。
あれこれ考えても出てくるのはこれ。
本当にこの出来事は私にとって真剣に自分自身立ち止まって
振り返りなさいという、仏さまからのご催促であったような気が
しています。
それに気づけただけでもありがたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・
さて今日はノースフェイスのリュック洗いと、
マウンテンパーカーの家庭洗いを紹介ます。
バッグは床に置いたり、色々なものに触れたりしますから、知らない
うちに汚れが付いています。
こまめに拭き取って、早いうちに汚れを取っておきたいですが、酷く
汚れてしまったら、全体を洗います。
では、今回は、ノースフェイスのリュックを洗います。
毎日背負って歩いているリュックですので、かなり汚れています。
洗面器に水を入れて、液体の洗濯洗剤をキャップ一杯溶かし、
洗濯用のブラシに付けます
そして、汚れているところをゴシゴシ擦って汚れを取ります
リュックの上側やサイドは汚れが激しいので念入りに擦っておきます
背中やベルトは汗がたくさん染み込んでいるので、たっぷり洗剤を
付けておきます
残った洗剤は水の中に入れて、
手でザブザブと洗います
汚れが激しい時は、30分くらい漬け置きします
水でしっかり濯いで脱水し、ハンガーに吊るして乾かします
リュックが大きくて脱水できないときは、バスタオルで水を拭き
取って
中が乾きにくいですから、しっかり拭き取ります
リュックの素材自体は乾きやすいですが、背中やベルトのパットが
水を吸っているので、そこが乾けば出来上がり
全体に明るくなった気がします
こうして比べてみると、かなりきれいになっています
黄ばみも取れて
染み込んでいた汚れも取れてすっきりしました
次はマウンテンパーカーを洗ってみます
こちらもリュックと同様に、毎日着て歩いているので、袖などに
黒い汚れがたくさん付いています
こちらも洗面器に水を入れて液体の洗濯洗剤を溶かしますが、けっこう
染み込んで取れにくい汚れなので、水を少なめにして、濃くします
ブラシでゴシゴシ擦って汚れを落とし
取れない汚れは手で揉んでみます
残った洗剤を水に入れ
パーカーを洗濯機に入れて、
5分程洗います
脱水したら、ハンガーにかけて乾かしますが、ハンガーは肩幅の
合った、厚みのあるものを。
素材がゴアテックスで、貼り合わせてある素材ですから、タンブラー
乾燥すると、剥離しやすくなります。大きなシワを取るのに、軽く数分
回すだけならいいですが、長く着用したければ、ハンガーにかけて乾
かした方がいいです
洗う前は、黒ずんだ汚れがありましたが
全体にきれいになって、ワントーン明るくなった感じです
ファスナー横の汚れも取れて
首回りもきれいになりました
袖の汚れも取れています
袖口の汚れもきれいです
一番目立っていた袖の汚れも、かなり薄くなりました。
あまり強く擦れない素材なので、完全に取れない汚れもありますが、
黄色の明るさが蘇って鮮やかになりました
やっぱりこれしかないなという内容が浮かんできました。
それは「御蔭様」でした。
「御蔭様」
「おかげさま」という感じは「御蔭様(御陰様)」と書きます。
他人から受けた助力や親切に対して、感謝の意を込めて
言う言葉だと一般的には説明されています。
漢字の蔭・陰(かげ:隠れた場所、物のうしろ)の文字が使
われているので、自分が認識している特定の相手への
感謝ではありません。
よく私たちは何か都合がよいことがあると「おかげさまで」と
言いますが、実は自分が気づいていない多くの援助してく
れている存在が陰にいて、自分が「生かされている」ことへ
の感謝を表す言葉だと感じます。
自分が気づいていない感謝すべき相手を知ることは、と
ても難しいことです。陰に隠れているからなのか、自分が
鈍感なのか、気づいてはいても認めたくない、感謝する気
にはなれない、などと自分の恩人に真からは気づけない
のです。
ただ、隠れた大恩人は誰にでもいます。もしいなければ
私たちは生きていけませんし、仕事も、生活もしていけ
ません。今、自分が生きているということは、影で誰か
が「支えてきてくれた」のです。
それは誰なのでしょう?
人間は愚かな面がありますから、自分を陰で支えて
くれる存在を亡くして初めてその存在の大きさに気づ
かされます。
蔭で支えてくれる存在が生きている人間の場合、その
人が亡くなって初めて、その存在の大きさを深く認識
できることになります。自分の人生のひと時に関わって
くれて支えて頂いたと、その人の死をもって初めて素直
にその有難さを思い知ります。
昨年の11月、部下の女性の60歳の弟さん(病院のレ
ントゲン技師)に末期癌が見つかり、余命一年の宣告
をされます。しかし、癌の進行は思いのほか早く、
12月22日に家族に看取られてこの世を去っていかれ
ました。
私はお寺の住職でもあるので、弟さんを亡くされた
部下の依頼によって「お通夜」「お葬儀」、そして私が
住職を務めさせて頂いてるお寺の納骨堂への「納骨」
(お父様のお骨も入られている)、そして「四十九日の
法要」を会社の仏間で有志の社員たちと共にお勤め
させていただきました。
故人には離婚された奥様と20歳と22歳の二人の
男の子の子どもさんがいらっしゃいました。離婚され
てはいましたが、部下の姉や89歳になるお母さん
と共に最後まで献身的な看病をされました。
無口であまり感情を表に出されない弟さんでいらっ
しゃいましたが、癌の痛みと闘いながら、家族の大き
な愛に包まれて大安心でこの世を去っていかれました。
まさしく部下の弟さんの「御蔭様」は共に一つの屋根
のもとで生活していた姉と年老いた母であり、離婚し
て離れ離れではあったけれど、いつも心の中には生
きる支えとなってくれていた妻や子どもたちだったのです。
部下である故人の姉より、末期癌で君津中央病院
に入院してから弟さんが臨終に至るまでの弟さんや
ご家族との関りや態度を聞きながら、はっきりとご
本人の「御蔭様」は誰であったのか気づかれた様子
を感じ取れました。
このように末期癌になってでも、生きている間に
「御蔭様」に気づき、感謝出来ることは稀有な事
であり、素晴らしいことです。
御蔭様に気づくためには、自分が今「生かされて
いる」という原点からの視点で、感謝の心で周りを
眺めていくことがとても大切な事なのだと深く気づ
かされた出来事でした。
という内容でした。
あれこれ考えても出てくるのはこれ。
本当にこの出来事は私にとって真剣に自分自身立ち止まって
振り返りなさいという、仏さまからのご催促であったような気が
しています。
それに気づけただけでもありがたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・
さて今日はノースフェイスのリュック洗いと、
マウンテンパーカーの家庭洗いを紹介ます。
バッグは床に置いたり、色々なものに触れたりしますから、知らない
うちに汚れが付いています。
こまめに拭き取って、早いうちに汚れを取っておきたいですが、酷く
汚れてしまったら、全体を洗います。
では、今回は、ノースフェイスのリュックを洗います。
毎日背負って歩いているリュックですので、かなり汚れています。
洗面器に水を入れて、液体の洗濯洗剤をキャップ一杯溶かし、
洗濯用のブラシに付けます
そして、汚れているところをゴシゴシ擦って汚れを取ります
リュックの上側やサイドは汚れが激しいので念入りに擦っておきます
背中やベルトは汗がたくさん染み込んでいるので、たっぷり洗剤を
付けておきます
残った洗剤は水の中に入れて、
手でザブザブと洗います
汚れが激しい時は、30分くらい漬け置きします
水でしっかり濯いで脱水し、ハンガーに吊るして乾かします
リュックが大きくて脱水できないときは、バスタオルで水を拭き
取って
中が乾きにくいですから、しっかり拭き取ります
リュックの素材自体は乾きやすいですが、背中やベルトのパットが
水を吸っているので、そこが乾けば出来上がり
全体に明るくなった気がします
こうして比べてみると、かなりきれいになっています
黄ばみも取れて
染み込んでいた汚れも取れてすっきりしました
次はマウンテンパーカーを洗ってみます
こちらもリュックと同様に、毎日着て歩いているので、袖などに
黒い汚れがたくさん付いています
こちらも洗面器に水を入れて液体の洗濯洗剤を溶かしますが、けっこう
染み込んで取れにくい汚れなので、水を少なめにして、濃くします
ブラシでゴシゴシ擦って汚れを落とし
取れない汚れは手で揉んでみます
残った洗剤を水に入れ
パーカーを洗濯機に入れて、
5分程洗います
脱水したら、ハンガーにかけて乾かしますが、ハンガーは肩幅の
合った、厚みのあるものを。
素材がゴアテックスで、貼り合わせてある素材ですから、タンブラー
乾燥すると、剥離しやすくなります。大きなシワを取るのに、軽く数分
回すだけならいいですが、長く着用したければ、ハンガーにかけて乾
かした方がいいです
洗う前は、黒ずんだ汚れがありましたが
全体にきれいになって、ワントーン明るくなった感じです
ファスナー横の汚れも取れて
首回りもきれいになりました
袖の汚れも取れています
袖口の汚れもきれいです
一番目立っていた袖の汚れも、かなり薄くなりました。
あまり強く擦れない素材なので、完全に取れない汚れもありますが、
黄色の明るさが蘇って鮮やかになりました
13:06, Saturday, Feb 08, 2020 ¦ ¦ コメント(0)