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2014年10月8日

「自分を変える」10/8(水)
今日は長女、輝香の20歳の誕生日です。


彼女の誕生日は、この5日の日曜日
家族全員で信楽先生のお葬儀に参列した後、
千葉へ帰る見送りの広島空港で、ちょっとしたケーキを食べて
家族でお祝いしました。


彼女も来年は短大保育科を卒業して
就職した保育園で保育士として「仏教保育」「いのちの保育」の道を
頑張って歩んでいくのでしょう。


実は、僕はお寺を離れて随分仕事に没頭していた時期があり、
娘との人間関係はとても希薄で距離感がありました。


広島の自宅に久々に帰って、娘や家族といっぱい話がしたい、
それもつまらない話でもなんでもいいから・・と思っていても、
いざとなると、根がシャイなので、本当の思いとは違って
父親の権威を振りまく「説教ジジイ」になってしまって・・・、
まあ、特に年頃の子は嫌がりますよね。


相手をコントロールしようとすればするほど関係は悪化します。
ということの繰り返しでした。


「人を変えたいなら、自分が変わる」。


古今東西、多くの偉人や本で言われてきた法則です。


相手を変えようとすればするほど関係が悪化する原因は、
相手の悪い部分にばかり意識が集中しているからです。


僕自身が家族に対する態度が
「あっ、これって違うよな・・・・。」と気づきはじめ、
悪いところばかり意識を向けていくことばかりをやめ、
彼女の本来もっているいい部分を
伸ばせるようにイメージしていきました。


自分が変われば、相手も変わります。


人間関係は多面体、人間はいろんな側面を持ち、
常に変化しています。しかも、環境に影響をすごく受ける生き物
です。だからこちらの出方次第で反応も変わります。


身内、特に家族の人間関係って、こちらの「思い込み」
が強くなると、どうしても悪いところばかりに目がいくものです。


そうではなく、「いつも、よく頑張ってるなあ」って
娘の長所に関心を持って、心から彼女の気持ちを聞こうと
努力して、娘を認めていきました。


そうすると、彼女のいいところが
いっぱい見えてくる。


当然、父親ですから、感じて伝えることは
はっきりと伝えていますが、以前の僕の心の状態や様子とは
今はまったく感覚が違います。


「人は変えられない。自分を変える」。



ということで、輝香、20の誕生日おめでとう。
これからも、お互いガチで!チャレンジして、
何があっても家族の絆を大切にして、常に前に向いて頑張っていこう!!


そして
いつも仏様や、ご先祖様たちに見守られていることを知って、
誰に対しても謙虚に、素直に、感謝して、縁を大切にして生きていけるよう
お父さんは心より願っています。

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なんまんだぶつ。
生かしていただいて ありがとうございます。

19:05, Wednesday, Oct 08, 2014 ¦ ¦ コメント(0)