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2018年 9月7日

「落とす、落とさない」9/7(金)
私はジーンズを買うと必ず色落ちさせるために、工房のドラム式洗濯機
に入れてデニム専用洗剤で10分らいガンガン洗い、すずき2回、脱水1回。
パンツトッパーでシワを伸ばして後は陰干し。


それから着用5~6回で一度ガンガン洗い。

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逆に色落ちをさせたくないジーンズは洗濯機の中にジーンズ専用洗剤を
入れ静止させた状態で20分。
すすぎ1回。脱水1回で1分。その後、パンツトッパーでシワを伸ばし、陰干し。

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他に、色落ちさせない場合は、洗濯機の中に塩と酢を大さじ1杯ずつかき
混ぜて、1時間ほどつけ置きします。
たったこれだけでそのあとに洗濯しても、色が落ちづらいです。


なぜこれだけでジーンズの色落ちが防げるのか?ジーンズはインディゴと
いう油分の多い染料で色をつけられています。しかし、洗濯用洗剤のほ
とんどは油分を落す性質を持つアルカリ性でできているので、そのまま
洗濯することで、インディゴ染料が落ちてしまいます。

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だから酸性である酢をあらかじめ入れておくことによって、洗濯用洗剤の
アルカリ性が中和され、染料を落としづらくさせます。また、塩に含まれる
塩化ナトリウムは繊維と染料の結びつけを強める作用があります。
そのため酢と塩を入れた水にデニムをつけて置くと、デニムの色落ちを
防ぐことができます。

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塩+酢につけ置きして洗ったものと、そのまま洗濯したものでは差が大
きく出ます。デニムの色味はキープしたいけど、汗等の汚れを落とし清潔
な状態で履きたいという人は、このやり方がいいと思います。


今回使ったものはジーンズ洗い専用の電解イオン水に漬け込みました。
効果としては、除菌、消臭、皮脂落し、汗や汚れを落とすお水です。当然、
インディゴの染料は落ちません。

P1180550

電解イオン水に漬け込んでいると水が全体的に黄色くなっていきます。
それはインディゴは青い色ですがインディゴは水に溶けにくいためそのまま
では染料として使えないため水溶性のロイコ体インディゴという物質に変化
させて染料として使います。これは黄緑色で、その中の黄色がアルカリ性の
水によく溶けるので、電解イオン水に染み出してくるわけです。

P1180552

染色はしっかりキープして汚れはバッチリ落とす、こいうのもありです。


●「まるぞう備忘録」より抜粋転載

とにかく日本人にここ数年突きつけられている課題は、
・自然とは畏れ敬うべきものであることを思い出すこと。
・今の便利で快適な現代生活はいつでも無くなると覚悟すること。
・そして便利で快適な生活が失われて生きていけるように備えの
準備をすること。
これです。

 ねえねえ、わかってる?日本人。大丈夫?ほらほら。と言われ
ながら、なんとか日本人の幸運で、一番被害が少なく(誤解のあ
る表現で申し訳ありません)一番「課題の効果」があらわれるよう
に、災害が手加減してくれているように思えるのです。


日本人がクリアしなければならない課題のレベルを500サイガイ
だとすると、311で昇華できたのが4サイガイぐらい。熊本地震で
2サイガイぐらい。今回の台風と地震で3サイガイぐらいでしょうか。
まだまだです。便利で快適なこの生活を「アタリマエ」」としている
日本人が圧倒的です。

今回台風と地震が重なって来た。もう勘弁してくれ。という気持ちの
日本人が多いなら残念ながらまだまだです。
便利な生活が失われた。不便で困る。何とかしてくれ。という嘆きの
気持ちの日本人が多いなら、やはり残念ながらまだまだです。
100点の便利生活が80点までレベルが落ちた。20点も減ったと
嘆くならまだまだです。


0点のレベルからみたら80点だって充分幸せ。ちょっと前の日本人
は0点生活でも逞しく生きていた。そのように日本人全体が思えるよ
うなら、日本人の課題500サイガイももっと大きく昇華できるのに。


日本の方々。早く気づいてくださいね。首都機能喪失や国家破産と
いう本当の大災害。本当にリアルな生活が0点になって思い知るの
ではなく。0点の視点でアタリマエの生活のありがたさに気づいてね。
0点の生活にいつ落とされても仕方ないという覚悟。0点の生活でも
生きていける非常の備え。この覚悟と備えで、本当のリアルな0点
現実は起こらないで済むから。アタリマエと思っているものが失われ
る。不満や愚痴の言葉にすると更に奪われるこの世の仕組み。
日本人みんなの意識が変われば、最小限の災害が続くだけで抑え
られるから。一蓮托生の舟の上。


もうこんなに災害続きで何とかしてくださいよ。日本おかしいよ。なん
て思っているうちは、次の災害は更にパワーアップするよ。だんだん
手加減しなくなるよ。
しかし日本人が意識の上で0点生活を覚悟して備えるのなら、そこで
終了。昇華しました。しかしいつまでも「なんでこんなに災害ばかり続
くのさ」と嘆くだけだと、リアルな0点生活が現実化するまで、災害の
厳しさは進んで行きます。まだあと490サイガイ以上残ってますから。
という空想小説でした。


おまけ(読者の方の声から)
==========
天災は忘れた頃にやってくる、油断大敵、備えあれば憂いなし。昔は
よく聞いた言葉でした。

自宅、道路、車、交通、水道や電気、トイレや食事、生活用品があるこ
と、命が今あること、家族が揃っていること、いつもと同じ街並みや景色、
普通に出掛ける朝、普通に帰る夜、お風呂、買い物…みんなの笑い声…
安全や、毎日の平穏無事もアタリマエと思って、安閑としていたらいけ
ませんね。なんでもないアタリマエの毎日は、本当に貴重です。

→日本人の多くがそれを思い出せるか。がこれからの鍵であろうと思
います。転載終了


現状への感謝がなくなったとき、本当にヤバイ方向に向かい出す人間
の持つサガ。心しておかなければなりませんね。

09:43, Friday, Sep 07, 2018 ¦ ¦ コメント(0)


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