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2019年11月7日

「人間まだまだ捨てたもんじゃない」11/7(木)
長野県の千曲川流域では、
台風21号に伴う豪雨により
河川が氾濫し大きな被害が出てしまいました。
  

ナチュラルクリーンチームの一員として
しみ抜きを担当しているファッションケアー明和の小池さんの
ところにも

 「なんとかきれいにして欲しい・・・」

と被災されたお客様が泥だらけになってしまった
大切な品物を続々と持ち込まれています。


泥がしみ込んでしまった繊維から汚れを取るには
何度も繰り返し水洗いを行う根気のいる作業になりますが、
何もかも浸水してしまったお客様の気持ちを考えると
今、自分たちにできることは、クリーニングで少しでも
思い出の品が甦るお手伝いしかない。
と、預かった品物を無料でクリーニングする活動を彼は始めました。   


その様子が長野のテレビ局に取材され、
地元の情報番組で放映されました。
(You Tubeでご覧になれます。)


番組内で紹介された
「結婚記念のウエディング衣装のクマのぬいぐるみ」も
泥水に浸かってしまい、汚れていましたが、根気よく洗いを
繰り返して、とってもきれいになっていました。


この様な大規模な災害が起こってしまったなかでも、
様々な支援活動が行われ、心ある人達からの助け合いが
自然発生しているのを目にすると、
わはは本舗の座長であるコメンテータ-が、


「まだまだ、人間も捨てたものでもないな・・・」


と感動を覚えていました。   


今回の、小池さんの素早い決断も、
ナチュラルクリーンチームの一員として本当に誇りに思います。


この泥汚れをきれいにしていくということは、とても根気のいる仕事なのです。
ブラシで汚れを落とし、洗っては濯いで脱水し、またブラシで汚れを落とし
洗っては濯いで脱水し、乾燥させて、また洗っては脱水するという単調な
工程を根気よく続けていきます。


東日本大震災の時、亡くなられたご家族の泥だらけの遺品の衣類を何度も
洗いましたから、小池さんのやっている愛情力に支えられた根気がとても
伝わってきます。


それも一人5点無償奉仕でやるのですから本当に頭が下がります。


テレビ取材の中で

 「困った時はお互い様ですから」 

 「自分たちで何かできるかと考えて泥汚れをきれいにすることを・・」


という言葉が自然に出てくる姿を見て、「そうだよなぁ・・・それがプロだよ」と
深く頷き、嬉しい気持ちがとても沸き上がってきました。


「がんばろう!長野」 ずくだせテレビ / SBC信越放送


18:14, Thursday, Nov 07, 2019 ¦ ¦ コメント(0)


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