「仕事の基本、生きる基本」5/5(火)
今年は「ヒルナンデス!」効果なのか? 昨年までの実績結果なのか?入荷
の品物が多いい。
お客様送付状には「知人の紹介」「口コミ」のご記入が多く、前年と比べて
新規顧客の入荷点数が大幅に増加してます。うれしいよね。だから、日々
全国から200点を超える品物の入荷が続いており、4月も、この連休もおよ
そ前年比130パーセントの伸びです。ここまで伸びれば嬉しいよ、やっぱり。
また、新宿伊勢丹メンズ館ウォータークリーニングが日々150~200点の入
荷で、それぞれの場所で、それぞれのスタッフが総出で、クリーニング品
の受付やチェック・検品に取りかかっています。真剣に。
ここまで入荷が多いと日々本当に戦争みたいなもので、覚悟や志が弱い
とすぐに惰性や泣き言に流されていってしまいます。そのために、うちの
姉さんであるマネージャーの法子さんがことあるごとに激を飛ばします。
その激とはまさにうちの「仕事の流儀」「仕事の作法」「仕事の基本」です。
それは実は「仕事」でありながら同時に人間がいかに己の「いのち」を生き
るのか。生かすのか、殺すのか。周りに与えるのか、奪うのか。素直に生
きれるのか、ごまかして要領よく生きていくのか。自身の「生き方」が問わ
れていくんです。
こういった逃げられない状態に入ると、個々の本性が出てくるので、まさに
この時とばかりに、自身の良心を選択するのか、自我を選択するのか、個
々の「生き方」が厳しく問われていきます。
こういうときは男性たちの踏ん張りは強い。弱くなっていくのが女性たち。
女性でも現場踏んできてるのは、違うけどね。まさに楽しんでる。
何かにつけて、仏さんに認められている。仏さんとと一緒。仏さんが、先祖が
・・見守っていてくれるんだ・・といただいていけば、違うんだけど、人間ってつ
い一人で頑張って生きてると思っているので人からの称賛をすぐに期待して
しまう。「すごいね」って。そう思い出すと、不足が出てくるのが人間の煩悩の
自己愛システムなんです。
そうではなくて、どんなに厳しい状況でも、自身の良心を選択していけば、自
然と心の根っこが磨かれていきます。強くなっていきます。まさに竹の節のよ
うに少々の困難が来てもしなりながら耐えていける強さが身についていきま
す。
その強さが凛としてその人の魅力となってを輝かせていくのです。行ったり来
たりですがそうやって少しずつですが、個々のいのちが磨かれていっているの
でしょう。
さて、昨日お客様から「納期一か月以上になった場合、汚れの激しいシミが
取れなくなってしまうのでは?」という質問がありましたので、そのことをちょっと
ここでお話しておきます。
日々入荷してくる品物の中には汚れの激しいものや、シミが付いているものも
多く、割合にするとそのような品物が全体の4〜5割はあるのですが、こうした
ものは、早く処置をしないと不衛生であり、時間を置くとシミが取れにくくなるこ
ともあるわけです。
ですから、汚れの激しいものは、入荷検品後、「これはちょっとぉ・・」というもの
や「急ぎ希望」と記入されたお品物は、まず全体を洗ったり、シミ抜きの検査を
行って、これからの洗浄やシミ抜き方法や作業工程を考えた内容で客様には
お見積りをお出します。
そして、お見積りをお知らせして了解を頂いた品物は、すぐにシミ抜きや洗浄
作業や色修正を開始しています。こうした「急ぎ」の品物で納期がおよそ1~2
週間ぐらい。
現在、この繁忙期の時期での納期は、およそ1カ月~了解を得た方は3~4カ月
とかなり時間をいただいていますが、品物が冬物ということもあり皆さんこころ
よく納期延長を了承して下さっています。
今年の傾向として同じお客様でもそれはそれとして、別件で急ぎのお品物が
何度も入ってくるケースが多く、お客様も品物の出し方が慣れてきていらっしゃ
る・・・、そんな感じがします。
とにかくこの時期は主力スタッフ全員、お休みも返上して一生懸命頑張ってい
ます。他のクリーニング会社に勤めていたパートのSさんが、「とにかく以前の
工場は埃っぽくて、荒っぽくて、汚かったです。それに比べて、ここは人の見え
ないところで正直に、丁寧に、どんなに忙しくても基本に忠実に仕事をやってい
て、とても気持ちがいいです」と言ってくれます。
それは全部、法子さんの厳しい「仕事の流儀」、「躾」のお蔭なのです。そうじゃ
ないと、みんな弱いからすぐ流される。だから本気でビシッと言ってくれる人が
いるのです。よく祖父が言ってました。「こわい人は優しい。優しい人はこわい」と。
「悪い事、天知る、地知る、人が知る」。だから人が見ていないところで正直に
基本に誠実に仕事をやっていかなければならない。ここのところを、どんなに
忙しくてもしっかり性根を入れてやっておかないと、後々とんどもないことが因
果の道理ですから返ってきます。
それはスタッフ同士の厳しいほどの「反面教師」というキーワードが、個々のス
タッフたちを育ててくれているような気がします。良いことは見習い、悪いことは、
あんなにならないと誓うということ。
とにかく毎日が筋書きのない面白いドラマです。何歳まで生きられるのか分か
りませんが、やはり死ぬまで洗い場に立って仕事していたいです。そこが自ら
の「いのち」を最大限輝かせながら、人さまの喜びのお役に立っているとストレ
ートに実感できますから。
お経の中にある「青色青光、黄色黄光、赤色赤光・・」ってそういうことだと思う。
自分がこの世に生まれてきて授かったこの「いのち」を自他のよろこびのため
に最大限生かし切るということ。これしか自身の「いのち」よろこびはないと思う
なあ・・。
そういう生き方をするということが、歎異抄の中のまさに「往生極楽の道」を歩
んでるってことだと思うし、どんなに大変なことがあっても、やはりそう生きたい!
と、煩悩ではない素の「いのち」は強く求めているしね。
少子高齢化の近未来。生涯現役を目指すべし。
うちの連中は、結局はなんだかんだあっても、みんなそう生きていくんやろけど。
とにかく、いかに良心に従ってふんばって、頑張っていけるか。
レジュイールさんのような、本当はゆとりの道も選択できるのですが、うちの性に
やっぱりそれはあいません。やはりそうじゃなく、スゴイ入荷と共に、みんなアスリ
ートのように「踏ん張る」そして「心の根っこを強くする」そこんところを問われてい
ます。
の品物が多いい。
お客様送付状には「知人の紹介」「口コミ」のご記入が多く、前年と比べて
新規顧客の入荷点数が大幅に増加してます。うれしいよね。だから、日々
全国から200点を超える品物の入荷が続いており、4月も、この連休もおよ
そ前年比130パーセントの伸びです。ここまで伸びれば嬉しいよ、やっぱり。
また、新宿伊勢丹メンズ館ウォータークリーニングが日々150~200点の入
荷で、それぞれの場所で、それぞれのスタッフが総出で、クリーニング品
の受付やチェック・検品に取りかかっています。真剣に。
ここまで入荷が多いと日々本当に戦争みたいなもので、覚悟や志が弱い
とすぐに惰性や泣き言に流されていってしまいます。そのために、うちの
姉さんであるマネージャーの法子さんがことあるごとに激を飛ばします。
その激とはまさにうちの「仕事の流儀」「仕事の作法」「仕事の基本」です。
それは実は「仕事」でありながら同時に人間がいかに己の「いのち」を生き
るのか。生かすのか、殺すのか。周りに与えるのか、奪うのか。素直に生
きれるのか、ごまかして要領よく生きていくのか。自身の「生き方」が問わ
れていくんです。
こういった逃げられない状態に入ると、個々の本性が出てくるので、まさに
この時とばかりに、自身の良心を選択するのか、自我を選択するのか、個
々の「生き方」が厳しく問われていきます。
こういうときは男性たちの踏ん張りは強い。弱くなっていくのが女性たち。
女性でも現場踏んできてるのは、違うけどね。まさに楽しんでる。
何かにつけて、仏さんに認められている。仏さんとと一緒。仏さんが、先祖が
・・見守っていてくれるんだ・・といただいていけば、違うんだけど、人間ってつ
い一人で頑張って生きてると思っているので人からの称賛をすぐに期待して
しまう。「すごいね」って。そう思い出すと、不足が出てくるのが人間の煩悩の
自己愛システムなんです。
そうではなくて、どんなに厳しい状況でも、自身の良心を選択していけば、自
然と心の根っこが磨かれていきます。強くなっていきます。まさに竹の節のよ
うに少々の困難が来てもしなりながら耐えていける強さが身についていきま
す。
その強さが凛としてその人の魅力となってを輝かせていくのです。行ったり来
たりですがそうやって少しずつですが、個々のいのちが磨かれていっているの
でしょう。
さて、昨日お客様から「納期一か月以上になった場合、汚れの激しいシミが
取れなくなってしまうのでは?」という質問がありましたので、そのことをちょっと
ここでお話しておきます。
日々入荷してくる品物の中には汚れの激しいものや、シミが付いているものも
多く、割合にするとそのような品物が全体の4〜5割はあるのですが、こうした
ものは、早く処置をしないと不衛生であり、時間を置くとシミが取れにくくなるこ
ともあるわけです。
ですから、汚れの激しいものは、入荷検品後、「これはちょっとぉ・・」というもの
や「急ぎ希望」と記入されたお品物は、まず全体を洗ったり、シミ抜きの検査を
行って、これからの洗浄やシミ抜き方法や作業工程を考えた内容で客様には
お見積りをお出します。
そして、お見積りをお知らせして了解を頂いた品物は、すぐにシミ抜きや洗浄
作業や色修正を開始しています。こうした「急ぎ」の品物で納期がおよそ1~2
週間ぐらい。
現在、この繁忙期の時期での納期は、およそ1カ月~了解を得た方は3~4カ月
とかなり時間をいただいていますが、品物が冬物ということもあり皆さんこころ
よく納期延長を了承して下さっています。
今年の傾向として同じお客様でもそれはそれとして、別件で急ぎのお品物が
何度も入ってくるケースが多く、お客様も品物の出し方が慣れてきていらっしゃ
る・・・、そんな感じがします。
とにかくこの時期は主力スタッフ全員、お休みも返上して一生懸命頑張ってい
ます。他のクリーニング会社に勤めていたパートのSさんが、「とにかく以前の
工場は埃っぽくて、荒っぽくて、汚かったです。それに比べて、ここは人の見え
ないところで正直に、丁寧に、どんなに忙しくても基本に忠実に仕事をやってい
て、とても気持ちがいいです」と言ってくれます。
それは全部、法子さんの厳しい「仕事の流儀」、「躾」のお蔭なのです。そうじゃ
ないと、みんな弱いからすぐ流される。だから本気でビシッと言ってくれる人が
いるのです。よく祖父が言ってました。「こわい人は優しい。優しい人はこわい」と。
「悪い事、天知る、地知る、人が知る」。だから人が見ていないところで正直に
基本に誠実に仕事をやっていかなければならない。ここのところを、どんなに
忙しくてもしっかり性根を入れてやっておかないと、後々とんどもないことが因
果の道理ですから返ってきます。
それはスタッフ同士の厳しいほどの「反面教師」というキーワードが、個々のス
タッフたちを育ててくれているような気がします。良いことは見習い、悪いことは、
あんなにならないと誓うということ。
とにかく毎日が筋書きのない面白いドラマです。何歳まで生きられるのか分か
りませんが、やはり死ぬまで洗い場に立って仕事していたいです。そこが自ら
の「いのち」を最大限輝かせながら、人さまの喜びのお役に立っているとストレ
ートに実感できますから。
お経の中にある「青色青光、黄色黄光、赤色赤光・・」ってそういうことだと思う。
自分がこの世に生まれてきて授かったこの「いのち」を自他のよろこびのため
に最大限生かし切るということ。これしか自身の「いのち」よろこびはないと思う
なあ・・。
そういう生き方をするということが、歎異抄の中のまさに「往生極楽の道」を歩
んでるってことだと思うし、どんなに大変なことがあっても、やはりそう生きたい!
と、煩悩ではない素の「いのち」は強く求めているしね。
少子高齢化の近未来。生涯現役を目指すべし。
うちの連中は、結局はなんだかんだあっても、みんなそう生きていくんやろけど。
とにかく、いかに良心に従ってふんばって、頑張っていけるか。
レジュイールさんのような、本当はゆとりの道も選択できるのですが、うちの性に
やっぱりそれはあいません。やはりそうじゃなく、スゴイ入荷と共に、みんなアスリ
ートのように「踏ん張る」そして「心の根っこを強くする」そこんところを問われてい
ます。
17:25, Tuesday, May 05, 2015 ¦ ¦ コメント(1)