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2019年 1月30日

「良心と共に」1/30(水)
有名な物理学者
アインシュタインの発言とされる言葉に、

・「自分自身に対して誠実でない人間は、
他人から尊重される資格はない」

というものがあります。


これはいかに誠実に
自分の良心に従って生きているか?
ということを言ってるわけです。


毎朝、
散歩しているときにごみを拾って歩くのですが、
この時に自身の良心の働きというものを
いつも体験的に感じます。


それは、
絶対にごみを見逃さないというか、
小さなタバコの吸い殻でも、テッシュでも、
とにかく「おっ」と思うと、条件反射的に
体が動いてごみを拾っています。


ただ、
今事例として良心のお話をしていると、
そんなことは人に言うものじゃない。
黙って陰徳を積むものだ、
といったメンメの感覚が湧いてきます。


おお、
良心ってほんとうにそうです。
とても自慢とか自己主張を嫌います。

また、
それと同じように一日の自分を見ていても、
北子安庵での植物への水やりや、
工房の中での???と思えることなど、
やはりマナーとかエチケットに関することには
とても敏感になって体が動きます。


こういう時は
自身の良心と共に生きていると実感できます。


逆に、
悪い意味での怠惰な「まっいいか」が働くときは、
ダメですね。流されているというか、横着になっている
というか、こういう時の意識はとても鈍感で
自我にコントロールされています。


つまりエチケットやルールになんとなく
反することをしていても、良心の呵責が起こらなくなって
しまっています。


でも、本当の自分である自分は、
常に客観的に冷静に自分を見て、
すべてを知っています。


そして、この本当の自分が、
幸運も、運勢も、金運も、健康も、未来も、寿命をも、
すべてを采配しています。


この本当の自分が、
良心だからです。


他人に自分の言い訳を転換させているうちは、
自身の良心に反しています。
そうじゃなくて本当の自分を納得させる人ほど、
その人生は自由自在に成って行きます。
でも、本当の自分は中々、納得はしてくれません。
自分なりの精一杯の努力をして見せないと、
プレゼントをくれません。


自分の良心に目覚めて生きる。
このことがお念仏の真意だし、座禅の本質です。


どんな人生であろうと、日々、自分の良心に従って行動する。
自分の良心を発揮していく。この繰り返しによって、
喜怒哀楽の性に悩む自分の人生であろうと、
いつの間にか自分の運命は大きく好転していきます。


だから、
本当に一瞬一瞬が勝負だと思いますね。
安きに流されず、常に自分の良心に添って
前向きに生きていく。
他の人や周りへの配慮や
気配りを忘れずに心豊かに
生きていく努力をする。


本当は
人間関係や何かにつけて不器用な私は
日々、この繰り返ししかないですね。


後は、
ちょっしたことの中に
面白さとか楽しさを見つけるということ。
それと、完璧主義にならず、
何に対してもおおらかでいれること、かな。

17:16, Wednesday, Jan 30, 2019 ¦ ¦ コメント(6)