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2019年 8月28日

「人との喜びを深めたい」8/28(水)
今日は昨日放送された
「ライブニュース イット!
思い出の品物が蘇る達人が集まるクリーニング店-Part2-」
の録画を朝礼の後、スタッフ全員で観ました。


やはり技術がどうのこうのと言うより、
お客様がお持ちいただいた思い出の品物には
すべてその人なりのドラマがあり、
そのドラマがあるからこそ、
見事に蘇った品物をご覧になったお客様からは
感謝と感動と共に、その時が蘇っていく。


そんな姿を一人ひとりのお客様から感じながら、
「やっててよかった・・」という嬉しい気持ちが
全員味わえたのではないかと、
その場の雰囲気で感じ取れました。


そして久々にメンズプレシャスの編集者である
安里くんからいただいたメッセージを読み返しながら、
もって生まれた「おせっかい」さをさらに活かし、
人が喜んでくれる仕事を深めていきたいと
思いました。


中田さま 従業員の皆さま


この度は
取材で大変お世話になりました。


まずは、
ナチュラルクリーンさんに出会えたこと、
知ることで全てのイメージを払拭させられた。
そんな感想をおぼえました。


通常イメージしていたクリーニングのように、
事務的に素材のみで判断をし、
可否を問う。


汚れに応じた特別オプションなど、
結果的にはただ「洗いました」という事実のみで、
想像の域を出ないはずでしたが、中田さんの話を聞き、
実際に作業場を見せていただき、


「ここは、普通とは違うのでは?」と思い
期待に胸が膨らみ、
結果は想像以上のもので、
驚きの連続でした。


社会科見学のように楽しむことができ、
かつクリーニングの在り方、
洋服のあり方というものを
改めて考えさせられるそんな1日でした。


清潔に保たれている職場環境、
職人気質な人が多いのかと思えば、
実際にそうではなく、
純粋に服が好きであり、
おせっかいが大好きな方が多い、
つまり愛情深いところなのだなと。


過剰サービスのように
感じる一面もありましたが、
本当に好きだからこそできる、
当たり前のことなのだなと感じました。


普通にキレイになれば良い。
という感覚で預けたジャケットでしたが、
実際の仕上がりを見て、
持ち主でさえ気が付かないような
細かなほつれ部分など、
細部の繊細な所まで
本当にとよく見ているなと感心させられ、
買ったときのような輝き、
それこそ買った当時よりも
付加価値のある特別なものへと
格上げしてくれました。


1着に対する、
皆さんの熱量が凄いのだと思います。


中田さんをはじめ、
携わっている従業員の皆さんの意識の高さ、
勉強熱心な姿勢が伝わり、
失敗や改善を繰り返しながらも、
成長を続けて行く。


人の温もりとでもいうのでしょうか?
いろんな思いが込められているからだと思いますが、
仕上がりの全てに対し、
違いが現れているのだと
改めて実感しました。


定期的に行われている勉強会、
スーツづくりのこだわりでは
一目置かれている
ビスボークテーラー「デトーズ」の
水落さんの技術を
盗もうとする姿勢を拝見し、
ここまでするのか!と
驚きもありましたが、
それと同時に、
これならどんなものでも
安心して預けられるなと確信。


また、
知り合いの
ファッションスタイリストに、
特に何も言わず仕上がりを見せたのですが、
アームなどの立体感、
裏地のアイロン、
ラペルの仕上げなどの技術が高く、
これは本当に見事だ。
と。一見しただけで、
仕上げの違いを理解してもらい、
こんな汚れは普通じゃ
絶対落ちないよ、と。


ジャケットの素材が
とにかく柔らかく気持ちいいから、
技術的にかなり凄い。
という話になり、
特に仕上げの技術は
真似したいね、
なんて話で盛り上がりました。


編集の先輩から譲り受けた、
レザーとチェックのジャケットは、
経年変化や劣化により見るに耐えない姿でしたが、
譲り受けた想いを無碍にするわけにもいかず、
いろいろ試してみたものの
うまく行かず手をこまねいている
状態でしたが、
依頼をして本当に良かったと。


今まで知らなかったが故に、
損をしていたと思います。
レザーの補色、
仕上げどれをとっても完璧であり、
高すぎる技術に驚きの連続です。


本人に仕上がりを見せたのですが、
「まだもってたの?」と、
驚きもありましたが、
「大切にしてくれていてありがとう」と
感謝されました。


案の定、
「返してよ・・」となりましたが、
現在の所有者は私ですので、
丁寧にお断り。
10年20年と
時間をかけて作り上げていきたいと思います。


中田さんをはじめ従業員の皆様、
貴重な体験をさせていただき
ありがとうございました。


私のどうしようもない服を、
本当にファッション関係者なのか?
と疑いたくなるような
アイテムばかりだったと思いますが、
どれも完璧に仕上げてくださり
重ねてお礼申し上げます。


10年20年後に、
同じレザージャケットを持ち込んだ際は
よろしくお願いします。


小学館 MEN’S Precious編集部 安里昌悟

上司のKにはありのままを伝え、
思い入れのある品で洗いたいものがあるなら絶対に
依頼すべきであると強くおすすめしました。


・・・・・・・

安里くんの
ありのままの気持ちが素直に伝わってきます。


安里くんが持ち込んだ
ジャケットのビフォー&アフタ―

取材の内容について詳しくはこちらから


そして取材後の
MEN'S Preciousサイトはこちらです。

全国から依頼が殺到するクリーニング店には秘密があった!「ナチュラルクリーン」が起こす奇跡


洗いのプロと服のプロが手を組むとクリーニングに革命がおこる


プレス指導をいただいている水落さんのテーラーDittosのサイト

青山表参道Bespoke Tailor Dittos

11:23, Wednesday, Aug 28, 2019 ¦ ¦ コメント(24)