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2016年 7月28日

「死を忘れない」7/28(木)
法子さんから、
「代表、ちょっと○○まで連れて行ってくれない」と、
最近よく電話があります。


私はすぐ「いいよ」と言って、
仕事中でも他の従業員に仕事を任せて
喜んでアッシーくんを勤めます。


いつ死んでも
おかしくなかった法子さんの
アッシーくんになれるなら
これほど嬉しいことはありません。


そして買い物に付き合って、
買い物の荷物を持ちながら、
「ほんまに生きてるだけで丸儲けやなぁ。
生きてるってことってスゴイことだなぁ」
って感動してます。


自分もやがて死んでいきます。
ただ今、こうやって生かされている。
法子さんも生かされて生きている。
なんと有難いことなのか。


そう思いながら、
一生懸命生きている法子さんの
爽やかな姿を見ながら
ウッと胸が熱くもなります。


やがては誰もが
この世を去っていかなければならない。
自分が必ず
死ぬ存在だと意識しているだけでも、
どれだけ気持ちが楽になれるのか。
生きてることに感謝できるのか。


人間の悩みとは、
自分が必ず死ぬことを忘れているために
起こることばかりです。


死を忘れないで生きていると、
生きていることが当たり前じゃないと
思いながら生きていると
今できることきは、何でもすぐやろうと思って
行動するようになります。


また、自分の心に悪い点や、
過去の汚れがあると思えば。、すぐに素直な心に謝って
いくようになります。


老子は
「宇宙は必ず陰と陽という
二つがセットで生じる法則がある」
と示唆しています。


つまり、
この世があるから、あの世が存在するのは
あきらかだと言い切っているのです。


この世という
陽の世界だけで存在する方が
物質の安定という意味でもあり得ないのだと
言い切ります。


ということは
私たちって、
この世(陽の世界)という、
まだ「半分」を生きてるだけなのです。


そして後の「半分」
はあの世、陰の世界ということです。


この陰陽は一つ。
だからとせのような陽の世界を
生きるかによって、どのような陰の世界に
進んで行くのか゛分かります。


だからこそ、
自分の良心に沿って行き、
「これは違う」と思えばすぐに修正していく。
この継続によって、人は陰と陽の
永遠を生きることになります。


日々、
常に死を忘れない。
いつ死んでもよい準備をして生きる。


突然目の前で倒れ
すぐに救急車で搬送。
緊急のオペで大動脈解離手術。


それから集中治療室に移り、
そして個人病室に移り一か月半余り。
ただ、食べれない、眠れない・・・・。
やっと退院して現在は自宅療養へ。


法子さんの大病を
陰ながら見守りながら、
今を生きようとする日々の力強い姿、
そして一刻一刻自身のいのちを大切に生きようとする
謙虚でひたむきな姿を、いろんな場面で垣間見ながら
その姿にただただ教え導かれ感謝するしかなく、
今回ばかりは本当に性根が入りました。


今、ここ、私を生きようとする法子さんの
いのちにに感謝です。
そのいのちの恩に報いるための人生が始まった・・、
そんな感じがします。
すごく自然で嬉しいです。

12:51, Thursday, Jul 28, 2016 ¦


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