「卓越した技能者」9/27(木)
※男の着こなし最強メソッド「服は口ほどにものをいう」著:SHIPS顧問
鈴木晴生 より
今日はスーツ職人の鈴木さんのフルオーダー創作の第一日目。
まずは、「ここまでやるの?」と思えるぐらい細かいフィッテングです。
(鈴木誠二氏さん。:一級技能士・技能グランプリ3位、2位、優勝者。
その後2009年には厚生労働省から「現在の名工」に選ばれ、2014
年には黄綬褒章を受章されている。洋服作りの匠。NC専属アイロ
ンプレス技術指導者。)
その後、各部位のクセ取りのプレスの実地講習を。
ちなみに、鈴木さんからはアイロンプレス技術の指導のみならず、
次回からは君津工房で僕のスーツを毛芯を作るところ等から見せて
もらいます。つまり全行程をです。
匠のスーツの手縫い全行程を見ることによって、うちのスタッフ自身
が、よりスーツの中身が分かり、納得した立体プレスが出来るように
なります。次に進化できるので有難いです。
プレス部門は本格的に来年度から4年間、手縫いスーツの基本実
地を通して身につけていきます。
感想文
鈴木 尚学
超一流のテーラーの方から教わるプレス講習に参加させて頂いて、
地の目をいかにおろそかにしていたかがハッキリわかりました。
自分がプレスした品物を修正していただいたのでよく分かったのだと
思います。
「地の目、地の目」と以前から嫌というほど教えて頂いていたのに「ま
たかぁぁ」と思ってましたが、やればやるほど、自分の意識や技術の未
熟さに恥ずかしくなりました。それがしっかり出来て次に行けるのだと
思います。ですので、次回までにはみっちりやります。
また、自分の成長を通して、仕事を通して、何をするのか、という事
も学びました。ご縁のある方々に喜んでもらえるよう、しっかり自分自
身の人生を生きようと思います。まだまだ幼い思いですが、しっかり育
てていきたいです。
技術的にも精神的にも、やる事、目指すことは、たくさんあって、しか
もとても大きい。頑張りたい。
本日は、貴重な体験をありがとうございました。
プレス部門主任 及川 勉
お忙しい中、貴重な時間を設けて頂きありがとうございました。
「原点回帰」。基本に忠実に・・・、と゛こまで忠実にできるのかということ
を改めて、実感しました。
上手くいかないところか゛あると、あれこれと考え手を尽くしていくので
すが、複雑にさせずに、出来るまで基本通りということを、地の目通りと
いうことを、追い求めてやっていきます。
また、プレススタッフの渡辺とよ子さん、末武さんの課題と答えも見え
ましたので、2人に伝え地の目通しを実践していきます。
ありがとうございました。
12:20, Thursday, Aug 27, 2015 ¦ ¦ コメント(1)