「良い志を持つこと」5/27(水)
志(こころざし) の意味
こころ‐ざし【志】 の解説
1ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「志を遂げる」「事、志と異なる」「志を同じくする」「青雲の志を抱く」
心の持ち方。信念。志操。「志を高く保つ」
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2 相手のためを思う気持ち。厚意。「志を無にする」「お志はありがたいが、辞退します」
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3 謝意や好意などを表すために贈る金品。「ほんの志ですが、御笑納ください」
香典返しや法事の引き出物、僧への布施の包みの表に書く語。→寸志
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4 心を集中すること。注意。
「―はいたしけれど、…上の衣の肩を張り破りてけり」〈伊勢・四一〉
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5 相手を慕う気持ち。愛情。
「一夜のほど、朝(あした)の間も恋しくおぼつかなく、いとどしき御―のまさるを」〈源・若菜上〉
今日の早朝、
「昨日の夜、本音で伸ちゃんといろんなことを話をしたよ」と法子さんに話をすると、法子さんは「よかった。胸の中にあった重たいものがす~と流れて行ったと」涙を流して喜んでました。
彼のことを心底とても気にかけていたんでしょう。
後は良い志をもってこの休息の時期、次なる良いイメージを抱き多くのモノが生かされる、育まれる仕組みを具体的にあれこれと創造していくこと。
人間は何か人の為に尽くしたいと思っていると、同じように志を持つ存在が寄ってきます。その存在が自身を通してこの世に作用していこうとするし、良い志をもっていると良心が表面に発露してきて、人相も健康も良いモノに変化し生活環境も徐々に変化していきます。
ただ、本人の志が弱く悪い方へ変われば、元の状態に戻るのも早いです。
人間はイライラしたり、腹がったったり(私なんてしょっちゅう)、落ち込んだり、悲しんでも良いのです。
ただ、良くなりたい、良くしたいと思う志を決して無くさず前に向って歩み続けることが大事です。
良い志を持つ限りは、同じ成長を志す存在が寄ってきて援助していきます。
良い志を持ちながら、神仏や先祖を敬い、良い志の感謝の実践行為の磁気を現実に置いていくと、日々の自己内観によって細かい改善点を認識できるようになっていきます。
そして良い方向へ改善するための実践が繰り返されます。
そうすると良い志に向って良い変化が起こってきます。
良い変化が起こるということはスゴイことなのです。
本当に根本から良い方向へ変化していくということは稀有なのです。
そこには本気と良い志へ歩む道が必要なのです。
そこは感じ取り学んでいかないと自己本位な我流に流されたものが形づくられて行きます。
今はそのスタートラインに立っているということ。
法子さんの涙は「良い志」に戻ってくれことへの親心の感謝の涙であった、ということです。
「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもてそらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」。念仏の世界を積極的に生きるのが私たちの生まれてきた目的ですから。
06:39, Wednesday, May 27, 2020 ¦ ¦ コメント(10)