「愚者にて往生す」5/27(土)
早朝3時20分。
工房に着いたら、工房にもはや照明がついてました。
事務所に入ると、
及川が「おはようございます。終わりませんでした」。
「ええぞ、ボイラー炊いて」。
この繁忙期、
私から最終検品でダメだしばかりが出ますから
納期を守るためにプレスは徹夜だったようです。
朝少しばかり寝て、
また一球入魂じゃあありませんが
品物との一着入魂が始まります。
どんなに品物が多くなっても
手を抜かずに一着一着やっていくごとに、
踏ん張る力と自身の魂が磨かれていきます。
おお、朝食事当番が来たぞ。
NCの朝はとにかく早いです。
道場でストレッチと筋トレをした後、
4時15分から散歩へ。
気持ちよい早朝、
歩きながらいろんなことを考えるのですが、
今日考えていましたのは、私は親鸞聖人の教えを学べて
こういったリスクを背負った危機感と緊張感のある環境で
生きることができて本当によかったというか、そうじゃなかったら、
力もないのに、とんでもなく賢ぶった人間に
成り下がっていだだろう・・・おおっ恐っ。
真実に出遇えば出遇うほど、自分の本当の姿が知らされて
アホさ加減に頷けてきます。
だからこそ常に、仏さんと共に生きる道しかない。
すぐに横着になろうとする人間手だから、日々、真面目に生活しないと、
他の人たちのように正しく生きれない。
でも、人生を振り返ると、真実に出遇い、自分は愚か者だという「自覚」
こそが、自分を人並みの生活や生き方に導いてくれたことがよく分かる。
私はどっぷりお寺の中にいたら、
はたして日々の生活を振り返り本気で努力していたのか?
いいや、人さまには良いことは一いっぱい言ってても、
おそらくしていない。仏さんのお慈悲に救われて有難い
なんて、お説教でふそぶいて、念仏者を演じて
生きているに違いない。
ここみたいに、気を抜くとクレームが一気に来るし、
下手をすれぱそれがもととなって会社すら崩壊させるリスクや、
社員や家族を路頭に迷わす危機感
常に現実的な危機感とこういった緊張感は
お寺での生活の中ではまったく味わったことはなかった。
もし、私が大した人間だとか、他人よりも賢いと、
思っていたならば、その心には阿弥陀さんを思う事があっただろうか?
まず、なかっただろう。
日常の生活をここまで努力してたのか?
おそらくしていない。
「愚者にて往生す」。
自分は愚か者だと自覚するものこそ、
お浄土に還ることができる。
自分はたいしたことがないと
心底思えるほど、伸びしろは無限にある。
自分は完璧だ、たいしたもんだと傲慢心が出ればてるほど、
その人は勘違いして堕ちるしかない。
だから、
本当のことを教えて下さる
気づかしてくれている
亡き母のように温かいお心で見守ってくださっている
仏さんはいつも私を救って下さっている・・。
有難い。
こんなとを心底思えることがとっても有難い。
周りの美しい景観を眺めながら、
大きな深呼吸とともに胸いっぱいに新鮮な空気を
吸い込んみながら、そんなことを思っておりました。
気持ちよく。
ただ、また縁にふれれば
「おまえ、ふざけんなよ」
カチン!!!
とくる赤鬼が
私の心にはしっかり住んでは
おりますがぁぁ・・。
※明日は中学校の時の塾の恩師の四十九日のお勤めがあるため、
午前7時羽田発のANAで広島に帰ります。散歩は4時15分からいつも通り。
5時からお勤め。5時半会社発で羽田へ。
帰りは午後5時広島初のANAで8時25分東京着→7時過ぎに千葉に帰ります。
工房に着いたら、工房にもはや照明がついてました。
事務所に入ると、
及川が「おはようございます。終わりませんでした」。
「ええぞ、ボイラー炊いて」。
この繁忙期、
私から最終検品でダメだしばかりが出ますから
納期を守るためにプレスは徹夜だったようです。
朝少しばかり寝て、
また一球入魂じゃあありませんが
品物との一着入魂が始まります。
どんなに品物が多くなっても
手を抜かずに一着一着やっていくごとに、
踏ん張る力と自身の魂が磨かれていきます。
おお、朝食事当番が来たぞ。
NCの朝はとにかく早いです。
道場でストレッチと筋トレをした後、
4時15分から散歩へ。
気持ちよい早朝、
歩きながらいろんなことを考えるのですが、
今日考えていましたのは、私は親鸞聖人の教えを学べて
こういったリスクを背負った危機感と緊張感のある環境で
生きることができて本当によかったというか、そうじゃなかったら、
力もないのに、とんでもなく賢ぶった人間に
成り下がっていだだろう・・・おおっ恐っ。
真実に出遇えば出遇うほど、自分の本当の姿が知らされて
アホさ加減に頷けてきます。
だからこそ常に、仏さんと共に生きる道しかない。
すぐに横着になろうとする人間手だから、日々、真面目に生活しないと、
他の人たちのように正しく生きれない。
でも、人生を振り返ると、真実に出遇い、自分は愚か者だという「自覚」
こそが、自分を人並みの生活や生き方に導いてくれたことがよく分かる。
私はどっぷりお寺の中にいたら、
はたして日々の生活を振り返り本気で努力していたのか?
いいや、人さまには良いことは一いっぱい言ってても、
おそらくしていない。仏さんのお慈悲に救われて有難い
なんて、お説教でふそぶいて、念仏者を演じて
生きているに違いない。
ここみたいに、気を抜くとクレームが一気に来るし、
下手をすれぱそれがもととなって会社すら崩壊させるリスクや、
社員や家族を路頭に迷わす危機感
常に現実的な危機感とこういった緊張感は
お寺での生活の中ではまったく味わったことはなかった。
もし、私が大した人間だとか、他人よりも賢いと、
思っていたならば、その心には阿弥陀さんを思う事があっただろうか?
まず、なかっただろう。
日常の生活をここまで努力してたのか?
おそらくしていない。
「愚者にて往生す」。
自分は愚か者だと自覚するものこそ、
お浄土に還ることができる。
自分はたいしたことがないと
心底思えるほど、伸びしろは無限にある。
自分は完璧だ、たいしたもんだと傲慢心が出ればてるほど、
その人は勘違いして堕ちるしかない。
だから、
本当のことを教えて下さる
気づかしてくれている
亡き母のように温かいお心で見守ってくださっている
仏さんはいつも私を救って下さっている・・。
有難い。
こんなとを心底思えることがとっても有難い。
周りの美しい景観を眺めながら、
大きな深呼吸とともに胸いっぱいに新鮮な空気を
吸い込んみながら、そんなことを思っておりました。
気持ちよく。
ただ、また縁にふれれば
「おまえ、ふざけんなよ」
カチン!!!
とくる赤鬼が
私の心にはしっかり住んでは
おりますがぁぁ・・。
※明日は中学校の時の塾の恩師の四十九日のお勤めがあるため、
午前7時羽田発のANAで広島に帰ります。散歩は4時15分からいつも通り。
5時からお勤め。5時半会社発で羽田へ。
帰りは午後5時広島初のANAで8時25分東京着→7時過ぎに千葉に帰ります。
03:40, Saturday, May 27, 2017 ¦