「初心に戻れる」1/26(月)
昨日見れなかった「プロが唸るプロの仕事」を今日は録画で見ました。
「超高級クリーニング・・・えっ??このTさん、うちに見学に来た人でしょ。」
「えっ?着物のシミヌキのYのNさんに社長のIくんじゃない。」
「コメンテーターのKくん。久しぶりだよなあ・・。元気でやってるんだあ。」
と、知った人たちばかりがテレビに出ていました。
皆さん、切磋琢磨しながらしっかり技術を磨いてるのでしょう。
そういう意味ではうちも常に変化進化していますから、多分、以前ここを
訪れた皆さんは、うちに来られたらその変化内容にびっくりされると思い
ます。
これは、洗いも、シミ抜き、色修正も。
仕上げは来週から本格的に進化させていく予定です。
ということで、2月4日から6日まで3日間は「プレスの技術研修」です。
一緒に切磋琢磨するのはクラシコイタリアのサルトリア、空井くん。
彼は元ペコラ銀座で修業して、イタリアに渡ってイタリアクラシコ界の
カリスマ、アントニオ・パ二コの弟子とし修業します。
●ナポリのスーツ
ミラノのスーツが大量生産の既製品(プレタポルテ)なのに対して、
ナポリのスーツはオーダーメイド(ス・ミズーラ)が基本です。
サルトと呼ばれる仕立て屋が、丁寧に手作業で作っています。
その作業風景もまた独特で、型紙を一切作らずに生地に直接チョークで
書き込み、仮縫いをしながらオーダーした人の体型に合わせて
縫製していくというスタイルになっています。
こうすることによって、型紙を使って仕立てたスーツに比べ、
柔らかい雰囲気に仕上がるのだそうです。
ナポリのスーツを作る技術は、昔から継承されてきた
イタリアの伝統的な技法であり、一朝一夕で習得出来る技でありません。
「スーツはナポリ」といわれる所以は、こういった伝統技法の使いこなしの
素晴らしさから来ているとも言えるのではないでしょうか。
〜スーツマスターより抜粋〜
そして帰国後、アザブクラシコテーラーでアトリエを任され、
現在は銀座に自分の仕立て屋とお直しのアトリエを構える準備中です。
また、彼には夢があって、クリーニングとお直しと仕立てが出来る三位
一体の若手テーラー育成の学校を作って若いテーラーさんたちを地元
地域に根付かせてテーラー界を再建したいという強い希望を持ってい
ます。
僕自身、出身が行政の社会教育課の社会教育主事ですから、こういった
若手を育成する教育に関しての路線には凄く興味があって彼とはとても
話があいます。
また、彼の実家は広島のこだわりテーラーさんで、現在次男のスリーピー
スのフォーマルとドレスシャツ、そしてオーターメイドの靴をお任せしています。
何かと彼とは縁があって、今後の事業展開では彼のアトリエとはコラボして
いくことになっていくでしょうし、若手テーラーの育成ではクリーニングやケア
の理論と技術はうちが担当することとなるでしょう。
と同時に、彼の感性豊かな才能と高度なテクニック技術で、うちのマシーンと
ハンドプレスのよりよい融合を次のステップに移行させるためのテクニック指
導をしっかりお願いしています。
以前はNCもテレビや雑誌にかなり取り上げられた時期がありましたが、
その当時から比べると随分うちも変わったように思います。
正直言って、まだまだですが、探究する意欲は益々盛んです。
また、昨年から新たにとんでもないレベルの職人さんたちとのご縁が生
まれています。そういう人たちに限って、人の前に出てきて有名になって
いるような人ではありません。
どこでも落とせなかったシミをキレイに落としてくる。どこでもできなかった
色修正を見事に実現させていく。今まで経験したことのない職人さんたち
の技術レベルのダントツの高度さを目の当たりにする度に、「上には上が
いるもんだあ・・」とほんとうに驚愕し、初心にもどって謙虚に
学ばせてもらいたいという気が起こってきます。
上には上がいる。だから常に初心に戻れる。
いいです、そういうのが。
生かしていただいて ありがとうございます。
「超高級クリーニング・・・えっ??このTさん、うちに見学に来た人でしょ。」
「えっ?着物のシミヌキのYのNさんに社長のIくんじゃない。」
「コメンテーターのKくん。久しぶりだよなあ・・。元気でやってるんだあ。」
と、知った人たちばかりがテレビに出ていました。
皆さん、切磋琢磨しながらしっかり技術を磨いてるのでしょう。
そういう意味ではうちも常に変化進化していますから、多分、以前ここを
訪れた皆さんは、うちに来られたらその変化内容にびっくりされると思い
ます。
これは、洗いも、シミ抜き、色修正も。
仕上げは来週から本格的に進化させていく予定です。
ということで、2月4日から6日まで3日間は「プレスの技術研修」です。
一緒に切磋琢磨するのはクラシコイタリアのサルトリア、空井くん。
彼は元ペコラ銀座で修業して、イタリアに渡ってイタリアクラシコ界の
カリスマ、アントニオ・パ二コの弟子とし修業します。
●ナポリのスーツ
ミラノのスーツが大量生産の既製品(プレタポルテ)なのに対して、
ナポリのスーツはオーダーメイド(ス・ミズーラ)が基本です。
サルトと呼ばれる仕立て屋が、丁寧に手作業で作っています。
その作業風景もまた独特で、型紙を一切作らずに生地に直接チョークで
書き込み、仮縫いをしながらオーダーした人の体型に合わせて
縫製していくというスタイルになっています。
こうすることによって、型紙を使って仕立てたスーツに比べ、
柔らかい雰囲気に仕上がるのだそうです。
ナポリのスーツを作る技術は、昔から継承されてきた
イタリアの伝統的な技法であり、一朝一夕で習得出来る技でありません。
「スーツはナポリ」といわれる所以は、こういった伝統技法の使いこなしの
素晴らしさから来ているとも言えるのではないでしょうか。
〜スーツマスターより抜粋〜
そして帰国後、アザブクラシコテーラーでアトリエを任され、
現在は銀座に自分の仕立て屋とお直しのアトリエを構える準備中です。
また、彼には夢があって、クリーニングとお直しと仕立てが出来る三位
一体の若手テーラー育成の学校を作って若いテーラーさんたちを地元
地域に根付かせてテーラー界を再建したいという強い希望を持ってい
ます。
僕自身、出身が行政の社会教育課の社会教育主事ですから、こういった
若手を育成する教育に関しての路線には凄く興味があって彼とはとても
話があいます。
また、彼の実家は広島のこだわりテーラーさんで、現在次男のスリーピー
スのフォーマルとドレスシャツ、そしてオーターメイドの靴をお任せしています。
何かと彼とは縁があって、今後の事業展開では彼のアトリエとはコラボして
いくことになっていくでしょうし、若手テーラーの育成ではクリーニングやケア
の理論と技術はうちが担当することとなるでしょう。
と同時に、彼の感性豊かな才能と高度なテクニック技術で、うちのマシーンと
ハンドプレスのよりよい融合を次のステップに移行させるためのテクニック指
導をしっかりお願いしています。
以前はNCもテレビや雑誌にかなり取り上げられた時期がありましたが、
その当時から比べると随分うちも変わったように思います。
正直言って、まだまだですが、探究する意欲は益々盛んです。
また、昨年から新たにとんでもないレベルの職人さんたちとのご縁が生
まれています。そういう人たちに限って、人の前に出てきて有名になって
いるような人ではありません。
どこでも落とせなかったシミをキレイに落としてくる。どこでもできなかった
色修正を見事に実現させていく。今まで経験したことのない職人さんたち
の技術レベルのダントツの高度さを目の当たりにする度に、「上には上が
いるもんだあ・・」とほんとうに驚愕し、初心にもどって謙虚に
学ばせてもらいたいという気が起こってきます。
上には上がいる。だから常に初心に戻れる。
いいです、そういうのが。
生かしていただいて ありがとうございます。
19:53, Monday, Jan 26, 2015 ¦ ¦ コメント(0)