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2017年 7月24日

「現代人に必要な四つの格言」7/24(月)
これこそが現代人に必要な四つの格言

一、人間は、
自分で自分自身を励ましたほうがよいです。

二、そして、
自分で自らを反省させることをした方がよいです。

三、生きる人々よ、
自分で自分自身を守りなさい。自分をイジメるな!

四、そして、
正しい思いを持つように勤めましょう。

そうすれば、
誰もが浄土に行けるのです。
 
(原始仏典『ダンマパダ』第二十五章ー三百七十五番)

一、「自分で自分を励ましなさい」

自分の名前を呼んで「○○よ、頑張れ!」「まだまだ行け
るぞ!」「自分の弱さに負けるな!」。会社で家庭で辛いこ
とがあれば、自分で自分自身を励ましましょう。これは
自分が気づけない陰で発生している、自分自身をサポ
ート守護する現象をより強化してくれます。
逆に弱音や自己否定は陰の現象を引き寄せます。

※早朝と夕方、雨が降っても毎日法子さんと大道沢公
園をサポートを兼ねて散歩します。一年前の大動脈解
離の大手術で、彼女はまだまだ体力が十分ではありま
せん。ですから、キツイ坂では途中座り込んでしまいた
いこともあるようですが、必ず「法子、がんばれ。がんば
れ」と自分を励まします。これは仕事中でも疲れてくると
必ず、「法子、もうちょう。頑張れ、頑張れ!」と、自分を励
ましています。決して弱音は吐きません。いつも力強い
言葉に、逆にこちらが励まされます。


二、「定期的に、自分で自分を反省させなさい」

このような習慣を持つ人は、人生を無難に安定させるこ
とができます。災難除けにもなります。
今日寝る前に、
・今日一日の反省をすること。
・そして大事なのは、それでも生かされたことに感謝をし
て゛置く゛こと。

この二点の継続は、強力に明日からを変えていく原資と
なります。

※千葉に来て12年になりますが、朝の早い仕事場なの
で生活習慣がまるっきり変わって午後十時には布団に
入ります。もはや寝る時間が固定化されて十時過ぎると
起きておれないといっていいです。困るのは大晦日。
正直言って住職なのに、今はお寺の除夜の鐘まで持た
なくなってきました。それはそれとして、これは「なるほど」
と思いましたので、今日から寝る前の十分前は「・反省・
生かされたことへの感謝」をしっかりして電気を消すこと
にしました。


三、「自分で自分自身を守りなさい」「自分をイジメるな!」

普段から、自分で自分を励まし、自分をイジメないで、自
分の気を育てるのです。気の大きい人は、他人に安心感
を与えます。それは、本人が自分の生活で育てた、その
人の気の大きさの影響です。
自傷行為をするような人の気は、物凄く委縮しており、他
人には違和感、冷たい感じ、心配心を起させます。その人
のイライラ感は、他人にも伝染するほどです。

※これらは早寝早起き・整理整頓・掃除を心掛けて「生
活習慣」を正すこと。陰ながら道端に落ちてるゴミをひら
うこと。
人が活きることのサポートをすること。お客さんの期待に
応えれるよう最大限努力すること。やはり自分に対して
の継続した自分育ての努力が一番大きいと思います。
それも「おまえは、よくやってるよ」と自分を褒めてやるこ
とが。


四、「正しい思いを持つように務めなさい」

やはり人間は、常に自分で「正しい思考」を心掛ける生き
物なのです。
思考はいつも、逃避、暴走、虐待、色情へと勝手に進む
「生き物」だと思ってもいいです。定期徒的に、自分の思考
に「中立・中道」「常識」「道徳」という手綱をつけて引っ張る
ことが大切です。

釈尊は、以上の四つを「継続した」者はお浄土(涅槃)に行
きます、と断言されています。実践が自分に教え、先行を
導きます。

※まったくその通りです、常に正しい思いを持つということ。
これは本当に大変なことだと思います。私は意思の弱い人
間ですから、こういった緊張感があり、変化とリスクの高い
環境が一番適しています。自分の怠惰で傲慢な自我を抑
制し、思いを誠実で正直な方向に正していかないと、まさに
周りのスタッフたちやそのご家族、つまり会社自体を破壊
しかねないからです。常に自分を省みて自己抑制を迫られ
る厳しい環境ほど、その厳しい環境は浄土の道に通じると
感じています。念仏は動詞(実践)とは、まったくそういうこと
だと思っています。

柔軟 「釈尊の言葉」第三巻 谷川太一著より抜粋転載

17:12, Monday, Jul 24, 2017 ¦


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