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2016年 5月2日

「古伝」5/2(月)
≪古伝剛柔流拳法≫著:久場良男より抜粋

剛柔流予備運動
●後受身
胡坐の状態から後ろに倒れ、両手で床を叩いて体を守る、
目は丹田を見るようにして頭を守る、右かがとで相手の金
的を蹴るようにし、左足は自分の金的を守る。

●横受身
倒れた状態から体を捻り、両足を交差するように反転する、
左手で床を叩き、右手は金的をカバーする。右足刀で相手
の膝関節を蹴り、左足は引き寄せる。

●後受身から横受身へ
胡坐の状態から後受身へ入りかがとで金的蹴り、直ちに反
転し横受身から膝関節へ足刀蹴り。


沈身{シジミ}と浮身(ウキミ)
空手では浮身を嫌いますが、剛柔流の場合は浮身、沈身が
理解できないと突き、蹴り、投げ、取手を使いこなすことはで
きない。

●掌底前突き運動
これで浮身と沈身を学んでゆく。胸元から体を沈めながら掌
底を前に突き出す(沈身)、掌底を戻しながら浮かせる(浮身)。

●両手上げ、後掌底打ち運動
胸元から開掌の指先を合せるように上げて行く、体を下げなが
ら掌底で後方を打ち両手を握る。両手を胸元に戻しながら浮か
せる。(用法→サイファ―)   転載終了


以上は、「古伝剛柔流拳法」の予備運動です。
正直言って、私が学んだのは大学の組手中心の剛柔流です。
それも覚心塾本部とはまた微妙に違う、大学の先輩たちから
代々継承されてきたケンカ空手的な剛柔流でした。

ですからあらためてこの歳になって、空手のルーツである沖
縄剛柔流、古伝剛柔流を学びながら、「ああ、こういう意味が
あったのかあ」とか「こういう使い方があるのか」とか、目から
鱗の驚きの連続と新鮮な発見にとてもワクワクしています。

こういった予備運動は一見ストレッチ養成に見えますが型の
分解と密接につながっていて、これを十分にやらないと型の
分解に入れません。

ですから、これからの広島と千葉の稽古ではしっかりとこう
いう古伝剛柔流の予備運動等を取り入れて行っていきたい
と思っています。深まるねえ、技が。

それと、一般部はあらためて私がいなかった龍城拳友會の
自分の稽古をこれから取り戻すために「少年部の小学生」
たちが去ってスタートを切れたのだという、事の本質の部分
をよくよく理解認識しておいて下さい。

あのままでは、自分の稽古は本当のことろ正直出来なかっ
たでしょう。だからこれからが本当の自分の稽古、まさに白
帯からやり直すぐらいの気持ちで稽古に打ち込んでもらい
たいと思っています。その分教えますから。


※今日の羽田発4:55→広島着6:15。夜の稽古。
朝の稽古と法事に行って、帰りは明日広島発3:15→羽田4:40。

※仕事では日々200着以上のブランド品が入荷しています。
税理士さんから決算報告あり。経常利益14.9%、いいんじゃない。

10:34, Monday, May 02, 2016 ¦ ¦ コメント(3)